国民新党の亀井代表は23日、首相官邸で野田首相と会談し、消費税率引き上げ関連法案について、
「国民が求めていないものを掲げて国会を進めることはできない。
政権が弱くなることをやってはならない」と述べ、通常国会での提出を断念するよう要請した。
首相は回答しなかったという。
政府は3月中に同法案を閣議決定し、国会に提出する方針だ。国民新党の自見金融相が
閣議決定に応じるかどうかが焦点となりそうだ。
亀井氏は会談で、郵政見直しについて、関連法案の処理を2012年度予算案の
審議入り前とするよう求めた。会談に同席した民主党の輿石幹事長は「それでいい」と
述べたという。
亀井氏は衆院選挙制度改革に関して、中小政党に有利な小選挙区比例代表連用制を
導入するよう首相に進言した。
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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20120123-OYT1T01024.htm