・教え子の女子児童に対する強姦と強制わいせつの罪に問われた京都・亀岡市の元小学校講師の
男に対し、9日、京都地裁は懲役20年の刑を言い渡した。
京都・亀岡市の元小学校講師・斎藤智由被告(32)。児童の保護者は「階段を上がっていく時に
お友達と...、お尻をこう触ったとか」、「嫌がっている女の子に触ったりして問題になった」と話した。
亀岡市の教育委員会によると、この小学校で被害に遭ったのは8歳と9歳の女子児童3人。
斎藤被告のクラスの児童の保護者は「もうそれは爽やかで男前で、言ったらイケメンというか。
親御さんたちも『先生イケメンよね!』みたいな感じで、かなり好印象でした。(そんなことする
ようには見えない?)全然、全くです」と話した。
さらに斎藤被告は、別の小学校で、当時11歳の女子児童に対して、12回にわたり乱暴したという。
斎藤被告は、女子児童の自宅に家庭訪問を装い、上がり込んでは児童の相談に乗るふりをして、
2人だけになる機会をつくっていた。
そして、別室に母親がいるにもかかわらず、犯行に及んでいたという。
斎藤被告は「絶対にお母さんに言ったらあかん。俺が学校を辞めさせられることになるからな。
お前の名前もさらされる」と話していたという。
被害を受けていた女子児童は、「最後は心が空っぽでした。しかし、被告人からされたことが、
あまりにも恥ずかしくて、これまで誰にも話すことができませんでした。それに、もし話したら、
お父さん、お母さんがずたずたに傷つくと思い、お母さんたちを悲しませるぐらいなら、自分が
我慢すればいいと思っていました」と証言した。
斎藤被告は、勤め先の学校が変わるたびに同様の犯行を繰り返していた。
被害に遭った女子児童の数は、3つの小学校であわせて5人にのぼる。
裁判で、「児童を対等な1人の女性であるかのように思ってしまっていた。やめようと思ったけど
どうしてもできなかった」と証言。
判決のあと、被害児童の保護者の1人は「わたしが死ぬまでは、判決がどんな形であろうが、
斎藤被告を許すことはない」と話した。(抜粋)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00218890.html ※ソース元に画像・動画あり。