【政治】 TPP交渉参加で野田首相「民主党内の議論を集約した後、態度を決めたい」

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336名無しさん@12周年
TPPというのは、FTTAAP(アジア太平洋自由貿易圏)を進める前段階の枠組みの一つに過ぎないよ。
1994年のAPECボゴール宣言により、先進国は2010年、途上国は2020年を目処として、
APECを自由貿易圏にする準備を整える事が、既にAPECで決まってる。

そして、2009年のシンガポールAPECで2010年にFTAAPに至る道筋を提示する事となり、
2010年横浜APECで、ASEAN+3もしくは6、TPPなどを発展させ、FTAAPを実現する事が、
この日本で開かれたAPEC首脳会議で決定してる(目標はボゴール宣言通りの2010年)。

つまり、2020年にAPEC(世界人口とGDPの五割を占める)全域がFTA化しFTAAPとなるのは、
既に規定路線であり、だからこそAPEC加盟国が色々な経済連携協定を結び合って、準備してる訳。

日本の選択肢は、TPPに参加するか、ASEAN+3もしくは6でいくか、
韓国みたいにどちらにも参加せず、自前でFTA多数締結していくか、
そのどれかしか無い。
ちなみに、どれ選んでも、基本行き先は変わらない(ゴールが同じFTAAPだから)。

TPPも嫌、ASEANも嫌、韓国みたいな路線も嫌だとなると、
2020年にいきなり準備もできてない団塊で、FTAAPにぶちこまれて、
準備体操しないでトライアスロンやらされるレベルのハードランディングをするか、
APECに背を向けるという、ほぼ自殺行為の真似をするかの二択になる。

色々陰謀論じみた話ばかりが踊るTPPだが、
こういった流れの中に日本がおかれてるという事を知った上で、賛成するなり反対するなりした方がいい。
俺はFTAAP回避などという、日本自滅確定な選択肢選ぶのは有り得ないから、
準備体操した上でハードなFTAAPに備えた方がいいと思うし、
その上で中国仕切りのASEANサイドは避けたいので、
TPPもしくは韓国と同じ路線をお薦めする。