【訃報】 「どくとるマンボウ」などで知られる作家・北杜夫さん死去
1 :
◆PENGUINqqM @お元気で!φ ★:
ユーモアあふれる“どくとるマンボウ”シリーズや、大河小説「楡家の人びと」で知られる作家、
芸術院会員の北杜夫(きた・もりお、本名・斎藤宗吉=さいとう・そうきち)氏が、24日死去した。
84歳だった。告別式は親族で行う。
近代短歌を代表する斎藤茂吉の次男として東京に生まれた。旧制松本高を経て東北大医学部に進学。
卒業後の1954年、初の長編「幽霊」を自費出版した。
60年には、水産庁の調査船に船医として半年間乗った体験をユーモアを交えて描いた「どくとる
マンボウ航海記」を発表。「昆虫記」「青春記」などマンボウものを出版して人気を博した。
同年、ナチスと精神病の問題を扱った「夜と霧の隅で」で芥川賞。64年には斎藤家三代の歴史を
描いた「楡家の人びと」を刊行、毎日出版文化賞を受けた。「さびしい王様」など、大人も子供も
楽しめる童話でも親しまれた。「青年茂吉」など父の生涯を追った評伝で98年、大仏次郎賞を受けた。
▽読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20111026-OYT1T00081.htm
2!
3 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:21:11.66 ID:TsHskkMV0
誰?
そうか、亡くなられたのか・・
故人のご冥福をお祈りします
5 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:21:41.20 ID:ciw3n+IIO
まだ生きてたことに驚き
6 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:21:47.04 ID:YSgBr4tFO
ドクトルチエコで知られる風間杜夫
にみえた
7 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:21:56.55 ID:KLtvFR+H0
ナンジャとモンジャと船長と航海に出たのね。
8 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:22:50.22 ID:y4shCnRs0
娘の窓際OLにいじめられていたからなぁ
本棚の本はもうすっかり赤茶けて 合掌
マンボウ周遊券は俺の旅のバイブル
謹んでご冥福を祈ります
11 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:23:19.57 ID:MkFmI7amO
昭和の声がどんどん遠くなるねえ
12 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:24:14.39 ID:hl5Yzt9Q0
モリ夫!
13 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:24:31.47 ID:xNmE/SYCO
どくとるマンボウ昆虫記、楽しく読ませて頂きました。
ご冥福をお祈りいたします。
強い子じゃった
15 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:25:06.31 ID:8B4PCFBn0
茂太さんの弟になるのかな
御冥福を。
ご冥福をお祈りいたします
18 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:25:39.89 ID:O78Vp3dn0
青春記は読んだな
面白かった
親父が好きだった作家
ご冥福をお祈りします
まだ生きてたことに驚いた
20 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:27:17.18 ID:Bd36FA1lO
ついに…
お疲れ様でした
うあ、死んじゃったのか?
ユーモアのあるユニークな人だったのになぁ。
船医として中東を航海してるときに、外国人が目薬を欲しがる話とか好きだった。
たしか躁鬱だったんだっけ。84ってことは天寿を全うしたんだな。
どんどん死んでいくな
航海記がもの凄く面白かったという記憶がある。
ご冥福を。
24 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:28:07.77 ID:+nDm8zX80
あーーーーーーーーーーーーーー
厨房の時、俺も昆虫少年だったから「ドクトルまんぼう昆虫記」読んだよ。
まんぼうシリーズから始まって、楡家の人々、幽霊...
幽霊はあんたが「トニオ・クレーゲル」をいつもポケットに入れていたように、
ボロボロになるまで何度も読んだよ。
俺が青春時代に耐えられたのは「幽霊」があったからだ。
最近は読み返さなくなったけど、
文学好きにしてくれたのはあんたのお陰だ。
ご冥福をお祈り致します。
青春記読み返してみよう
ご冥福を
ご冥福を御祈りします
28 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:28:46.25 ID:1+z/ZvVu0
斉藤茂吉の息子だったのか?!
小学二年の時に「船乗りクプクプの冒険」で初めてこの人の本を読み、以来読み続けてきました。
合掌。
30 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:29:38.80 ID:Zqv3w3Ta0
ご冥福をお祈りします。
哀しいな。好きな作家だったのに。
ながらく躁鬱で苦しんでいたのにね…
御冥福をお祈りします。
32 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:31:06.92 ID:13xmxb1+O
北杜夫で一番素晴らしい作品は
「船乗りクプクプの冒険」である。
躁状態の氏が一気に書き上げた名作である。
慎んでご冥福をお祈りいたします。
9月の昆虫学会に来てたのに
なんてこったい
34 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:31:28.44 ID:UV3mkMX70
お兄さんが同じくお医者さんで茂太さん。
35 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:31:35.02 ID:4KVTCUv9O
茂吉の息子だったことは知ってるが
茂吉の評伝しか読んだことがない
御冥福を御祈りします。
多くの作品をありがとうございました。
合掌。
37 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:32:12.76 ID:xaow2ey+0
阿川弘之はまだ生きてるんだな。90歳とか。
38 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:32:25.11 ID:ypKYTqTY0
で、阪神はなぜ田宮を放出したんだ?
39 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:33:05.17 ID:oviyR60n0
>>18 私もマンボウシリーズでは青春記が一番おもしろかった
遠藤周作さんがご存命の頃はコンビ芸を見せてくれてたな
ご冥福をお祈りします
40 :
忍法帖【Lv=37,xxxPT】 :2011/10/26(水) 07:33:26.92 ID:1xUuxxoH0
三大もりおの一角が…
御冥福をお祈りいたします。
シャハジポンポンババサヒブアリストクラシーアルアシッドジョージストンコロリーンって名前を20年以上も覚え続けている。
合掌。
北杜夫って知ってはいたけど、宮脇俊三の本から興味わいて航海記とかを読んだな。
向こうで心置きなく大はしゃぎしてください。
43 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:35:07.00 ID:2s5Pq2t70
面白かったなぁ。また読んでみるか。
せめて兄貴より長生きして欲しかった…そういえば死にたいけど死ねないなんて書いてたな。RIP
44 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:35:07.15 ID:feBzsEMR0
俺も躁鬱
残念です
死んでしまうとは何事だ
この薄バカ下郎!!
良い本をたくさんありがとう。
「牧神の午後」が愛読書だった..
47 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:37:40.67 ID:13xmxb1+O
遠藤周作のエッセイを読むと、北杜夫氏の人柄がよくわかる。
「こりあん(漢字わからん)交友録」とか。
48 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:38:25.15 ID:MJb1eeg5O
え―ー―ー――ーっっっ!!!
ショックです。。。。。
永遠に生きてて欲しかった。
てか永遠に生きそうだったから。
仙人みたいに
49 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:38:30.09 ID:vQJCG/650
「ぼくのおじさん」大好きだったな。
50 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:38:46.91 ID:uVc33rna0
ドラゴン松本とおんなじ病気か。
残念。
ドラゴン松本が逝けば良かったのに。
51 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:39:13.99 ID:3Zv/mGt90
それはヤスリ一本でエッフェル塔をそっくり盗もうとする怪盗ジバゴその人の姿であった・・・
ご冥福をお祈りします
どくとるマンボウ航海記や船乗りクプクプの冒険とか、好きだったなあ。
ユーモア小説以外は読んだことなかったけど・・・
そうか84歳だったのね。
ご冥福をお祈りします。
53 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:41:22.66 ID:J5uhKqra0
株ですった500万の借金はちゃんと返してから逝ったのか?
54 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:41:32.51 ID:IXI6Xaz20
>まだ生きてたことに驚いた
同感、小松左京とかもこの前亡くなったと聞いてびっくりしたし
この人あまり世間的評価高くないっぽいけどマニア受けなのかな
文庫本のほのぼの挿し絵は有名だけど
55 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:41:48.78 ID:HuCU29P50
青春記だったっけかな
下宿で食うものがなかったとき
ごはんを一食とっといて次のご飯とあわせて大盛りにして
闇で手に入れてきた肉を焼いて泣きながら食うやつ
あれがホントにうまそうだった
56 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:42:32.13 ID:twj/abf0O
ほんと今年は著名人の他界が多いな
57 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:43:05.62 ID:spQ0Kl8E0
しかし、こういう作家って長生きだよね。
やりたいことやって
言いたいこといって
ストレスないんだろうな。
鬱の所為か?残念です。
読み始めた頃からおじいちゃんのイメージだったから100歳くらいだと思ってたわ。
今の今まで林望と勘違いしていた、、
百蛾譜は教科書に載ってたな
だいたい誰もが読んだ事あるだろ
幽霊好きだったよ。合掌
62 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:46:20.26 ID:nfeAuRcBO
氏の狂言まわしのような文章には
大いに笑わせて頂いた
天国でも多くの魂を笑わせて下さい
63 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:46:33.66 ID:ZBrcYfzX0
大好きな作家の一人
マンボウ航海記は今でもトイレにおいてある。
躁鬱で84歳か
自分は女だから、死ぬまでに後40年、この病気に苦しまなくてはならんのか
絶望的になるな
65 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:47:55.37 ID:p7l+8LLcO
以前、俺の故郷でもある松本に住んでたけど、今迄もそうだったのかな?
怪盗ジバコ
月と10セント
船乗りクプクプの冒険
ドクトルマンボウ航海記
ガキの頃から楽しませて貰いました。
合掌。
66 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:48:31.24 ID:HuCU29P50
>>64 お母さん何やってんの?
遅刻しちゃうから早く朝ご飯ちょうだい
67 :
( ゚Д゚)<ボクメーツ ◆uhiboKUMEQ :2011/10/26(水) 07:48:31.55 ID:JdX0Zwp90
( ゚Д゚)<図書館に
( ゚Д゚)<船乗りクプクプの冒険があったのを
( ゚Д゚)<思い出した
白玉楼でもにぎやかに。
あー、ああああ、あ、
あああああああああああああああああああ
クプクプの冒険
最初、背表紙を見たときプクプクに見えた
71 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:51:52.83 ID:rGq6qlzW0
>>55 手慰みに造る紙巻き煙草の材料にはどこそこの辞書が向いてるとかね
御冥福を
72 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:52:15.07 ID:V9BC0JpZO
トーマス・マンのトニオクレーゲルから杜夫って筆名にしたんだってね。
タイガース狂。
ご冥福をお祈りします。
どくとはウリ達の領土ニダ!
