パナソニックは2012年3月期の連結決算の業績予想を
大幅に下方修正し、7800億円の最終赤字になると発表しました。
パナソニックが発表した2011年4月から12月期の連結決算によりますと、
売上高は前の年の同じ期に比べ10.3%マイナスの5兆9653億円。
本業のもうけを示す営業利益は85.0%マイナスのの395億円で、
最終赤字が3338億円となりました。急激な円高でテレビや
半導体事業が低迷したことに加え、タイの洪水の影響が収益を押し下げました。
また、三洋電機の買収費用やテレビなどの構造改革にあてる費用を
年間7640億円計上したことで営業外損益が大きく膨らみました。
こうしたことからパナソニックは今年3月期の業績見通しを大幅に下方修正。
最終赤字は過去最大の7800億円としています。パナソニックの大坪文雄社長は
会見で、「すべて出し切って来年度以降、収益を回復する」として、
構造改革を進めV字回復を目指すとしています。
(03日19:50)
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4944024.html