女子中学生にわいせつな行為をしようとしたとして、強制わいせつ未遂などの罪に問われた
愛知県警豊橋署地域課の元巡査森崎港平被告(22)の初公判が29日、名古屋地裁
(新井紅亜礼裁判官)であり、森崎被告は「(間違いは)ありません」と起訴内容を認めた。
森崎被告は女子高校生に対する強姦(ごうかん)未遂容疑で再逮捕され、名古屋地検が29日、
強制わいせつ罪などで追起訴。県警は29日、別の強制わいせつ容疑で逮捕した。逮捕は
これで3度目。
検察側は冒頭陳述で「森崎被告は小学校高学年から女の子にわいせつ行為をし、警察官に
なってしばらくはやっていなかったが、09年3月ごろから再び、小中学生に対して繰り返す
ようになった」と指摘した。
県警は1月に森崎被告を懲戒免職処分にした。これまでの調べに「名古屋市や(勤務先の)
豊橋市で計25件、わいせつ行為をした」と供述しており、裏付けを進めている。
起訴状によると、昨年11月28日昼、名古屋市南区の県営住宅で、当時13歳だった中学1年の
女子生徒の首を手で絞め「騒いだら殺すぞ」と脅して胸を触ろうとするなどし、また約15分後に
別の県営住宅の玄関先で中学2年の女子生徒の口を手でふさぐなどの暴行を加えたとされる。
(共同)
▼nikkansports.com [2012年2月29日19時9分]
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