11月下旬、沖縄本島中部に住む8歳の男の子が、サルモネラ菌による食中毒で死亡していたことが
分かりました。
県では、自宅で食べた生卵が原因と見られるとしていて、出来るだけ卵は生で食べないよう呼びかけて
います。
11月下旬、本島中部の医療機関から、「食中毒によって死亡した疑いのある患者がいる」という連絡が
中部保健所にありました。
県が調べたところ、沖縄本島中部に住む4人家族のうち、10歳の女の子と8歳と5歳の男の子のあわせて
3人が下痢や吐き気などの症状を訴えて病院に運ばれ、このうち、8歳の男の子が入院して3日後の
11月27日に亡くなったということです。
3人からは鶏の卵や鶏肉から見つかるサルモネラ菌の1つサルモネラ属菌O9群が検出されたということです。
3人は、食中毒の症状を訴える以前に、外食はしておらず、学校の給食ではほかの児童に症状が出ていない
ことから、県では、子供たちが夕食でごはんにかけて食べた鶏の生卵が原因の食中毒と見ています。
県では、抵抗力の弱い子どもやお年寄りは、鶏の卵を生で食べることを避け、加熱して調理するよう呼びかけています。
自宅で生卵食べで8歳児死亡 - NHK沖縄県のニュース
http://www.nhk.or.jp/lnews/okinawa/5094345701.html