74 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:52:50.34 ID:xDzmxaum0
>>55 父親の親戚だか頼って山形行った時に
「白い飯はうまい、噛まずに飲み込むとなおさらうまいので困る」だとか、
日記に食い物の事ばかり書いてて自分でもあきれた、みたいなの書いてたなw
>>49 綺麗なバラには棘がある。
醜いバラにも棘はある。 だったっけ?
77 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:54:17.35 ID:+u2Tv9GT0
ご冥福をお祈りします
高校時代、よく読んだなぁ。
純文学も良かったが青春記、好きでした。
遠藤周作、佐藤愛子との掛け合いを思い出します。
ご冥福をお祈りします。
タクシーの中でうんこまみれで格闘したり
大日本帝国の生き残りの爺さんがヤンキー娘の集団とセックスバトルしたりする小説の人だよな
切ないなあ
80 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/10/26(水) 07:57:14.41 ID:vjwhwzpI0
高見の見物を読んでもさすがに現実のゴキブリは好きになれなかった。
「船乗りクプクプの冒険」は初めて読んだ小説だった記憶がある、
阪神ファンだったけど今年の試合ちゃんと見れてたのだろうか、
ご冥福をお祈りします。
81 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:57:29.36 ID:61HzpcOC0
先週末、寝る前の暇つぶしに氏の著書を十数年ぶりに読んだ。
なんか知らんけど、急に読みたくなって。
虫の知らせだったのかな?
ご冥福をお祈りいたします。
82 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:57:41.72 ID:bkk9gFto0
とりあえず虎キチ
子供の頃にエッセーをたくさん読んだ。たぶんエッセーを読み始めたのはこの人からで、
この人と、つかこうへいのが一番面白かった。
小説は輝ける碧き空の下でが面白かった。
え!!までか…。合掌。
85 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 07:58:58.11 ID:y4shCnRs0
「汽車せまる。固きうん●のうらめしさ」(青春記)
ご冥福をお祈りします
バンカラ旧制松校の青春記には笑ったな。
ある意味、人生視野に影響を及ぼしてくれました。
こんな、生き様も有りかと。
ご冥福をお祈りいたします。
真弓が悪い。それから、和田が新監督になったことで来年以降の希望が失われたせいだ。
もてないピョコリ氏が(タイトル忘れた)、突然もてだして(と言っても二人か)
でも最後に大量のシュークリーム持ってプロポーズしに行く話は好きだったなあ。
突然大金を手に入れて、いろいろな物買ったり服を仕立てに行ったりする
場面は、子供心にワクワクした。
89 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:04:04.37 ID:Z+nWvfgxO
子供の頃に寂しい王様を読んだな。
懐かしい。
ご冥福をお祈りします。
90 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:04:28.16 ID:e48Oebel0
銀ちゃんかっこいい!
クプクプから入って怪盗ジバコ、奇病連盟等沢山読んだ
神々の消えた土地なんかも最高だったなあ
92 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:05:14.59 ID:k7keMX1P0
ムツゴロウこと畑 正憲さんも北氏の大ファンで
若い頃文体を研究したとエッセイに書いてあったね
その後対談したが好き過ぎてムツさんしどろもどろだったとかw
本好きにしてくれた人だったな。
影響されてトーマスマンとか読んだ。魔の山だっけ?よくあんな退屈な本読めたものだ。
合掌 瞑目
94 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:06:22.97 ID:izhYcvSEO
小学生のころ読んだわ。
ご冥福を…
航海記は面白い
激しい躁鬱で株に大金を突っ込んでるのは怖かった
ご冥福をお祈り申し上げます
96 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:07:30.06 ID:lNlppXpbO
ニートの頃に著作を読ませていただきました。
ご冥福をお祈りします。
97 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:07:31.07 ID:tFpWqsS+0
「楡家の人びと」好きだった
作家って晩年まで第一線の人って少ないよね
日本の作家でいい年なのに出せば売れる的な人っているかな?
TVで顔みて、こんなに年取ってたのかーと思って、
よく考えたら、風間杜夫と勘違いしてた
>>93 そう言えば、トーマスマンの話は、よくエッセーの中に出ていたね
101 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:10:15.92 ID:9bMIEJaQO
お孫さんのヒロくんはもう成人してる?
「孫ニモマケズ」も面白かった
娘さんは、北先生に容貌そっくりなんだよなあ
ショックすぎて…
たぶん俺だけだろうが、よくドリトル先生とごっちゃになる
この前航海記読み終わったばかりでした。
合掌。
ついにこの日がやって来たか (#`ω´) ノシ
サヨナラどくとるマンボウ
けっして他人を傷つけないあなたのユーモアが好きだったよ
105 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:11:12.02 ID:UB8iIAVxO
俺の青春がこれで完全に終わった。
長いことお疲れさまでした。これからも大好きです。
茂吉の最高の理解者でもあった
タイトル忘れたけど、本人曰く唯一のエロ小説ってのがあったよね?
女性幽霊が愛した男のために下半身だけになって現れるという...
子供の時読んだ寂しい王様が強烈だった
乳母と乳首と呼び鈴と
そこだけ覚えてる
109 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:12:39.03 ID:3/AdXa8j0
本当に昔の上流家庭の雰囲気が目に浮かぶような文章だったな。
今は居なくなってしまった育ちの良いお坊ちゃんが内省しながら
育って医者になって純文学者になってある意味絵に描いたような人生だったね。
古き良き時代の一人の日本人の人生だった。
もう二度と戻らない時代の。
110 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:13:15.94 ID:d6l6Vh0+0
どくとるマンボウ
ドクターエルボー?
>>93 自分も影響されてトーマスマン読んだけど、2ページで脱落しましたorz
いつも斎藤茂吉と高村光太郎を間違える
恐らくこのスレは40〜60代のすくつ。
115 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:17:03.81 ID:eDY5/xUP0
最初に読んだどくとるマンボウシリーズは航海記だったかなあ
図書館で借りまくって、その後は文庫本を買って読んでた
独特の語り口が好きでした
躁病・鬱病という病気を知ったのもおかげでもの凄く早かったですよ
安らかにお眠り下さい
先生、ありがとうございました
この人の暖かいユーモア 好きだったなあ
ありがとうございました
合掌
北杜夫の著書がきっかけで、読書が、文学が、エッセイが、好きになったり、茂吉の歌に接したり、
トーマス・マンを読むようになったりした奴がこんなにも多かったんだな。
改めて泣けた。御冥福をお祈りします。
119 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:19:36.90 ID:/w9VMuvxO
はなくそマルメル
120 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:21:24.50 ID:oviyR60n0
あの時代の人はドイツ文学に傾倒していたのかな
同世代のうちの父もよくトーマスマンやヘッセの本をくれたわ
文学に心のよりどころがあった世代なんだろうね
121 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:21:58.17 ID:8VoIYyer0
これは残念。
ご冥福を。
( ´D`)ノ<まじかあああああああああ
森繁とこの人だけは死なないと思ってたのにいいいいい
親父に「面白いから読んでみろ」と薦められて二十年
感想聞かずに逝ったのが四年前…
今日帰ったら埃を掃って読もう
合掌
124 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:23:21.67 ID:XAWgVymNO
点と線は良かった
125 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:23:25.43 ID:UB8iIAVxO
三島由紀夫からとにかく期待されてべた褒めされた作家なんだよな。
クプクプ書いた時は電話かかってきて「君はこんなの書くべき作家ではない!」と説教されたそうな。
126 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:23:28.48 ID:Eh1sTjc10
合掌。
小松先生、北先生ときて・・・そろそろムツゴロウ先生も(´・ω・`)
128 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:24:34.83 ID:UfuKVhn50
この人のエッセイでガキの頃初めて株や先物の怖さを知った
欝患ったりしてたようだけど好きだった。安らかに。
俺はジバコだジバコだじょ
どうだ みなちゃん こわいだろ
ってのをやたら憶えてるなんぞw
129 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:24:52.67 ID:Xk7jCiZh0
さびしい王様が一番好き
どくとるマンボウで知って、幽霊読んだ時はビックリしたなぁ
読んだことないけど覚えはある。
何回か転校したけど、どこの図書室にもあったよ。
131 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:25:16.56 ID:3GiGCq+nO
ご冥福をお祈りします
どくとるマンボウ航海記は海外に憧れを抱くきっかけになったな
初めて接した「大人が読む本」がオヤジの持ってたどくとるマンボウシリーズだった。
だから北杜夫には特別な思い入れがある。
ご冥福をお祈りします。
合掌
そうか…お亡くなりになられたのか…
航海記、青春記あたりは何十回読んだかわからんな。
この人のお陰で色々知るきっかけができたように思う。
ご冥福をお祈りします。
ついにアタオコロイノナのもとに召されたんですね・・・
残念です
六代目の”違いのわかる男”でしたっけ
たくさんの素敵な作品をありがとうございました
ご冥福をお祈り申し上げます
小学生の頃、図書室で読んだなぁ。
読書苦手だったけどなんとか読めた記憶がある。
ご冥福をお祈りします
>>133 皆同じだなw>親父の本棚に北杜夫
俺のうちは「青春記」だった
安らかに。
139 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:29:29.61 ID:DiTZhdjJ0
子供のころ何冊も読ませていただきました。
ご冥福をお祈り致します。
つi~
140 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:29:55.59 ID:UfuKVhn50
>>83 俺はこの人と、らも・椎名誠・小松左京・池波正太郎・その他のエッセイが好きだった
大人になってこんな冒険とか波瀾万丈やってみてーなって思ってた
141 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:30:41.57 ID:AhXhe2sF0
小田実の何でも見てやろうを読んだ後に、ドクトルマンボウ航海記を
読んだ。どちらも面白かった。海外に強烈に憧れた若い日々を思い出す。
昭和40年代半ば、1970年頃かな。万博に毎週行ってた。本物の海外旅行に
出かけたのは、その20年後だったw。
142 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:30:50.21 ID:OblYDLPq0
今晩はソーメンにするか、ちょっと時期はずれだが
去年の6月米沢市の県立米沢女子短大で開かれた「どくとるマンボウ家の素顔」
という講演会を見に行きました。娘の由香さんと2人で楽しい話をされてたことを
思い出します。
144 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:30:57.00 ID:P1HuDgwc0
一押しは青春記。幽霊・木霊あたりも好きだったな。ジバコとかクプクプとか
マイナーなギャグ小説もこなすし。もともとは兄貴が読んでいたのだがおかげ
で小学生のころから彼の作品は一通り読んだ。それだけに悲しい話。合掌。
ご冥福をお祈りします
146 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:31:50.26 ID:4BqGbFcxO
中学の頃このシリーズ読んでたわ
147 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:32:00.59 ID:UT7YwLBH0
nm
あああーついに…
北さんさようなら;;
マンボウ共和国主席が亡くなったか。。合掌。
150 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:33:15.67 ID:uGq2auQe0
『どんとくるマン』にみえた
むしろまだ生きてたのか。
子供の頃、どくとるマンボウ航海記読んだのが最初で
そこから楡家の人々とか初期の頃の作品はいろいろ読んだなぁ。
合掌
船乗りクプクプのオチなんだっけ・・・
結局もとの世界にも返れずなんとなく曖昧に終わったんだっけ?
