☆タバコ離れで、人間関係が“ぎくしゃく”する?
タバコを吸わない人って、実は“スモーカーがうらやましいなあ”と思っているのでは
ないでしょうか。「休憩しているのに、何もしてなければサボっているように見られる。
でもタバコを吸っていれば、それだけで言い訳になるし」「喫煙所では楽しそうに話して
いるよなあ。どんな会話をしているのんだろう? オレも仲間になりたいよ」などと。
事実、ある調査ではこのような結果が出ています※。ビジネスパーソンの52%が「タバコは
職場の人間関係に“有利”だと思う」と回答。興味深いのは「有利」だと答えたのは
スモーカーよりも吸わない人のほうが多いこと。また「有利」だと思う理由を聞いた
ところ「喫煙所で別の部署の人や役員などと知り合え、人脈が広がると思う」「喫煙所を
外から眺めていると、会話が弾んでいるように見える。きっと人間関係にも影響があるに
違いない」といった声がありました。
※ビジネスパーソンの「タバコと職場の人間関係」意識調査。DODA調べ。
未知の領域ともいえる喫煙所。吸わない人にとっては、憧れのようなものを感じている結果となりました。
一方、スモーカーからも「有利」な点として、こんな声がありました。「喫煙所は重要な
会議所になっている」「普段仕事では接しない人と話す機会があり、人間関係が広がる」と。
やはり……そうだったのです。スモーカーにとって、喫煙所はいわば“サロン”のようなもの。
そこでは「昨日、阪神が勝ったなあ」といったゆるーい話から、「また給料が下がったよ」と
いったくらーい話まで飛び交っているのでしょう。しかしそうした会話を、ノンスモーカーは
聞くことすらできません。(一部抜粋)
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1202/08/news014.html