【岩手】2匹の猫がお出迎え

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1帰社倶楽部φ ★
花巻市高松の宮沢賢治イーハトーブ館(杉浦静館長)で、2匹の猫が来館者を出迎えている。
もともとは捨て猫で、スタッフが4月に保護して以来、すみついた。賢治は「猫の事務所」など猫が
登場する作品を多く書いており、賢治作品の絵本などを販売しているイーハトーブ館の関係者は、
来館者を呼ぶ「招き猫」として期待している。

いずれも雄で、名前は毛色に白と黒が交じるのが「シロクロ」。尾が短くトラ模様なのが「トラ」。
スタッフが名付けた。2匹とも穏やかな性格で、いつも一緒だ。最近は日中は館内、夜は今は使っていない
プレハブ小屋で暮らしている。

同館に事務局を置く宮沢賢治学会の小原敏男事務局長は「賢治作品と猫とのつながりは深く、2匹の猫は
この館の『生きたシンボル』になってきている」と新たなアイドル誕生を期待している。

宮沢賢治イーハトーブ館は午前8時半から午後5時まで。休館は28日から来年1月1日。入館無料。

[岩手日報](2011/12/27)
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20111227_11
【写真=宮沢賢治イーハトーブ館の来館者を出迎える「トラ」と「シロクロ」】
http://www.iwate-np.co.jp/news/y2011/m12/d27/cat1227.jpg