・15日放送のテレビ朝日系「報道ステーションSUNDAY」にて、橋下大阪市長と山口二郎
北海道大学教授の討論が行われた。以下はその要約・抜粋。司会は長野智子氏。
他ゲストに作家の渡辺淳一ら。※ばぐ太要約・書き起こし。
長野「維新の会は9月に大阪府と市に教育基本条例案を提出しました。競争原理の導入が特徴です。
教育目標を市長が決定する仕組みで、政治が教育に介入すると。どうしてそこまで行ったんですか?」
橋下「今の教育委員会がまったく機能してません。学者さんはいまの教委が機能してるもんだと、
何も知らずにそういう前提で気楽な議論をする。が、教委に聞くと、前の平松市長と話をしたのは年一回だけ。
メールのやり取りなし。タウンミーティングはゼロ。1年で1人の教育委員が4校しか見ただけ。
これでどんな教育行政をするのか。日本の教育行政の最大の欠点は権限と責任がはっきりしてないこと。
教委が目標作るのに予算集めの責任はないから、教育目標がいい加減で全く責任感のない教委になってる。
だから僕は権限と責任の所在をはっきりさせるためにクビ長のもとに権限と責任を与えて、選挙で審判を
受けさせ、そのうえで暴走しないように専門家が監視機関と言う形で制限をかけるそういう仕組みを作る。
そうしないと日本の教育は沈没です」
山口「地方分権と教育という面で言えば、愛知県犬山市という素晴らしい実践があったわけです。
首長のやることは立派な人間を教育委員長に据えて委員を選んで、現場の知恵を出して改革のプランを作ったら
そこに金と人をつける。教委が自分で金を集めるなんて無意味。教委は教育の中身のことをしっかり考えて、
物的な支援するのが政治家の仕事じゃないんですか」
長野「市長の仕事は物的支援で、教育目標じゃないと」
橋下「物的支援はそうですが、いかにも学者さんらしい意見です。現実はそんなに甘くないんです。
教組が動かない、学校が動かない、保護者の意見を聞かない…」(
>>2-10につづく)
※有志による動画:
ttp://www.youtube.com/watch?v=8axj-unbdbs ttp://www.youtube.com/watch?v=21f_3QlOt1s ※前:
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1326706924/