米アップル社が新iPadを発表した現地時間7日(日本時間8日)、サムスン電子は韓国において「iPhone4S」と「iPad2」が
サムスン電子の持つ3項目の特許を侵害したとして、アップル社を提訴したことを発表した。中国メディアの捜狐網が8日に報じた。
サムスン電子とアップル社はオーストラリアやドイツ、オランダなどの国において、法廷闘争を繰り広げており、
両社の移動端末の主導権をめぐる争いが激化している。アップル社が2011年4月にサムスン電子が「iPhone」
と「iPad」のデザイン特許、登録商標を侵害したと提訴してから、両社の法廷闘争は10カ国で30以上の案件にまで拡大している。
アップル社は7日、従来より高精細な2048×1536ピクセルの「Retinaディスプレイ」を搭載した第3世代のiPadを、
米国や日本など10か国で3月16日に発売すると発表したが、サムスン電子は新iPadの発表当日に、
特許3件を侵害されたとする訴えをソウル中央地裁に起こした。
サムスン電子はアップル社がサムスン電子側の特許を侵害しており、特許料も支払っていないと主張した。(編集担当:及川源十郎)
サーチナ 【社会ニュース】 2012/03/09(金) 09:53
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0309&f=national_0309_026.shtml