154 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:34:14.13 ID:udsX5XSb0
(`・д・´)
大好きな大好きな作家でした。
今日たまたま松本に出張なんで、旧制高校記念館でも覗いてくるかな。
ご冥福をお祈り致します。
156 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:35:49.93 ID:BH2BWAQW0
リビアに続き、マブセ共和国までもが崩壊するとは・・・・。
>>117 ああ、それ読んだな
完璧症候群という症状を子供ながら自覚出来た
158 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:39:21.22 ID:OwsDm/WD0
マンボウという魚はふだんはボーッと海中を漂っているが
潮の流れからズレたとわかると、ものすごい速さで元の流れに戻る
そうである
なんか躁うつの北氏みたいで面白かった話だ
159 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:39:36.73 ID:wxN1F3yi0
人間愛にあふれてたなあ
それも人間の弱さ、おろかさを愛する人間愛に
だから大好きだったよ
航海記のインドの本場カレーを食う話が好きだったな。
辛すぎるカレーをビールで流し込む。
オレが今ビール好きなのは、このシーンのせいだと思う。
小中学校の頃に読んだ
きっかけは国語の教科書に載ってた話だったはずなんだけど、タイトルも内容も思い出せないや
ご冥福をお祈りします
162 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:41:03.04 ID:MGUT+1Jw0
誰だよ?在日の死を悼むなよ
163 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:41:42.12 ID:F9FzfTOW0
昆虫記は、日本で最も美しい日本語で出来ていると思う。
本当に好きだった。
164 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:41:59.03 ID:ix29wlox0
165 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:43:17.72 ID:MGUT+1Jw0
北杜夫なんて日本人の名前じゃねえだろ?
花王工作員乙
166 :
逃太郎:2011/10/26(水) 08:43:40.91 ID:wDjSbbUH0
167 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:43:41.88 ID:UT7YwLBH0
穏やかなイメージがある人だったけど、茂吉譲りの超短気だったらしいね。
竹村健一や山口瞳を罵倒したり、文春、新潮とも喧嘩。
小樽の寿司屋を日本一無礼な寿司屋と罵った事もあったなあ。
みんなどうしちゃったんだ?って云うくらい神妙なレスが続くな。
自分はクプクプが最初だったので、まあこんなものか、くらいで終わってしまったが
別の入り方をしたら印象に残る作家だったのかもしれないね。
『幽霊』でも読んでみるかな。
読んだことはないけどこの人の本はよく図書館で見かけてたので名前くらいは知ってる
ご冥福をお祈りします
ネタだろ。ツマラナイなら反応スンナよ。
>>162 てか北杜夫を知らんとか、むしろお前が在日ではないのか
寧ろ茂吉も朝鮮人に家を乗っ取られた部類だが
無修正版を外国で見たと自慢していた
膣でたばこ吹かす映画のタイトルはなんだったんだろ
それだけが心残りだから誰か教えて下さい
175 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:46:14.08 ID:PxQn5oPA0
>>173 そいつは自分の知識の外に在るモノが
全部在日なんだろ
176 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:46:38.15 ID:7G13ouZN0
おもしろい作品をありがとー
なむなむ
177 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:46:55.01 ID:OwsDm/WD0
あのね、ドイツ文学のトーマス・マンの作品でトニオ・クレーゲル
まぁ、いいや
178 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:46:59.62 ID:MGUT+1Jw0
どくとるマンボウ医局記が好きだったな。
あと慶応病院からわざとキチババア脱走させる話しは面白かった。
青春記は今の学生にも読んで欲しい逸品。
179 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:47:00.13 ID:ph7WjXVd0
辻邦生の友達だよね。
辻邦生は好きで結構読んだから北杜夫も読んでみたいと思いつつ、
結局まだ1冊も読んだことがない。
楡家でも読んでみようかな。
180 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:47:33.04 ID:jVbCwL2oI
(ー人ー)ご冥福をお祈り致します。
181 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:47:38.37 ID:oX+FcA8R0
斎藤茂太と11も離れてたのか
182 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:48:17.07 ID:85VqSAWOO
スチュワーデス物語くらいしか知らないけどご冥福
183 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:49:13.94 ID:MGUT+1Jw0
いまごろ天国で狐狸庵と談笑してるのかな?
こう書くとまーた「コリアン?在日乙」とか書くDQNが荒らしにくるんだろうな...
184 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:49:31.23 ID:CH4cFxsx0
本当に大好きでした。
ご冥福をお祈り申し上げます。
185 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:49:54.99 ID:97nwZknI0
>174
映画「エマニエル夫人」かなあ
昔のVHSソフトは知らないが
いま売ってるBDにはタイのバー?で見世物としてやってるシーンが収録されていたが
186 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:51:40.67 ID:tm+FVN8k0
エッセイの軽妙な文章が好きだったな。
「今躁状態」「今は鬱に入りかけ」とかいちいち書いてるのが何だったけどw
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189 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:53:35.82 ID:p8/X22mJO
>1
遺作は何?
190 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:54:02.50 ID:hQJHnckuO
この人若い頃はかなりハンサム
当時としては背丈もあるし文章とちょっとギャップあるね
191 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:54:19.96 ID:xn44OsmS0
斎藤茂吉と高村光太郎と智恵子抄と白蛇抄がごっちゃになる
躁鬱病の存在を知ったのはこの人のおかげ
>>165 お前はペンネームと言うものを知らんのか?
ちなみに北杜夫の名前は、ドイツの作家トーマス•マンの小説の登場人物から取ってる。
ゆとりって、本当に何も知らないんだね。
先物の食い物にされて破産した作家だっけ?
合掌! ご冥福をお祈りします。
おばあちゃんちの本棚に北杜夫の本があって、
かつての叔母の部屋だったんだけど
ぼくのおじさん、て話。
おもしろくて夢中になった。
それからファンになったんだけど。
なんか悲しい(T ^ T)
母ちゃんがまためちゃくちゃな人なんだよな
>>125 「もとより、書きなぐりの愚作だが」だっけ?
199 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:59:00.45 ID:rtKed7kMO
>179
辻作品を読めるのはすごいw
俺は北つながりで手にとっただけけど
途中で投げたw
200 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 08:59:06.05 ID:0F6sPVc20
>>193 そんな低レベルなネトウヨを相手にすんなよ。
都合の良いネット情報を信じて生きてる低学歴連中は
小説なぞ一生読まんよ。
202 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:00:10.94 ID:MGUT+1Jw0
>>189 マンボウ家の思い出旅行かな?
近作になるほど文体がシンプルになって分量も少なくなっていった印象がある。
”もぐら”をまた読みたい。
204 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:00:58.66 ID:3lvAFDcM0
この人とか遠藤周作は
エッセイと堅い真面目な小説とどっちが読まれてたんだろ
205 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:01:16.08 ID:UT7YwLBH0
ユーモア作家と思われがちだけど、純文学作家としても超一流。
楡家の人びとは三島由紀夫や川端康成も大絶賛していた。
やっぱり天才だろう。
206 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:01:26.70 ID:cEaIEuXc0
小学生の頃、公文の教室にあった航海記読んでからハマった。コミックとか全然読まず文庫本を読みふける変な子になった。でもおかげで人生助かってる。
>>193 165はネタだとなんとなくわかる。
阿川さんが自分の葬式の委員長みたいなことを北さんに頼んでいたそうだけど、
逆に委員長役だなぁ。文壇の森繁状態だ。
208 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:01:55.95 ID:UB8iIAVxO
>>193 違うよ?
夕飯時になると人の家にやってきて、ご飯大盛りを強要してくるから
「またキタ!」「飯をモレ!」のキタ・モレ夫からだよ?
209 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:02:25.64 ID:MGUT+1Jw0
マンボウ・マブゼ共和国
>>165 茂吉の息子だって書いてあんだろ。
マンボウはおもしろいから読んで身
211 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:04:08.49 ID:rtKed7kMO
日本の小説家のなかで一番好きな人だけど
正直、中期以降の作品はヒドいと思う。
エッセイも同じネタの焼き直しばかりで。
>>189 マンボウ家航海記だって。ソースはNHK、今月発売したばかり。
213 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:05:05.29 ID:jBGx7xbc0
「白きたおやかな峰」が大好きでした。
ところで「輝ける碧き空の下で」の続きは書いたんですか?
>>200 本読むのが嫌いな連中こそ、読書の入り口としての北杜夫作品のとっかかりやすさは最適だと思うんだよね。
入り口広いけど、奥も深いし。
>>165 おまえも小林よしのり以外の本も読んでみろ
216 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:06:38.33 ID:MGUT+1Jw0
>>210 茂吉って誰だよ?
医学生時代に「作家になぞ絶対させん!」と廊下をこれ聞こえがしにドタドタ走ったり
「今度宗吉さんの書いたものを見せて下さい」という手紙を読んで親父の死期を悟ったり
とかそんなエピソード知らねえよ。
この人、小樽の寿司屋の対応について書いてたな。
小樽で寿司屋に行ったって意味ないよ。
どうせ、鳥取の工場から仕入れたクズタラバとか、
カナダからの鮭とか、チリからのウニとか、そんなのだから。
自分が住んでいる町の寿司屋に行った方がいい。
「小樽で寿司を食べる」という、テーマパークのアトラクションとして
の経験がしたいなら、それはそれで価値あるかも知れないけど。
株やってて大損したって話を思い出したわ。
219 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:07:39.80 ID:WKa6BqEF0
名前と躁鬱病ってことだけ知ってるな。
どくとるマンボウは高校か中学の課題図書に
あったような気もするけど読んだこと無いな。
220 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:07:40.38 ID:BH/4Kskt0
切っても切れない安全ナイフ
222 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:09:28.82 ID:rtKed7kMO
>213
俺も大好きだ
タイトルでケンカした話もw
ブラジルの続きは書けてないね
223 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:09:34.77 ID:eIHtovYT0
ムツゴロウ氏は存命なのか?経済的に破綻して北海道に戻った新聞記事は読んだが?
