★三菱商事、「イラン産原油購入削減に関して決定していない」
日本の大手総合商社、三菱商事が、
「イランからの原油の購入削減に関して決定をとっていない」と発表しました。
ブルームバーグの報道によりますと、三菱商事の広報担当者は、「イラン産原油の輸入に関して、
日本の経済産業省から新たな指示が報告されるのを待っている」と述べました。
三菱商事の広報担当者は、「三菱商事はイランから原油と液化ガスを輸入し、
それを日本の製油所に供給している。三菱商事は、イランからの原油の購入削減に関して
決定を取っておらず、我々の契約は以前同様継続されるだろう」と強調しました。
この報告によれば、日本の製油所は、現在のところ、契約を見直すことはなく、
経済産業省の決定と指示を待っているところだということです。
枝野経済産業大臣はこれに関して、「イランの制裁に関して、アメリカ政府と
最終的な合意に至ったが、この合意の詳細を明らかにすることはできない」と述べました。
日本の外務大臣は数日前、日本がイラン産原油の制裁の対象外になることを明らかにしていました。
JX日鉱日石エネルギーは、日本の大手製油所で、日量3万3000バレルの石油をイランから購入しています。
この取引は三菱商事とイラン国営石油会社の間で行われています。
この報告ではさらに、日量8万3000バレルの石油を輸入し、三菱商事と契約を結んでいる
鹿島石油は、イラン産原油の購入に関する契約を延長しているとされています。
イランラジオ
http://japanese.irib.ir/index.php?option=com_content&view=article&id=26268:2012-03-08-14-07-37&catid=17:2010-09-21-04-36-53&Itemid=116