★オリンパス損賠訴訟 歴代経営陣ら請求棄却求め争う姿勢 東京地裁
オリンパスの巨額損失隠し事件で、同社が菊川剛前会長兼社長(71)=金融商品取
引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑で逮捕=ら歴代経営陣計19人に計36億
1千万円、歴代監査役5人に計10億円の損害賠償を求めた両訴訟の第1回口頭弁論が
1日、東京地裁(大門匡裁判長)であった。菊川氏らはいずれも、請求棄却を求め争う
姿勢を示した。
マイケル・ウッドフォード元社長(51)の解任当時の経営陣14人に対し、奈良県
の男性株主が約13億4千万円の同社への賠償を求めた株主代表訴訟についても同時に
弁論があり、経営陣側はいずれも請求棄却を求める答弁書を提出。大門裁判長は3訴訟
を併合して審理することを決めた。
事件をめぐっては2月16日、東京地検特捜部などが菊川氏ら旧経営陣3人や損失
隠しの指南役とされる元証券会社取締役など計7人を逮捕している。
■ソース(産経新聞)
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120301/trl12030117230006-n1.htm