>>208はネタ
本当は東北大の医学部出身で
北の杜の都(仙台のこと)だから
エッセイは異常に読みやすいよね
226 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:11:13.03 ID:WKa6BqEF0
斎藤茂吉の次男だったのか。斎藤茂吉も名前だけは知ってるけどこれこそ名前しか知らない。
227 :
怪盗グレート:2011/10/26(水) 09:11:21.51 ID:bf0TL8K50
たのしませていただきました ご冥福を祈ります。
228 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:11:36.60 ID:MGUT+1Jw0
仙台時代にトマトソースの看板を見て一瞬ドキっとしたほどトーマスマンに傾倒してた。
さびしい王様が懐かしいな。
230 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:12:19.20 ID:rtKed7kMO
>224
元ネタはトニオ・クレーゲル
>>208 「きゅうりもみ、にでもして食べてください」
・・・育ちのいい奴は悪びれんな。
>>228 お前、メチャメチャ好きなんじゃねーかw
小学3、4年生の頃に先生が朗読してくれた
「ぼくのおじさん」が面白かったな
今でも時折読み返す
故宮脇俊三氏と酒を交わす仲だったと
聞いた時には驚いた
235 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:14:58.41 ID:htPEX2oF0
>>208のネタは自分で作ったのかな。
中学の時の国語の授業で、それと似たようなどーしよーもない名前の由来を聞いたような記憶がある。
236 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:15:15.89 ID:ljyYQtOM0
中身スカスカのエッセイ書いてたエセ文学者だね
昭和の時代はこんなヤツでも文学者を名乗れたんだね
237 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:15:25.77 ID:EzG47lCs0
238 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:15:48.05 ID:rtKed7kMO
>233
周りに救われた人だと思う。
よくあんな基地外を周りも見捨てず、愛してくれたと思うよ。
星新一とかも
239 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:16:41.63 ID:UfuKVhn50
>>138 どこんちも一緒過ぎるw>本棚に北杜夫
俺んちは航海記
>>216 貴様がツンデレというやつか
240 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:16:48.89 ID:oom2pSOD0
マンボウ3部作の昆虫記は秀逸
のちに奥本大三郎に焼き直しされても気にしなかった
所詮、偽者だから
どこかでアタオコロイオナになって復活せんかな
怪盗ジバコは植木等の映画がとても面白かったので原作を買って読んだけど、全然面白くなかった。
その後テレビで楡家の人びとを見て、暗い人なんだなぁと思った。
242 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:18:54.99 ID:MGUT+1Jw0
これ良い話だね
2011年9月、長野県安曇野市の昆虫収集家、平沢伴明がコガネムシの仲間「ビロウドコガネ」の新種を発見し、
北杜夫と昆虫採集を通じて交流があることから、これの学名をラテン語で「ユーマラデラ・キタモリオイ」、
和名は「マンボウビロウドコガネ」と命名した。北杜夫は命名に際し「とても照れくさいけれど光栄。
大好きなコガネムシなのでうれしい」と喜んでいたという。
243 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:19:36.10 ID:jBGx7xbc0
>>222 後にも先にもあれほど魅力的な登山隊小説は読んだことがありませんよ。
そうですかブラジル移民の話は続かなかったのですね、残念です。
244 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:19:38.11 ID:UB8iIAVxO
>>233 酒を酌み交わすどころか、出世作の航海記の編集が宮脇だし、家は隣同士だぞ。
245 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:19:51.33 ID:rtKed7kMO
>235
最初にそのネタを書いたのは遠藤だったから、二人でそういう話をしてたんだと想像
>>8 双曲だったんだろ?家族は地獄を見たろうに
白きたおやかな峰、好きだったなぁ
247 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:21:18.36 ID:ZfvMwd1B0
大の阪神ファンだったから和田監督就任のショック死じゃねえの?
クプクプの冒険とか読んだな
渋谷あたりを歩いてると、マンボーマンボー100エーン。って宣伝カーが走ってるのを目にする
250 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:24:06.42 ID:nt4P8eEL0
>>226 中高の現代文の短歌ではアララギの代表歌人として掲載されているんじゃないかな
「のど赤き玄鳥(つばくらめ)ふたつ屋梁(はり)にゐて足乳根の母は死にたまふなり」
これで足乳根の枕詞を知った
奥さんの輝子さんだっけ(北杜夫の母)、この人がまた強烈なんだよねw
北杜夫の奥さんが息子のお嫁さんを「悪気はないのよ、ああいう人なのよ」
って一生懸命慰めていたんだとか
「どくとるマンボウ航海記」は自分が始めて読んだ子供向けじゃない
面白いと思える本だった
他の本は読んだことないけどR.I.P.!
北先生を敬愛する(自称)、井上ひさしが逝ったと思ってたら
ついにその北先生も逝ったか
253 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:28:03.45 ID:AvKgml5P0
多くのちゃんとした日本人にとってはジョブスが死んだことよりもこの死は重い。
254 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:28:25.20 ID:MGUT+1Jw0
斎藤由香さん親父さんにそっくりなんだよね。美人だけど。
255 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:29:33.52 ID:c1QG7u260
とっくに亡くなってるものと思っていたんで衝撃
本を読んだことは無いけど名前は知ってる
ご冥福をお祈りいたします
>>236 才能に嫉妬してるとしか思えないw
かわいい
お兄さんはまだ健在?
てゆーかもっと年寄りだと思ってた。
爺さんに一度あわせてやろうかといわれたことあるなあ。
結局、一度もあわずにお亡くなりになってしまった。
260 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:31:16.39 ID:L8qIGQYn0
池田大作がかわりに死んで欲しかった
261 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:33:17.33 ID:jXFe3oXa0
>>242 そのニュースを知ってまだまだお元気なんだと思っていたのに…
中学の頃ファンレターを書いたら直筆の年賀状が来て驚いた
ちっちゃい字で宜しくお願いしますみたいなことが書いてあった
とって置けばよかったなあ
ご冥福をお祈りします
263 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:34:13.25 ID:5OO2ifD50
つらい・・・・
264 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:36:00.36 ID:as+o2HEp0
楡家の人々ってこの方だっけ?
ああゆう小説が好きだけど
どう探してよいものやら
この人レベルでも、結構絶版になってるんだよな。
どうなんだよ、この状況
モタさんが亡くなったのは2006年だよ
268 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:37:31.33 ID:wrym5rvw0
これで俺にとって残った昭和は筒井とブラッドベリだけになってしまった・・・。
>>261 著名人から来た年賀状なんて残しておくだろ。
>>241 あれ、映画になってるのか。小説しか読んだことないけど大好きだった
怪盗ジバコの復活はつまらなかったけど
小六の時、船乗りクプクプの冒険がクラス中で流行った。
(担任が持ち込んで、特に男子がハマッた)
おかげで、小六で転校した人の色紙は「さよならバイバイよ」で
埋め尽くされたw
北先生、さよならバイバイよ 合掌
>>264 一応「ブッデンブローク家の人々」にヒントを得てるから、読んでみたらどうかな。
俺は合わなかったけど。
「魔の山」と出会わせてくれたことだけでも、北杜夫には感謝してもしきれない
>>238 躁鬱は家族も大変だろうね。
鬱状態だと見ててもつらいし
北杜夫の症状も同じかどうかわからないけど、知人の場合は
躁状態になると気が大きくなって、払いきれないのにカードで
いろいと高価なものを購入しちゃって、家族が解約するのに
大変だったって聞いた。
さびしい王様シリーズは何度も読み返しました
今の子供たちにも読んでほしい
温かい笑いをありがとうございます
276 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:41:13.04 ID:TuhvZYUQ0
初めて読んだ北杜生の本が父ちゃんは大変人。
次がさびしい三部作。
小学生の頃だったな…。
子供に本棚あらされるオヤジは涙目w
20代だけど消防の頃から図書館にあったんでよくエッセイ読んでた
マンを読み出したのは高校からだったけど
一高時代に望月市絵の頭をとつぜん引っぱたいて吃驚されたとか
茂吉のうなぎに関するエピソードとか面白かったな
心からご冥福をお祈りいたします
279 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:42:38.62 ID:3Ebs35t2O
本棚の人が次々に逝ってしまうなぁ
280 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:44:16.01 ID:ZS+4ccTm0
夜食で生ラーメン食べるエッセイが好きだった。
大日本帝國スーパーマンはなんか色々性癖が出てた気がしないでもない。
ところでおまいら
夜中に「モチモチ、キタデチュ」とかかってくる電話にニコニコして対応する遠藤周作と
キチガイ絶賛中に、マブゼ共和国文化勲章をニコニコして受け取った星進一。
どちらが大人だと思う?w
282 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:44:52.76 ID:as+o2HEp0
>>272 ありがとう 読んでみる
いろいろあれどサラサラ淡々とした(書き方の)家族の話が好きなんだよね
283 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:45:29.40 ID:wrym5rvw0
>>280 >夜食で生ラーメン食べるエッセイ
エッセイじゃなく、寂しい三部作の前書きだったような
>>282 北杜夫の文章は透明感があるよね
>>283 夜食ラーメンの話はもうそれこそ嫌というほど何回も書いてる気がするw
というか、同じネタの焼き直しが多いってのは言われてたよねw
285 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:47:57.91 ID:wrym5rvw0
286 :
zash:2011/10/26(水) 09:47:59.17 ID:rn7Ni2NQ0
ご冥福を、アタオコロイノナに祈ります
世界三大杜夫
北
風間
アメリカスーパーマンに敗北しHIVを感染させられ、最後は切腹するという
結末だったか>大日本
さすがにアレは勢いだけで書いたんだろうなw
この人の文庫買ったばっかりだったのでショックだ…
中学生の頃、さびしい王様とどくとるマンボウを読んだ後、楡家の人々を読んで、そのギャップにびっくりした記憶がある。
ご冥福をお祈りします。
天寿かな.
御冥福を.
魔の山って読んだことあるわ
村上春樹だかの小説にも出てきてたよね?
