母乳検査実施へ 「福島の子」喜びと不安
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012020390071003.html 福島第一原発事故を受けて、福島県は二日、新年度に県民の母親約九千人を対象に、母乳に放射性物質が含まれていないか検査すると発表した。
今回の事故で多い一〇〇ミリシーベルト未満の被ばくでは胎児や乳児に影響はないとされるが、数値を示すことで安心感につなげる。
県内在住者だけでなく、県外避難者も対象とする方向で検討している。
検査費用は一人当たり約一万円。国庫補助を活用し全額助成する。
県内の新生児は年間約一万八千人だが、粉ミルクを与える母親もいるため、県は検査対象は九千人程度とみている。