「新世代のロケット」と期待が集まっている。来年の夏、肝付町の内之浦宇宙空間観測所でM5ロケットに代わる小型の固体燃料ロケット、
イプシロンが打ち上げられる。開発に携わる研究者が鹿児島市で講演を行った。講演を行ったのはJAXA宇宙航空研究開発機構の
森田泰弘さん。森田さんは2006年まで内之浦宇宙空間観測所から打上げられていたM5ロケットの後継機、イプシロンの開発責任者。
イプシロンの全長は24メートルでM5ロケットの約3分の2の大きさ。打ち上げにかかる費用は約半分の38億円。短期間かつ低コストで
作ることによって打ち上げの頻度をあげる狙いがある。また、イプシロンには発射までの点検作業を自動で行う世界初の技術も導入される。
森田さんは「鉄腕アトムのように知能を持ったロボットのようなロケット、『ロボケット構想』と呼んでいる」と話す。
最終的には1年に2基ぐらいの頻度で打ち上げることが目標だという。
イプシロンは金星や木星などを遠隔観測する小型衛星を搭載し来年の夏、打ち上げられる。
ソース [ 1/9 19:26 KYT鹿児島読売テレビ]
http://news24.jp/nnn/news8721567.html