【経済】九州電力、赤字905億円…「電気料金の値上げは検討せず」

このエントリーをはてなブックマークに追加
1 ◆SCHearTCPU @胸のときめきφ ★
九州電力が30日発表した2011年4〜12月期連結決算の税引き後利益は、
905億円の赤字(前年同期は295億円の黒字)だった。

原子力発電所の停止に伴い、火力発電の燃料費が増えたため、四半期決算を始めた
03年以降、初の赤字となった。業績悪化を受け、真部(まなべ)利応(としお)社長の
報酬額を2月分から20%カットするなど、執行役員以上と常勤監査役の報酬額を
当面15〜20%減額する。

12年3月期の期末配当は1株当たり20円で前期より10円減配する。
中間配当と合わせた年間配当では10円少ない50円と、9年ぶりの減配になる。
12年3月期の業績予想については、原発再稼働の見通しが立たないとして公表を見送った。
4〜12月期の売上高は、前年同期比1・2%増の1兆946億円だった。
しかし、九電の原発は昨年12月までに全6基が停止しているため、火力発電などの
燃料費が80・1%増の3441億円に膨らみ、経常利益は1063億円の
赤字(前年同期は697億円の黒字)になった。
真部社長は同日、九電本社で記者会見し、「電気料金の値上げは特に検討していない。
一層の効率化に取り組む」と話した。

*+*+ YOMIURI ONLINE +*+*
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20120130-OYT1T01184.htm