20日午前11時ごろ、東京電力福島第1原発事故の警戒区域に指定されている福島県浪江町で、
重機を区域外に持ち出すために許可を受けて入域していた50代の女性が倒れたと119番があった。
女性は救急車で同県南相馬市の病院に搬送されたが、午後1時に死亡が確認された。
政府の原子力災害現地対策本部によると、原発作業員を除けば、警戒区域に立ち入った人が死亡するのは初めて。
同本部によると、女性は同僚数人と事業者向けの立ち入り許可を受けて入域。
急に「気分が悪い」と訴えてトイレに入り意識を失ったという。
2012/03/20 20:33 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201203/CN2012032001001682.html