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★総選挙にらみ牽制 新年互礼会
「いつ何時選挙があるか分からない時期を迎えた」「今年は激動の年、政治決戦の1年
になる」。年内の衆院解散・総選挙の観測が流れる中、1、2日に石川県内で開かれた
新年互礼会では、民主、自民の県関係国会議員が「次なる戦い」を意識した発言で互い
を牽(けん)制(せい)。県議らも「本気で戦う態勢をつくってほしい」と結束を呼び
掛け、年明けから対決ムードに火を付けた。
「今年は世界中のトップが交代する可能性がある。日本はどうか分からないが、私は
(政権を)代えたくない立場だ」
2日、金沢市の金沢ニューグランドホテルで開かれた谷本正憲知事の互礼会。民主の
近藤和也衆院議員が年内の総選挙に含みを持たせたあいさつをすると、自民の岡田直樹
参院議員は消費税増税にこだわる野田佳彦首相の姿勢を批判し「どうしても上げるなら
国民の信を問い直せ。近藤代議士は代えたくないというが、私は代えたい立場だ。今年
は政治決戦の1年になる」と民・自対決の空気をあおった。
任期満了まで2年を切り、解散に追い込みたい自民は、馳浩衆院議員も「嵐の1年に
なりそうな気がする」と発言。森喜朗元首相は祝電で「通常国会は自民にとって党の存
立をかけた決戦場。任期を1年残して総選挙も十分に視野に入れておく必要がある」と
伝えた。
(続く)
■ソース(北國新聞)
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/H20120103102.htm (以上)