【熊本】ココイチ、シカ肉コロッケカレー県内期間限定販売

「カレーハウスＣｏＣｏ壱番屋」を展開する大手外食チェーン「壱番屋」（本社・愛知県一宮市）の熊本県内１３店舗が２日から、
五木村産のシカ肉を材料に作ったコロッケをトッピングしたカレーを１月末までの期間限定で出している。
各店いずれも１日２０食まで。

各店のオーナーや店長らの共同企画。農産物被害を引き起こすシカを捕獲、肉をコロッケにして道の駅で売っている同村の
特産化の取り組みに着目し、取り入れることにした。
コロッケの製造は道の駅を運営する３セク「子守唄の里五木」が担当。血抜きや冷水処理を徹底して臭みを抑え、風味付けに
ショウガを練り込んだ。ボリューム感を出そうと、わらじ形に仕上げた。商品名はシカ肉の別名から「もみじコロッケカレー」とした。

初日は熊本市の店舗でセレモニーがあり、村や県のマスコットキャラクター「いつきちゃん」「くまモン」らが出席者にカレーを配膳。
出席者は「おいシカ」「サクサクしていい」などと感想を語っていた。
和田拓也村長は「村の天然素材がすばらしい商品になった。期間限定だが、好評となり、末永く愛してもらえるようになればうれしい」
と笑顔を見せていた。価格は６８０円。

（2011年11月5日15時38分 読売新聞）
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20111105-OYT1T00408.htm
発売された「もみじコロッケカレー」
http://www.yomiuri.co.jp/photo/20111105-209865-1-L.jpg