馬鹿中学生だったので リノリウムとかサナトリウムとかリネンとか
情景描写に出てくる言葉にすらいちいちひっかかって挫折したw
今ならがんばれるだろうか
293 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:52:22.12 ID:85VqSAWOO
合掌です
296 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:53:32.37 ID:Kr5dyPLn0
ごめん、とっくに亡くなったと思ってた
297 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:55:10.87 ID:dP1L+KHY0
このひとは楡家を書いただけでも存在意義があったな。
後半生は躁鬱でグダグダだったらしいけど。
298 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:55:32.84 ID:AvKgml5P0
青山の病院のお坊ちゃまで、戦前の青山墓地で昆虫採集してたつうんだからね。
299 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:55:47.47 ID:UfuKVhn50
>>273 北杜夫・池波正太郎・司馬遼太郎・小松左京・五木寛之・子母沢寛
ここらへん親父の本棚ラインナップから入ったって奴は多いだろう
300 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:56:29.28 ID:ZFwYnRpm0
へー山口昌男って生きてるんだ!と思ったら、こいつもそうだったのか。
こういう存在ってあと誰?栗本慎一郎はまだ生きてるよな?
>>299 >子母沢寛
渋すぎw
サルの話しか読んだことないな。
>>287 まさか、三人目はホルスタインモリ夫か!?
303 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 09:59:34.69 ID:UfuKVhn50
>>292 鴎外の娘の森茉莉って女流作家の本よんでみ
濃い毒気みたいなもんに当てられてくらくらできるぞw>リノリウム・サナトリウム・リネン
母ちゃんが読んでた
304 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 10:00:07.99 ID:ZFwYnRpm0
モリオ ウガイ
サナトリウムで結核に病んだ美少年が云々ってのは所謂耽美・BLのはしりだろ
306 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 10:03:16.58 ID:F9FzfTOW0
あ、今ふと思った。
海外ドラマの「名探偵モンク」が好きだったのは、どこか北杜夫を思い起こすからかもww
やっぱり悲しいな。
後期のすかすかの文章を読んで嫌いになった人は、どうか初期から読んで欲しいと思う。
そう思うのは私だけじゃないはず。
307 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 10:04:17.75 ID:avH2wUxr0
この人で初めて躁鬱病を知ったな。
そういや最近鬱病ばかりで躁病って聞かないな。
あ、ご冥福をお祈りします。
308 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 10:04:55.31 ID:dP1L+KHY0
ちなみにいまの都立梅ヶ丘病院が実家な。
スペースマンボウ【通称スペマン】は名作。
ドクトルGなら知ってる
>>303 森さんは贅沢貧乏とやらを…
ぐるぐる目が回りました
金井恵美子まではなんとか読めるんですが
312 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 10:07:12.36 ID:dP1L+KHY0
長野に北杜市ってあるよな。
北杜夫にちなんだ名前かとおもっていた。
松本高校かよっていたというし。
313 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 10:12:33.81 ID:ph7WjXVd0
>>312 山梨だね、北杜市は。
サントリーのウイスキー蒸留所や南アルプス天然水などの工場があったと思う。
「幽霊」って、あんだけ表現力凄いのに自費出版だったんだな。
意外だわ。
315 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 10:14:21.74 ID:IPpx2TkJO
作家って何でうつ病が多いんだろ?
きっと身を削って書いてんだろうな。
ドクトルマンボウ放浪記も面白かったね。
俺を本好きにしてくれた作家だ
楡家の人々が好きだな
眉間に聴診器を当てて患者を診察する
初代基一郎のはったり臭さが最高!
東野英治郎が基一郎を演じた作品が有るらしいが
映像は残って無いだろうなぁ〜
北先生のご冥福をお祈りします
317 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 10:15:21.11 ID:eDY5/xUP0
名家のお金持ちの暮らしってのがエッセイでも所々で垣間見れて
俺も決して貧乏ではなく普通の中流家庭で育ててもらったんだけど
こういう世界も有るんだなあと子供心に思った憶えがある
ご当人が当初はそういう生活を恥じていたりしたけれど
やがて素直に有難がって生きていけばいいと思うようになれた的な事を書いていて
あー傍から見る程気楽じゃないんだなあと思ったし
自然体な考え方や生き方は、今でも自分の考え方にも影響を受けていると思うな
ただ面白いだけでも無かったんだよね、この人のエッセイって
318 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 10:16:06.92 ID:ZS+4ccTm0
>>294 一応、アメリカスーパーマンは死闘の末に追い払ってるぞ
問題はそこからの斜め上の展開
まだ生きてたのかこの人!
高校の教科書に載ってたのを思い出した
>>311 贅沢貧乏・・・・大昔に読んだかすかな記憶が・・・
人は妄想力があれば行けていけると思いました。
私にユーモアのセンスはこの方から学びました
合掌
おなじ卓球部であった。
鬱系の話がおもしろかった。
1か月風呂に入らなかったなど自分ににてるw
最期に見たのがフジテレビの番組か。娘さんと
出てたけど老いはみられたが元気そうだった。
残念です。
父の蔵書にあったブラジル移民の分厚い本の、エロそうな所だけ読んだな。
324 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 10:21:01.15 ID:JRD9Q9Xo0
>>315 もともと、メランコリアのやつが作家を目指す傾向がある上に、
身を削るっていうより、自分の切り売りしている状態になるのと、
毎回毎回新しいことを創出しないといけないから、創出できなく
なった時が経済的な苦悩もかぶさって二重苦になるし、さらに、
10万部売れればヒットとされてるけど、そんだけ売れてもハード
カバーですらせいぜい、よくて1500万円しか金がはいらないし、
連載の場所がほとんどないから、原稿料が入らないし、漫画家とかだ
と覚えた絵の画力はさほど劣化しないけど、作家の作品創造力って
あっさり劣化するし。
まぁ、死にたくなるのもわかる。
326 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 10:21:39.83 ID:ZS+4ccTm0
あと、泥棒してる屋根裏の子供たちの話を何故か覚えてる
伊賀の影角
327 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 10:22:07.43 ID:dP1L+KHY0
三島と2歳しか違わないんだな。
でも文学者として三島の一世代下って感じ。
三島はいきていれば今年86歳だし。
328 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 10:22:27.12 ID:1UNd3tGb0
もう一度、全作品買って、読み直すぞ!
子供の頃、船乗りクプクプ読んで
以来のファンです。
よいお話を沢山ありがとう。
ご冥福をお祈りします。
茂吉の次男て初めて知った
なんてのはこの人の名前しか知らないから何だろうなあ(汗
エンタメの人だと思ってたわ
まあその通りか
331 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 10:23:21.76 ID:akop109CO
小笠原父島へ行ったとき、「これが海だ、
ああその海は塩分に満ちている。」って言ったよ。感激で。合掌
今まで存命だったのか
もっと上の年代でとっくの昔に故人かと思ってたわ
333 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 10:24:22.78 ID:OKmrJyp/0
フンガイ多用してたのは覚えてる
「おれはジバゴだぞ〜 どうだみなさん怖いだろ〜」
んなもん怖くないって思ったのを今でも覚えている
335 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 10:24:44.26 ID:ZS+4ccTm0
CMに出たら脅迫状で殺すとか来たとあったのが怖かった
世の中って本物のキチガイが居るんだなあって思った
336 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 10:25:46.49 ID:4/MR7RpN0
>>277 そんなこた〜ね〜!
文学に興味があることに
喜びと嬉しさを感じるだろ!
奇病連盟は面白かったなあ・・・
ご冥福をお祈りします
338 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 10:26:55.92 ID:Z5HSO5Sa0
北杜夫と遠藤周作と佐藤愛子は一時期溺読してた
寂しいなぁ
落ち込んでたときはマンボウシリーズでほっこり癒されてた。ありがとう
自費出版にしたのは親父の息がかかるのを避けたかったからとか、ペンネームにしたのもそう。
>>301 そのほうが渋い。新撰組始末記しか知らない。
楯の会活動に挺身していた時期の三島に対してナチドイツ流の
挙手の礼をして三島が嫌な顔をしたという。北氏は躁病で頭がおかしく
なっていたからと書いてるが、本当は正気で皮肉としてしたのかなぁと
思ったり。そんなことするイメージじゃないんだが。
342 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 10:27:59.71 ID:3O0xeRAJ0
ムクチン!!!!!
343 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 10:28:49.68 ID:q5N79qUI0
2011年墓銘録(主な方々)
吉村光夫(元TBSアナ、ロンちゃん)、山下敬二郎(歌手)、中村富十郎(歌舞伎役者)、高見澤 宏(ダークダックス)
横澤 彪(元フジテレビCP)、和田 勉(演出家)、細川俊之(俳優)、喜味こいし(漫才師)、鳥井道夫(サントリー名誉会長)
浦里はる美(女優)、與那嶺 要(元巨人外野手)、小林アトム(俳優)、尾藤 公(箕島高校元監督)、徳丸 完(声優)
村野守美(漫画家)、谷沢永一(評論家)、坂上二郎(コメディアン)、下川原 孝(陸上競技選手)、毛利千代子(DJ)
中島 徹(漫画家)、氏家齋一郎(日本テレビ会長)、佐藤忠良(彫刻家)、野間佐和子(講談社社長)、いいだもも(評論家)
岸田衿子(童話作家、岸田今日子の姉)、潮田健次郎(TOSTEM創業者)、出ア 統(アニメーター)、成田文男(元ロッテ投手)
田中好子(女優)、大賀典雄(ソニー元会長)、田中 実(俳優)、宇野誠一郎(作曲家)、八重樫茂生(元サッカー選手)
団 鬼六(作家)、岡田 茂(東映名誉会長) 、上原美優(タレント)、児玉 清(俳優)、中村光毅(アニメーター)
長門裕之(俳優)、作田 明(犯罪心理学者)、川上とも子(声優)、平田隆夫(作曲家)、藤井繁克(がまかつ創業者)
高木 勝(経済学者)、和田慎二(漫画家)、小林 修(声優)、宮尾すすむ(タレント)、森 和夫(東洋水産創業者)
森 孝慈(元サッカー選手)、TAIJI(ミュージシャン)、原田芳雄(俳優)、芦田豊雄(アニメーター) 、小松左京(作家)
この人自身も精神病あったんだっけ?ちがう?
