【政治】北朝鮮金総書記死去で、野党が政府の初動を非難

野党内で19日、北朝鮮の金正日総書記死去に伴う政府の初動対応を批判する声が相次いだ。

自民党外交部会では、内閣官房幹部が19日の安保会議に拉致問題担当相を兼務する
山岡賢次国家公安委員長が欠席したと説明。小野寺五典部会長は「地元で選挙活動をしていて
安保会議に出られなかった」と非難した。

大島理森副総裁は記者団に「首相は体制を整えて国民の信頼を得られる内閣で
危機管理問題に対応すべきだ」と述べ、先の臨時国会で問責決議を受けた山岡氏と
一川保夫防衛相の早期更迭を求めた。

公明党の山口那津男代表も記者会見で、政府対応について「情報収集や何らかの変化への
備えがあったのかどうかという点について疑問無しとはしない」と指摘した。

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