袋井市でいずれも耳の不自由な30代の夫婦が住む住宅の塀を花火で燃やしたなどとして同じ
中学校に通う15歳の少年5人が30日書類送検されました。
警察の調べに対し少年らは「聴覚障害者は周りに被害を伝えることができずばれないと思った」と
話しているということです。
書類送検されたのはいずれも袋井市内に住み、同じ市内の中学校に通う3年生の15歳の少年5人です。
警察の調べによりますと5人はことし8月から10月にかけていずれも耳の不自由な30代の夫婦が
住む住宅の塀の一部を花火で燃やしたほか市内の公園などから消火器5本を盗んだとして建造物損壊や
窃盗の疑いが持たれています。相談が相次いで寄せられたため警察が警戒していたところ、ことし10月、
少年2人が住宅の呼び鈴を鳴らして逃げるのが確認され、その後の捜査の結果、警察は少年5人を30日付で
書類送検したということです。
警察によりますと少年らはこの夫婦の住宅で相次いでいた窓のすき間から家の中に消火器の消火剤が
まかれるなど悪質ないたずらについても自分たちがやったと認めているということです。
警察の調べに対して少年らは「相手に障害があるのはわかっていた。耳が聞こえないと周りに伝えることが
できないのでばれないと思った」と話しているということです。
障害者狙い少年5人書類送検 - NHK静岡県のニュース
http://www.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3034328681.html