346 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 10:31:15.35 ID:q5N79qUI0
伊良部秀輝(元野球選手)、三城晃子(おばちゃん3号)、宮路 武(ゲームクリエーター) 、松田直樹(サッカー選手)
前田武彦(放送作家・司会者)、ジョー山中(ミュージシャン)、日吉ミミ(歌手)、杉村太郎(元シャインズ)
正力 亨(読売新聞社主)、梅本 竜(ゲーム音楽作曲家)、二葉あき子(歌手)、高城淳一(俳優)、竹脇無我(俳優)
後藤磯吉(はごろもフーズ前会長)、滝口順平(声優)、真田雅則(元サッカー選手)、山本丈晴(ギタリスト・作曲家)
湯木博恵(元バトミントン選手)、横田和善(アニメ演出)、久万俊二郎(阪神電鉄元会長)、辺見じゅん(作家)
杉浦直樹(俳優)、アキコ・カンダ(ダンサー)、五十嵐喜芳(声楽家)、山内 賢(俳優)、花村菊江(歌手)
青山 景(漫画家)、小島昌也(元プロ野球選手)、中村芝翫(歌舞伎役者)、柳ジョージ(ミュージシャン)
渡部英麿(元サッカー日本代表選手)、 斎藤 憐(劇作家))、有川 博(俳優)、 藤家虹二(ジャズクラリネット奏者)
北 杜夫(作家)
>>343 昭和な人たちが死にすぎ。。
本当に昭和は歴史になっていってるんだなぁ・。
>>344 鬱病だったらしい
で、その鬱病ネタを本にしたらバカ売れ
349 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 10:32:59.65 ID:3ntM0eaL0
今度のこりの三篇を拝読、「白毛」のをはりの小さいお嬢さんの件りに妙に心を動かされ、貴兄は小さい
女の子のことを書かれると、(楡家の桃子以来)どうしてこんなに人の心をゆすぶるのか、とふしぎになりました。
「静謐」でも千花といふ子が妙に感動的なのです。これは決して私小説的批評ではありません。貴兄と小生の間に、
「小さい女の子の孤独」に対する妙に深い哀憐の情の共通性があるらしい。小生の場合は、死んだ妹の記憶かも
しれません。
三島由紀夫
昭和41年7月16日、北杜夫への書簡より
350 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 10:33:02.05 ID:74JaRyaF0
351 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 10:33:21.98 ID:yLMBWGIPO
麻雀で北を出す時、必ずこの人の名前を言いながら出す上司がいたなー
西の時は赤い彗星現るシャーって
その人、いつも箱喰らってた
御冥福をお祈りいたします
353 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 10:35:51.95 ID:3ntM0eaL0
>>349つづき
――それはさうと大江健三郎自殺未遂といふ噂をききましたが本当でせうか? 彼にはたしかに何か、精神病質の
危険な兆候が感じられます。
小生も躁病が極度に達し、つひにステージで歌をうたひました。しかしカーテン・コールで出ると、女の子が
一せいにキャーッと云つてくれたので感激しました。あのキャーッといふ声を一度体に受けてみたいと思つて
ゐたので宿望を達しました。あの声は一体どこから出るのでせうか。
貴兄の躁病の御文章をよんで、大笑ひ、といふのも、医者の病気ほど愉快なものはないからです。御病気悪化の
一助にもと、イヂワル・ヂヂイがこの手紙を書きました。
匆々
三島由紀夫
昭和41年7月16日、北杜夫への書簡より
やっぱりこの人が思春期の、文学の入り口だったりする人が多くて、幅広く読まれてたんだな、とこのスレを読んで思う
自分もそう。追悼
356 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 10:47:50.68 ID:MGUT+1Jw0
>>355 「マンボウ人間博物館」きっかけでテオプラストスの翻訳読んで腹抱えて笑った。
どっちも今の若い人に勧めたいな。
357 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 10:52:16.73 ID:ZCxHsiu90
どくとるマンボウシリーズには大変お世話になった
大人になってから郵船の株を買ったのは、どくとるマンボウの影響があったからですご冥福をお祈りします
358 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/10/26(水) 10:54:12.88 ID:2wmmL6m80
>>341 本当にキチガイだったw
「白きたおやかな峰」で、三島に「白き、は日本語としておかしい」と批判されたら
散々調べて、三島の奥さんに「どこそこに白きってのが使われました。旦那さん間違ってますよ」とか電話する人だしw
360 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 10:56:58.61 ID:HSHCML680
ウツボツたるパトスを持って
ご冥福お祈りいたします。
躁鬱病で、ただいま発狂中ですとか
際どいギャグを連発してた
ご冥福を祈ります
362 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 10:58:46.04 ID:ZtqXC3E/O
旅行記もおもしろい
363 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 11:02:04.66 ID:67Kie7dg0
黄色くなった文庫本まだ持ってます。
右や左のジェントルマン、ギブミーギブミーサムマネーって文章が忘れられないです。
まだ84だったのか。90超えてるかと思ってた。
紺の背表紙の新潮文庫にはお世話になりました。
安らかにお眠りください。
マジかー。この日が来るとは。
医学部出身なのに純文学、エッセイ、ファンタジーどれでも書ける天才。
読書嫌いなオレが唯一ハマった作家でした。
個人的にはクプクプと青春記が好きだったな。
R.I.P
366 :
zash:2011/10/26(水) 11:08:41.56 ID:rn7Ni2NQ0
あの世でアタオコロイノナの神とマンボウ航海の思い出でも語っておられるのだろう
367 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 11:10:01.30 ID:Af4OC+ne0
マンボウシリーズも面白かったんだが、それ以上に
この人と遠藤周作を佐藤愛子がエッセイでネタにしまくってたのが
記憶に残ってるw
文人として一流だったんだろうけど相当な変人でもあったようだ
>>359 すんごくたまーに(と言ってもかなり昔)テレビで見た時は
おだやかな話し方をする、やさしそうなオッサンだなーと
思って見てたけど、やっぱエッセーにあるような奇行を
リアルでやられてたら、関わる人は大変だったろうなー
作家だから奇行でも生きていけたけど、リーマンだったら
仕事続けられないレベル
371 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 11:13:18.33 ID:dP1L+KHY0
娘さんが欝の父をはげまそうとノーパン喫茶にいって、
ほらオマンコがみえるというと、
あんなバッちいもの見たくないって。医学部だからな。
372 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 11:14:53.85 ID:a9DgIel20
マンボウ先生大好きだった…
楡家の人々は大傑作
ご冥福をお祈りいたします(T_T)
373 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 11:15:09.07 ID:gvN0Bpdk0
>>57 人間にとって一番悪いのは煙草や酒じゃなくストレスだと思うわ
374 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 11:19:59.62 ID:X40ygywR0
>>355 自分もです。昆虫記が本を読むようになったきっかけだった。
ご冥福をお祈りします。
375 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 11:20:32.37 ID:a9DgIel20
遠藤周作が軽井沢に別荘を買ったら、
北先生はしなびたキュウリを「これ」といておいていったそうだ(お祝いに)。
遠藤先生は「本当に育ちのいい奴は何を考えてるのかわからん」と書いていた。
376 :
忍法帖【Lv=6,xxxP】 :2011/10/26(水) 11:20:50.61 ID:+VU39AjH0
全く本を読まなかった俺が、航海記のおかげで読書の楽しみを教えられた。
ご冥福をお祈りします。
377 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 11:22:15.67 ID:UB8iIAVxO
>>349 楡家の連載中も、桃子が可愛くて気になってどうしようもなくて、
「もう先のストーリーは考えてるでしょうが、何卒桃子が不幸にならないようお願いします」
ってファンレター出してんだよな。
378 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 11:25:05.73 ID:65vtG8mgO
独島盗るチョンコ
379 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 11:26:47.84 ID:PswJZ3lZO
小学生の頃に読んださみしい王様って本が活字への入口だったな
あのシリーズ好きだった
ご冥福をお祈りします
380 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 11:27:41.13 ID:FiWB//Fi0
ご冥福をお祈りいたします。
楽しい本をありがとうございました。
381 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 11:27:49.67 ID:dP1L+KHY0
三島は「現代文学の三方向」という評論で、
安部公房の「他人の顔」、大江健三郎の「個人的な体験」とならんで、
北杜夫の「楡家の人びと」を論じている。
そういう格の作家だってことが、マンボウの類からは隠れてしまうかも。
382 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 11:29:16.15 ID:GkbOFJSP0
383 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 11:30:02.54 ID:ToGwXD7/0
星新一のエッセイだったか(記憶違いだったらごめん)
北杜夫が「飯をもっと盛れ」と言い出して
「それじゃ北盛れ夫だ」とかいう下りが面白かったなあ。
384 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 11:30:11.55 ID:U/91Gosl0
マブセ共和国で国葬だな
クプクプは旅立った
(-∧-)合掌・・・
386 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 11:31:14.43 ID:05bMX/S20
ご冥福をお祈りします。
今を去ること40年前、「船乗りクプクプの冒険」は5年生の夏休みのときの読書感想文の本。
こんなに楽しく感想文が書けた本ははじめてでした。
まだ息子の本棚にあるので読み返してみようかしら。
387 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 11:34:28.19 ID:bwIgryPE0
>>383 遠藤周作さんだったと思う
宮脇俊三さんの隣に家を建てたんだっけ。
いまは絶版になっているが
「少年」が原点だ。
稚拙だとか言う人がいるけど
繊細な心理描写がすばらしい。
389 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 11:37:05.81 ID:MEnKfaFL0
これは合掌せざるを得ない
天井裏の子供たち、殿さまの日、が好きでした
390 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 11:39:18.75 ID:cjSivC6J0
娘がサントリーでマカを売ってたよな
ああ、とうとうお亡くなりになったか…
どくとるマンボウシリーズは、出かけるときのお供だった…
ご冥福をお祈りいたします。
青春記の生徒一同での「(授業を)やめまっしょ!」と
呼応する先生の「おまえらまとめてかかってこい!」で大爆笑したな。
日本文学の先駆者が逝っちまったな
アオタコロイナに祈ったら生き返えらんかな
>>373 タバコや酒ってのも、あれはストレス解消の手段だよね。
396 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 11:42:51.24 ID:3iM28eX5O
「怪盗ジバゴ」「奇病同盟」「とっちゃんは大変人」みたいなふざけた作品も面白かった。
キ
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キ =ж―ж= キ
MMS
TBS来るぞ
399 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 11:49:39.52 ID:TWWXmPgnO
400 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 11:50:39.97 ID:3iM28eX5O
>>396 かなり前に読んだから間違えた。
「怪盗ジバコ」「奇病連盟」
だった
社会のテストでこの問題がでると周りとの題名の違いに吹いたもんだ
402 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 11:53:56.02 ID:a9DgIel20
>>388 少年は、高校生の頃に読んだ。自慰について描かれていたけど文学的で。
徹子の部屋の映像キタ
404 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 11:57:03.78 ID:dlRVPCtS0
>>359 「白いたおやかな」または「白きたおやかなる」と指摘されたのでは
なかったか。
楡家の人々、1972年にNHKのドラマで見たのが忘れられない
能無しの娘が、七光りでエッセイとか書いてるな。
>>320 森さんって死ぬまで自分の部屋をパリだと思って生きてた人ですよね?
