【教育】約7割の教師が「英語活動への指導に自信ない」 「できれば避けたい」と小学生必修化に戸惑う教師たち

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1ゴッドファッカーφ ★
小学校5、6年生で英語の授業が必修化されて1年が経とうとしている。カリキュラムに取り入れて
初めての年とあって、どの小学校も手さぐりでの授業のようだが、その取り組みはさまざまだ。

ある私立の小学校では低学年から週1時間、しっかり授業を行うところもあれば、公立の小学校では
外国人教師を招いて「英語遊び」を授業として行っているところもある。

■「年35コマ、週1回」が必修

2011年度から、小学5、6年生に年35コマ、基本的には週1回、英語の授業が組み込まれた。
文部科学省の学習指導要領によると、英語の授業はコミュニケーション能力を養うためであり、
英語の音声や表現に親しみ、外国の文化を学ぶことなどを目的としている。

英語の習得を目指しているわけではなく、たとえば子どもへの評価も英単語をいくつ覚えたとか、
どのような文法を用いればよいとか、「そういったことを評価するものではありません」
(文部科学省)という。

これまでの中学・高校での英語教育では「読んで訳すこと」が重んじられたが、これからの子どもたちは
「英語が生きた言葉である」ことを実感するところからスタートする、というのだ。

とはいえ、教育の現場で教師はとまどっている。そもそも、誰が英語を教えるのか――。
文科省の趣旨に従えば、ネイティブな外国人教師が求められているのかもしれないが、小学校には
英語専門の教師はいないのが通常だ。

>>2-10につづく)

▼J-CASTニュース [2012/3/17 10:00]
http://www.j-cast.com/2012/03/17125233.html?p=all