【司法】裁判員裁判やり直し?判決直前に被害者死亡で判決を延期…山形地裁 - 総務「前例なくどのような判断するか全くわからない」
山形地裁で10月にあった傷害罪に問われた男の公判で、判決6日前に入院中の被害者が死亡し、
地裁が「訴因変更の可能性がある」として、判決期日を延期する異例の事態となっていることが2日、関係者への取材でわかった。
「傷害致死罪」になれば、改めて裁判員裁判で審理されることになるが、
山形地検は現在、死因と傷害の因果関係などについて捜査を進めている。
司法関係者からは、「裁判がどう進行するかは不透明」「裁判員裁判で最初からやり直すと負担が大きい」などの声も出ている。
傷害罪に問われているのは、小国町大滝、佐藤光弘被告(68)。
起訴状では、佐藤被告は8月10日、自宅で父親(当時93歳)の頭を金づちで殴り、骨折などのけがを負わせたとされる。
10月11日に開かれた初公判では、佐藤被告が起訴事実を認め、検察側が懲役4年を求刑して結審した。
だが、捜査関係者などによると、事件後に意識混濁の状態で入院していた父親が同19日に摂食障害で死亡。
このため、山形地裁は同25日の予定だった判決期日を未指定のまま延期した。
裁判員裁判の導入前は、傷害致死罪に訴因変更されれば、裁判官らの更新手続きを経た後、
「致死」にかかわる部分の立証などが行われるのが一般的だった。
しかし、裁判員に分かりやすく立証することが求められる裁判員裁判になれば、
書面での引き継ぎは困難で、公判を最初からやり直す可能性もあるとみられる。
山形地裁総務課は「前例がない状況で、裁判官が今後、どのような形で判断をするのかは、全く分からない」としている。
佐藤被告の弁護人は「訴因変更されれば応じなければいけないが、(立証などが)全部終わっているので、
最初から裁判員裁判でやり直せば、長期にわたって勾留される被告人への負担が大きい」と打ち明ける。
◆訴因変更=検察官が起訴した後に、起訴事実の内容を変更すること。その結果、罪名が変化することもある。
検察官が裁判所に対して、申し立てをするのが一般的だが、裁判所が検察官に命じることもある。
2011年11月3日16時49分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111103-OYT1T00348.htm
2 :
名無しさん@12周年:2011/11/04(金) 02:10:15.27 ID:L8F0yKCf0
加害者にも事情がある。
裁判員制度凍結でイイは
4 :
名無しさん@12周年:2011/11/04(金) 02:12:45.03 ID:Utpeo7F80
こんな予想できる事なのに対策考えてなかったの?
呆れるわ
5 :
名無しさん@12周年:2011/11/04(金) 02:15:59.63 ID:/7Ur/DIEO
被告が死んだら無罪で裁判打ちきりだっけ?
被害者が死んだ前例が無いってマジか?嘘だろ
6 :
名無しさん@12周年:2011/11/04(金) 02:16:26.80 ID:/FjU125I0
判決が出て確定してたら、その後に被害者が死んでも変えようがないんだろ?
裁判が長引いてると被告人に不利になることがある、っておかしくないか。
訴因変更くらいしょっちゅうあるだろ
やっつけで作った制度だっつーのがよくわかる
8 :
名無しさん@12周年:2011/11/04(金) 02:18:21.51 ID:/7Ur/DIEO
なるほど 1 ちゃんと読んだ
裁判員制度やめればいい
9 :
名無しさん@12周年:2011/11/04(金) 02:19:07.46 ID:k5ABnRak0
93歳が死んだからって何が変わるんだ?
93か。老人は入院するといっぺんに身体弱るから因果関係あるっちゃあるんじゃね
>>1 >長期にわたって勾留される被告人への負担が大きい
故意犯なんだからどうでもいいわそんなもん、裁判員務めてる連中の負担の方がよっぽどしんどいわ
12 :
名無しさん@12周年:2011/11/04(金) 02:52:53.23 ID:dBZUOkWEO
裁判員裁判なんかやめろよ。良い制度ではない。
やるなら戦前の陪審制に戻せ。
どーせ介護負担から来るもんだから情状酌量されるだろ。
結局執行猶予付くことになるんだし、さっさと態度決めてしまえよ。
よくありそうなパターンっぽいけど
今まで無かったのか
めんどくせー
俺が裁判員やってやるよ
全員死刑w
16 :
名無しさん@12周年:2011/11/04(金) 08:39:43.68 ID:axqrZggD0
80以上は全部ご寿命です by 坊主
17 :
名無しさん@12周年:2011/11/04(金) 08:41:47.53 ID:x/h9V6+D0
殺人罪に切り替えろ!
>>5 被害者が裁判途中で死んだ前例はいくらでもあるけど、
裁判員制度になってからは初めてってことでしょ
しかも、
傷害罪→裁判員なし
傷害致死罪→裁判員あり
・・・ってことだから、これから裁判員を集めて
やりなおすことになる
19 :
名無しさん@12周年:2011/11/04(金) 09:27:35.38 ID:sSmitToI0
元々裁判員制度なんて、司法を滅茶苦茶にして死刑廃止するために
こさえたのだということが見え見えな代物だからなあ。
>>6 だから早く進行させようぜって言うことで
いろいろやっている
陪審制度はその一環でもある
簡単なことだ。被告をあの世に送ればいい。で、坊さんでも使って判決伝えろ。
摂食障害・・・・・って食い物を喉詰まらせたとか、だよな?
これで傷害致死に変えるのもいかがなものか?
>>22 事件での負傷が原因で自発的な節食が困難になっていたということだろう
前例が無くて、どう判断したらいいか判りませんて…
江戸時代の役人じゃあるまいし。明治政府の役人の頃の方がマシな判断してそうなんだが…
25 :
名無しさん@12周年:2011/11/05(土) 23:10:07.63 ID:643lCHq10
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>>24 裁判員裁判なんて制度がなきゃ、ニュースになることすらないありふれた話で済む
法律上は傷害致死になる以上、裁判員裁判事件になるんだけど、裁判員選定手続きで軽く何ヶ月かかかる
既に数ヶ月かかってる裁判手続を更に裁判員裁判にして繰り返すのは裁判の迅速、被告人の負担の見地からどうなんだって話
明治時代は幸いにも国民の人権なんて無視出来たから、裁判に何年かかろうが文句つける勇気のある人はいなかったもんで
今より柔軟な判断出来たかも知れんね
8月10日の事件の初公判が10月11日って、えらくスピーディーじゃね?
単純な事件だとこんなものか?
てか、高齢者の頭をハンマーでかち割っといて、殺人未遂に問われていないことが気になる