野田総理大臣は経団連の会合であいさつし、社会保障と税の一体改革について
「自分の政権の延命のために政治をしているわけではないし、
民主党のために政治家になったのではない」と述べ、不退転の決意で実現を目指す考えを示しました。
この中で、野田総理大臣は社会保障と税の一体改革について「今まで長い間先送りされ、
年末年始に向けて大きな議論になると思うが、方向性を出していきたい。この国の社会保障と財政の持続可能性を
国の内外に示さなければならず、逃げずにぶれずに、先送りせずにしっかりと結論を出していきたい」と述べ、
消費税率を引き上げる時期と幅をできるだけ具体的に明示して、年内をめどに政府・与党の素案を取りまとめる決意を改めて示しました。
そのうえで、「私は自分の政権の延命のために政治をしているわけではないし、民主党のために政治家になったのではない。
日本の平和と繁栄、国民の幸せを実現するために政治家になった、その原点を踏まえて決断し、政治を前進させていきたい」と述べ、
不退転の決意で実現を目指す考えを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20111222/k10014845741000.html