412 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 12:17:51.03 ID:akop109CO
まどかの50年前に
ドイツ聖地巡礼をやったオタク北杜夫
413 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 12:18:42.56 ID:UfuKVhn50
>>277 実家の「樅の木は残った」に俺が二歳の頃クレヨンでぐりぐりした痕跡が残っていてだな…
自分自身は親父文庫のお陰か、国語で苦労した覚えが全くないんで、
とりあえず子供にも本だけはほいほい買ってやってるし、好きに読ませてる。
幼稚園児だがゾロリシリーズが好きらしいので、俺と二人でそとに出た折に買ってやってるよ。
414 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 12:19:21.30 ID:gZaZP5rH0
415 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 12:20:32.63 ID:8OVGZeYZ0
誰?
416 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 12:21:47.13 ID:2b6rBo080
お兄さんか弟も医者じゃなかったっけ?
417 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 12:22:30.42 ID:akop109CO
どくとるマンボウと怪盗ジバコが
生まれて初めて見た長編アニメだった。
小樽の寿司屋は相変わらずです。
読書の楽しみを教えてくれた先生でした。
ご冥福をお祈りいたします。
419 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 12:23:29.50 ID:2b6rBo080
つうか躁鬱病じゃなかったっけ?違う作家だったかな?
そっか
今日はさびしい王様でも読もう (´・ω・`)
421 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 12:26:38.73 ID:akop109CO
宮脇俊三「北さんは幽霊を書いたところで死ねば良かった。
そうすれば、もっとなにか書いたかも知れないと惜しまれただろう」
422 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 12:28:12.88 ID:AmoZ8pqaO
誰?なんて言ってる奴は自ら無知無教養を告白してるようなもの
>>419 年とってからはあまり躁の症状はでなくて、鬱で家に篭もってたと聞いた
424 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 12:30:28.04 ID:a9DgIel20
この先は娘さんがパパについて書くのかな。娘はあまり文章のうまい人じゃないので
残念だが。
425 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 12:31:08.09 ID:AFwkEuZRO
北杜夫に対する夫と義母の反応が
「…誰?」だったよ
この家に嫁いだのは間違いだったかなぁ
426 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 12:31:20.67 ID:2b6rBo080
>>423 だよね、症状を詳しく書いた記録を読んだ記憶がある。
当時まだ、精神疾患を告白するのは勇気のいること風味が残ってる時代で
正直なこの方らしいと思ったんだよね。
お兄さんか弟のお医者さんも文章がお上手だったような。たしかこの方も躁鬱
じゃなかったかなぁ(違ったら大変失礼ですみません)、正直記憶が定かでは
ありません。
すごいデカイ本じゃなかった?
429 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 12:34:21.13 ID:a9DgIel20
>>425 いや、うちの姉とその家族も知らないよ。
うちの母は北杜夫の大ファンだったが。お誕生日に昔、お小遣いで「黄色い船」を
買って上げたことがある。でもあれはちょっと駄作w
>>426 お兄さんは故斎藤茂太氏
精神関係の本と随筆書いてたと思う
431 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 12:34:59.05 ID:oviyR60n0
楡家の人々っておもしろいのか
昔どこかで「長いだけ」っていう書評を見て敬遠してた
この機会に読んでみるわ
>>425 姑が斎藤茂吉の名歌も知らなかったらかなりヤバイ家だろうな
>>425 夫はともかく義母さんが知らないって不思議だね。
ネスカフェゴールドブレンドのCMにも出ていたし超有名な作家だったよ。
悪いけど教養がなさすぎるお母様では?
434 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 12:36:36.68 ID:a9DgIel20
>>431 楡家は面白い。長いけどあっという間に読める。
登場人物がみんなヘンw
>>430 そうそう思い出した、茂太氏。どちらも正直でよい人という感じ。
確か、その精神科医のお兄さんも杜夫氏と同じ病になったというのを
知って相当ビックリした記憶があるのだが、記憶違いだったかも。
436 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 12:38:20.62 ID:AFwkEuZRO
>>433 だよね?
中卒の実母でも知ってたんだけど…
…まさかボ(ry
30年前位に好きでよく読んでいた。
ご冥福をお祈りします
438 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 12:40:17.57 ID:AuKVACnaI
偽原始人だっけ
ラストに感動した
記憶にあるのはそれだけかな
イラストは好き
つうかやっぱり時代は流れるんだなー
昭和の歴史がまた一つ終わったという感じ。昭和のおじさんオバさんは
ヤな人も多かった中で、この一家は正直で良い人っぽくて好きだったんだよなー
文章が凄くうまい(昔の作家としては当たり前だが)のもよかった(簡潔でわかりやすい)。
今の作家って文章激ウマの人少ないけどさ、昔は思えば上手な人ばかりだったよなぁ。
楡家、また読もうと思って
アマゾン見たら通常5〜6日以内発送で
本の画像なし
アマゾンでこうならうちみたいな田舎の本屋には置いてないかもしれない…
441 :
zash:2011/10/26(水) 12:41:41.15 ID:rn7Ni2NQ0
>>434 三島由紀夫が、桃子はなんとかわいいのでせうと、わざわざハガキだか手紙だかをくれたとか
442 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 12:42:24.46 ID:X0xS/oYf0
中学時代の自分のほんの一部が死んだ感じ。
ご冥福をお祈りいたします。
初めて読んだのが航海記だった。厨房時代に読みあさったな。
メンヘルでもけっこう長生きできるんだな。
娘さんが週刊新潮でエッセイ書いてるな>齋藤由香さん
447 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 12:46:48.21 ID:8Obat320O
>>412 トニオ・クレーゲル
20年ぶりに思い出したわ
448 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 12:48:12.46 ID:zmc4TUkNO
>>445 いたよ。
子供も居た筈。
自決後、地下に潜るような生活に親子で入ったが。
…ご冥福をお祈りします
実は文学作品(=エッセイ以外)は「さびしい」シリーズ以外まともに読んでないのはご容赦の程を(苦笑)
>>434 氏の作品で登場人物がヘンでないものがあるのかと(ホメ言葉)
450 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 12:48:55.03 ID:a9DgIel20
>>440 古本を探そう。ブックオフみたいのじゃなく
町の古本屋にあるかもよ。
451 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 12:49:55.32 ID:ZFwYnRpm0
3大杜夫はでてるけど北は出てない?
北杜夫
北一輝
北公次 以外出てこない気がする。
>>449 まあ母親も父親も飛び切りヘンな人間だからなあ
自分も思い出して読んでみようっと。しかし凄い一家だよね。頭の良い一家で
正直で性格もよいしキャラクターもよい。お母さんがまた面白いんじゃなかったっけ?
自分も楡家読んでみます。ムツゴロウ氏もショックを受けていることでしょうねー
昔愛読した北杜夫作品
「楡家の人びと」以外は全部読んだ
死んで初めて宮脇俊三が発掘した作家だと知った
追悼 宮脇俊三
逝ってよし キチガイ医者
鉄オタ、乙!
人生変わるくらい大好きな作家だった。
御冥福をお祈り申し上げます。
457 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 12:54:04.51 ID:Hat5qJtD0
東京生まれなのに阪神ファンだったんだよね。
面白いから好きだったんやけどなあ。合掌。
>>445 うん、ホモだから結婚しないつもりだったけど母親が死にしにそうになって川端康成の世話で親孝行のために見合い結婚したんだって
一応子供も二人いるけど男遊びはやめなかったらしいよ
459 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 12:57:34.93 ID:vZWK4xeY0
別れの知らせなのに
北さんの名前見ると何かほっとしたような、暖かい気持ちになるな
460 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 12:59:48.25 ID:VGRNyv7n0
どくとるマンボウ昆虫記だったかな、読んだの
懐かしいわ
>>450 そうですね いつでもどこの本屋にもあるタイトルで
アマゾンは24時間以内発送当然と思ったてたから意外だわ
前の装丁の文庫本下巻なんて1500円から、中には5135円なんて
ついてるわぁ あの装丁は好きでした
父っちゃんは大変人 躁病真っ盛りで書き始めて、途中で欝になり 最後は躁状態で完結。
何度も読み直したよ、アノ長編w
463 :
さざなみ:2011/10/26(水) 13:04:18.57 ID:MGdDMYM40
我が家では、北杜夫が青春のバイブルでしたよ・・・。
北さん、青春をありがとう。
さらば、バイバイよ!
>>457 それどころか小さい頃の刷り込みで早稲田ファンだったのに慶応の医学部に進んじゃったもんで
他の学生と一緒に野球の早慶戦応援に行かされた時はスゲエ複雑な気分だったとかw
切っても切れない安全ナイフが欲しかった。
ご冥福をお祈りいたします。
466 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 13:12:20.04 ID:vkPPtCKLO
兄弟揃って楽しい方々だった。エッセイ面白かったです。ご冥福をお祈りします
467 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 13:12:45.87 ID:TXfPByha0
斉藤茂吉の実家はうちに実家の近所だし
北杜夫もおれも東北大生で仙台にいたことあるし
斉藤由香のOL日記面白いし
残念ですね
ご冥福をお祈りします
さびしい王様は、字数稼ぎをしたとしか思えない部分だけが頭に残ってる
出版社は普通に原稿料払ったのかな
469 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 13:18:40.70 ID:3iM28eX5O
フライパンを焦げ付かないようにする方法
北杜夫か佐藤愛子か遠藤周作がエッセイで書いてた。
あ〜覚えてない。
470 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 13:21:20.30 ID:wduDvd4l0
84歳、平均寿命っすね
兄は飛行機マニア
家に客室シートがある。
母親は海外旅行マニアた゜ったな
航海記と青春記は面白かったなぁ。
ご冥福をお祈りいたします。
学生時代マンボウシリーズよく読んでた。
楽しませてもらいました。本当にありがとう。
474 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 13:29:02.26 ID:SPqR3Ocf0
海外でモテてモテて大変だったらしい
腸閉塞で亡くなったったらしいんだが
躁鬱とはなんか関係あるんかね?
