三重県尾鷲市の整骨院が、市町村職員でつくる共済組合に
不正請求し、療養費十数万円をだまし取ったとして、
経営者の男とその弟の消防士を逮捕しました。
逮捕されたのは、尾鷲市の整骨院経営伊藤圭容疑者とその弟で、
尾鷲消防署の消防士、伊藤誠容疑者の2人です。
警察によりますと、2人は去年1月以降、誠容疑者の勤め先の消防士数人が、
兄の整骨院で手当てを受けたように装い、共済組合に不正請求して、
架空の療養費10数万円をだまし取った詐欺の疑いが持たれています。
2人は、大筋で容疑を認めているということで、
去年12月には共済組合に3百数十万円を返還しています。
警察は、同僚の消防士らの関与についても調べる方針です。
http://hicbc.com/news/detail.asp?cl=c&id=00031B7F