【皇室】 皇族ウオッチャーたちが心配する雅子妃 「離婚」 その現実的対応
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影の大門軍団φ ★:
根本的な疑問がある。そもそも雅子妃は皇太子と離婚することができるのか。皇室ジャーナリストの橋本明氏が言う。
「意外と知られていませんが、天皇を筆頭として、皇族には戸籍がない。従って民法上の離婚の概念は当てはまらない。
皇族を縛る唯一の法は皇室典範です」
ではその皇室典範にはどう書かれているか。調べてみると、第十四条第三項にこうある。
〈第一項の者(編集部註・皇族以外の女子で親王妃または王妃となった者)は、離婚したときは、皇族の身分を離れる〉
親王とは天皇の兄弟や息子などを指す用語。従って皇太子は親王であり、雅子妃は「皇族以外の女子で親王妃となった者」に当たる。
つまり、皇室典範第十四条は、雅子妃の離婚が可能であることを示唆している。
「離婚はできますよ。さらに、皇族男子の婚姻については〈皇室会議の議を経ることを要する〉と明記されていますが、
離婚についてはその規定がない。雅子さまは皇室会議の承認を受けなくても離婚できるはずです」(皇室にも詳しい弁護士の荘司雅彦氏)
皇族の縁戚で衆院議員の池坊保子氏もこう語る。
「できるわよ、それは。(離婚は)本人の意思の問題だから。でも、ご本人たちにその意思がないと、私は思っていますけどね」
皇室典範上、雅子妃が離婚できることは間違いないようだ。しかし、忘れてはならないことがある。
「皇族の中でも天皇・皇后にだけは、離婚が認められていません。従って、雅子妃は今なら離婚できるが、
皇后になられたら、もう絶対に離婚できない」(前出の荘司弁護士)
この事実は、現在、宮内庁周辺から「離婚説」が浮かび上がっていることと、表裏一体とも言える。前出の橋本氏が言う。
「今の天皇と美智子皇后が営々と築き上げてきたのが、平和国家日本の象徴としてのお姿です。
お二人には日本国民の平安を担保する、高い能力がある。これは外交上も重要なことです。
もし雅子妃のご病状が好転しないままだと、世代交代した時、その担保能力が激減するだろうとの危機感が宮内庁の一部にある。
皇太子が再婚するかどうかは別の問題として、離婚という重大な決断ができるのは、
雅子妃が皇后になる前の、今のうちしかない。そう考えている宮内庁関係者がいるのです」