★静岡県中部の高校でも集団万引 校名は非公表
・県監査委員は5日、2010〜11年、県中部の県立高校生11人が県内のドラッグストアの
商品を万引し、別の20人が万引の現場にいたり、その商品を買っていたりしたとして、
改善を求めるよう指示した。
県監査委員事務局によると、生徒が盗んだのは菓子やパン、ジュース、制汗剤、イヤホンなど。
多い生徒で計6回、窃盗を繰り返していた。全員が関与した総額や具体的な窃盗時期は不明、とした。
監査委員は、昨年末、県西部の県立高校生による集団万引事案に対し、改善を指示し、
高校名を公表していたが、今回は公表しなかった。
富永久雄代表監査委員は実名公表をしなかった理由に(1)学校が保護者や警察と再発防止の
取り組みを実施(2)県教委も各校長に生徒の窃盗防止指導を徹底(3)学校関係者を挙げての
取り組みを強く求めた(校名)公表の目的は相当程度達成―を挙げた。
続発する集団万引と県監査委員の対応について、昨年末、監査委員に校名公表に関し、
慎重な取り扱いを求める申し入れをした金子容子県教育委員長は「(監査委員の)措置は
申し入れを一定程度理解してくれたと思う。万引はあってはならないことで、根絶の継続的な
取り組みが極めて重要」と話した。
http://www.at-s.com/news/detail/100104796.html