【ベルリン共同】ドイツの経済団体が就業中のたばこ休憩の廃止を提案、論議を呼ん
でいる。同団体は、たばこを吸う人は吸わない人より休憩時間が長く、非生産的だと
指摘。喫煙者1人平均で5分の休憩を1日3回取り、年間2千ユーロ(約19万9
千円)以上の損失を企業に与えているとの試算を公表。
これに対して、労組は「職場での喫煙者差別につながる」と強く批判している。
ドイツでは08年に公共施設やレストランでの喫煙を禁じる法律が施行された。企業
のほとんどが職場を原則禁煙とし、社員は、休憩時に喫煙室か屋外で吸うよう求められ
ている。
http://www.47news.jp/CN/201201/CN2012012101001703.html