【社会】 51歳中学教師、教え子女子生徒にわいせつ&30代母親とも不適切な関係になる→摘発も公表もなく、密かに依願退職へ…松山
松山市内の中学校で、学年主任の男性教諭が「生徒の進路相談」等と女子生徒の母親に校外での面会を求め不適切な交際をしていた事がわかりました。
学校は市教委にこうした事実を報告していませんでした。
女子生徒の母親と不適切な交際をしていたのは、松山市立北中学校で学年主任を務める岡本直樹教諭51歳です。
学校などによりますと、岡本教諭は去年12月に行われた女子生徒の進路を巡る三者面談以降、30代の生徒の母親に対して生徒の進路相談などと称して電話などで校外での面会を求め、不適切な交際をしていたということです。
先月4日、この母親が教諭との交際について学校に相談した事から発覚したもので、教諭は事実関係を認め先月10日、退職届けを提出、現在は有給休暇中だということです。
また、岡本教諭を巡っては女子生徒からも車の中でセクハラ行為を受けたという訴えが学校に寄せられていますが、学校側によりますと教諭は「進路相談に悩み泣いていた生徒を車に乗せたのは事実だがセクハラにあたる様な行為はしていない」と話しているということです。
また、市教委に報告しなかったことについて学校側は、「母親から『公にしないでほしい』という依頼もある中、校内で協議した結果、生徒らへの影響を考えて判断した」と話しています。
今回の事態について松山市の山内泰教育長は「校長から市教委へ事前報告がなかったのは不適切だった」とした上で、関係者へ聞き取りを始めたことを明らかにしました。
「わいせつを受けたという児童の話とその母親の話と該当の教師の話を聞いてみないと事実かどうか分かりません。もしあれば県条例に違反しますから当然警察も動きます」
教え子の親とそういう関係を…
「それは不適切です。当然。情けないですね」
山内教育長はさらに、教諭が生徒の母親と不適切な関係を持ったことについては「世間的に許されないが処分対象にはならないだろう」という考えを示しています。