福島県のある牧師が数十人を連れて韓国へ移民することを希望している。彼らはすべて牧師自らの教区民で、原発事故による被災者だ。
中国メディアの人民日報が報じた。
日本政府の関係者によると、牧師ともう1人の日本人活動家はこのほど、韓国の南西部にある全羅北道(チョルラプクト)地区を訪問した。
2人には土地開発業者も同行しており、彼らは福島県や韓国の済州島に似た土地を購入することを希望しているようだ。
牧師によると、数十人の教区民は自分たちの子どもが放射能汚染のない環境下で成長することを願い、安全な地域での生活を求めている。
また日本人活動家も「韓国の全羅北道は米作や畜産が中心となっている地域であり、福島県とよく似ている」と述べた。
牧師は帰国後に福島県関係者と交渉する予定だ。(編集担当:及川源十郎)
サーチナ 【社会ニュース】 2012/03/08(木) 11:06
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0308&f=national_0308_046.shtml