16日の八幡平市議会12月定例会で、市議の費用弁償のうち日当を廃止する条例改正案が
議員発議で提案されたが、反対多数で否決された。
日当廃止の条例改正案は高橋悦郎議員(共産)が提出。高橋議員は「一般職員や常勤特別職員の
県内旅費の日当が廃止されており、議会出席の日当も廃止したい」と提案理由を述べた。
採決では瀬川健則議長を除く議員23人中、賛成7人で否決された。
同市では条例で議員が定例会や委員会に出席した場合などに費用弁償として日当500円の支給を
定めている。市議会事務局によると、県内13市で議員に日当を支給しているのは八幡平市と宮古市の2市。
日当廃止について、議員の中には「議員報酬などとも関わりがあり、一緒に議論を深めて結論を出すべきだ」
との意見もある。
同日は、議員発議で提案されていた市議選と市長選の選車使用代やポスター代などを公費で負担する
選挙公営の条例案も採決し、賛成多数で可決した。
ソース
岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20111217_11