476 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 13:33:52.56 ID:7sf9KcdLO
仮面ラァーイダの人ですか?
どくとるマンボウ航海記が好きでした。
娘さんもマカで有名になって。
>>438 腹鼓記もよかったべ
てかそれ、ひさし
船乗りクプクプの冒険のおかげで
珍走から足を洗えて
地底に行くことができました。
北杜夫のおかげで、人生が180°ほど変わりました。
479 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 13:45:08.28 ID:oviyR60n0
今TBSラジオで宇多丸が「ぼくのおじさん」を絶賛してた
聞きたい人はたぶんポッドキャストで聞けると思う
480 :
暴支膺懲 ◆CeoD2zuluY :2011/10/26(水) 13:49:42.15 ID:7wBT1NRR0
{,゚) {,゚) {,゚) ノ(´ー`*从
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481 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 13:53:20.91 ID:Im1H+NRV0
まだ84だったことに驚き。
北先生と狐狸庵先生の、エッセイで同一人物を描写するときの差異がおもしろかった
たとえば阿川弘之先生、あるいは近藤啓太郎先生....御冥福を御祈り申し上げます
484 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 14:03:15.84 ID:zz1kQHM30
親父は文学の茂吉、兄貴は精神科の茂太…最強じゃないか。
星新一も同世代だったんですね。
問題はあの世で旧友たちが仲間外れにしないかだが…
なんか星新一と被るんだよなあ印象が
俺だけかw
精神病がどうのこうのっていうのが
488 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 14:11:08.06 ID:3aVuqF6DO
きょうは一人で静かに酒場でご冥福を祈ろう
489 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 14:11:44.08 ID:oviyR60n0
星新一のショートショートと北杜夫のエッセイはイラストが同じ人じゃなかったっけ
490 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 14:13:12.67 ID:WKa6BqEF0
星新一はよく読んだが北杜夫は読んだこと無いな。一度読んで見るか。
北杜夫はトラキチ
作家ってあんまり死んでも報道されないね
竹脇無我なんかより全然有名な気がするんだけどな
マンボウマブゼ共和国は国家元首の死去に際して国葬を行わない模様。また、共和国政府も崩壊する模様。
>>483 阿川弘之が1970年代後期頃に毎日新聞に連載していたエッセーにも遠藤や北がよく登場してたな。
赤門堂と表記されてたのが三浦朱門で、豚息子豚娘呼ばわりしてたのが尚之と佐和子か。
>>489 TRICERATOPSヴォーカルの父。
496 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 14:25:06.82 ID:H9HHcFsm0
中学時代は
遠藤周作
北杜夫
星新一
阿川弘之はマキシム、北はメロン・マロンの話が忘れられない
あと、佐藤愛子が遠藤周作が灘に通っていたころのマドンナとかな
ぼくのおじさん、が好きだった
上高地に車椅子で行ってたね
真鍋さんか
498 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 14:26:03.44 ID:bqC/KPkRO
ワシはマンボウ
空をプカプカ浮かんでいるのが
大好きなんじゃら、ホイ
あっははっうっふっえっへへっ
がっははっふっゆ〜らりゆらゆら
僕の気持ちは
毎日うみをプッカプカ
小学生の時「ぼくのおじさん」が大好きで、愛読させていただいていました。
ありがとうございます。
ご冥福をお祈り致します
500 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 14:30:50.06 ID:0PssyZkfO
ショックだ…
ご冥福お祈り致します。
昭和がどんどん遠ざかる…
501 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 14:31:06.11 ID:oviyR60n0
502 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 14:33:55.13 ID:LJo5FJ4cO
>>490 事実上のデビュー作の航海記から読むと宜し
>>124 ヒント。その人は、アップダウンクイズのシルエットクイズで
横を向いた刹那、回答者が一斉にボタンを押した作家です
うわーショックだ・・・
中学高校時代は北杜夫先生、星新一先生、新井素子先生の本読みまくっていた
昆虫記が好きだった・・・謹んでご冥福を祈ります
辻邦生のエッセイだか日記だかにも北杜夫出てた。
どのていどの付き合いだったんだろう
楡家の人びとはまだ読んでないな。
507 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 14:41:23.27 ID:nJIONXrO0
昭和がどんどん消えていく。さみしいな。
508 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 14:42:07.17 ID:dP1L+KHY0
>>506 それがほぼ唯一読む価値ある作品だろうに、厚いからみんな敬遠しているのかな。
509 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 14:42:53.73 ID:0gRxsLYm0
訃報(とほー)です。 <竹内由恵
510 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 14:44:03.45 ID:GCU5Zdyd0
『航海記』だけ読んだことがある。楽しかった。
読んではいないけどアニメは見た、
けっこう面白かったんで、寂しいなあ。
ご冥福をお祈りします。
>>509 気持ちはわかるが、もうちょっと教養が邪魔する間違え方あるだろう
北杜夫
遠藤周作
阿川弘之
佐藤愛子
この人たちが集まると面白かったよね
516 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 14:48:11.64 ID:7KEfT1Au0
中学の学級文庫にコリアンVSマンボウの対談本があって読んだなー。
小説も何作か読んだけど、エッセイの方が好きだった。
読み返してみよう。
ご冥福をお祈りします。
519 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 14:50:08.26 ID:dP1L+KHY0
マンボウシリーズで死後業績語られるのかわいそうだな。
自業自得だけど。
旧制松高の同窓だったかな。
アイスベキミミズヲイジメナイデイタダキタイ
合掌。
ドクトルまんぼう程度しか読んでいないオマイラはやはり低学歴。
楡家の人びとを読んでこそ漢!
523 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 15:00:16.16 ID:eUmbF9dp0
どくとる
マンボウ航海記は面白いから読むことを勧める
>>508 中学生の時にマンボウシリーズの勢いで挑戦したけど挫折した
成人になってから改めて読んだのだけど
氏の作品の中でも優れた文芸作品なのは言うまでもない
>>413 あー、判る。
オレも親父の本のおかげで、国語の成績だけは良かった。
北杜夫から推理小説(ポアロとかペリーメイスン好きだった)、冒険もの(地底世界ペルシダー)、SF(砂の惑星)、チャンバラ小説、ギリシャ神話や日本の古典も有ったなあ。オマケにチャタレイ夫人の恋人も。
526 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 15:06:52.27 ID:UB8iIAVxO
辻はT氏として航海記や青春記にでてきた気がする。
大学の先輩で、いつの間にか後輩になってたんだっけな?
527 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 15:07:34.50 ID:eUmbF9dp0
航海記でマグロ食い放題だったらしいけど
ワサビがあればもっと良かったのにってのが笑えた
528 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 15:08:53.49 ID:Xo1Fby4SO
あー昔読んだな
膨らんだフグがポンポン波間に浮くとか面白かった
529 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 15:10:37.56 ID:eUmbF9dp0
南太平洋ひるね旅は読もうと思うんだけど途中で断念してまだ最後まで読んでない
とにかく文章うまいよな。日本文学の代表選手。
村上じゃないことは確か。
こういうヒトを天才っていうんだろうね。
50年経ったら大絶賛の嵐になる。絶対。
531 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 15:13:59.19 ID:8HnmKWaT0
軽快な文章が好きでした
ご冥福をお祈りします
>>3 おいおい
サントリー葬
>>107 たしか「柳の下」
「作者の中年となりたることを記念した唯一のエロ小説」と自分で書いていた
535 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 15:19:17.33 ID:rHGWGopl0
初めて読んだのがクプクプ、小6のときだった。
その次がドクトルマンボウ航海記。
以来、五十路を過ぎた今まで愛読させていただきました。
先生同様、わたしもMDIに罹りましたw
536 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 15:21:19.31 ID:shPsEWDw0
御冥福をお祈り申し上げます。合掌・・・
今頃は天空の彼方で宮脇先生と酒でも飲んでるのかなぁ・・・・
マブセ共和国(氏の邸宅)への入国に際して
強制的にマブセ通貨に両替させられた編集者がうらやましいと思った
夜中に食べるインスタントラーメンが
すごく美味しいとのエッセイを思い出した。
ああ亡くなってしまったか。ご冥福をお祈りします。
>>525 お父さん本棚がなんかお洒落で嫉妬。
うちは外国物はポォとドイルぐらいで、乱歩、横溝、清張、胡堂、彬光、司馬遼、柴連、山周
がメインコンテンツの典型的おっさん本棚だったわ。
そしてマンボウはあったが楡家はなかった。追悼に読んでみるか。
キタモリオって船乗り冒険小説に出てくる
架空人物の名前じゃなかったのか
合掌
>>538 航海記の中でインスタントコーヒー全般のことを「ネスカフェ」と思っていたという件も有名
ウィキペディアにも書かれてるし当然のように往年のネスカフェCMにも出演した
542 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 15:30:24.16 ID:AvKgml5P0
ハワイ行ったときわざと郊外の店までサイミンを食べに行ったっけ。
突然でしたね。朝日には腸閉塞でとある。
>>541 違いがわかるシリーズでしたね。
遠藤周作も出ていた記憶が。
しかし、楡家の人びとは今古本でしか入らないという
出版社の努力不足。
これで出版社は普段文化だ文学だとのたもうているのだから、やるせない。
>>545 三島由紀夫の推薦文が載っていたカバー付きのを昔持っていたな
昭和後期の文芸本は絶版が多い
そのうち講談社があの文庫で出して高値を付けそうだ
547 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 15:39:16.86 ID:dP1L+KHY0
新潮文庫品切れなのか?
まあブックオフいけばかならずあるよ。
548 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 15:41:39.17 ID:eUmbF9dp0
北杜夫から星新一に行ってそのあと筒井を読み始めるってパターン
三毛猫ホームズ マンボウ
この二人の作品は良く読んだなぁ
マンボウありがとうでした
「白きたおやかな峰」の贈呈本、北先生のサイン入
一生の宝ものです (゚∀゚)
551 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 16:32:17.69 ID:5pAB5N8g0
阪神の暗黒時代は躁鬱病としてどう過ごされていたんだろうか・・・
青春記の、自殺するならとにかく三十歳まで生きてみろ
先生のその言葉のお蔭で、とがった青春期を生きていくことができました
また昭和が遠くなっていくのですね…
心よりご冥福をお祈りいたします
中学・高校の時に「どくとるマンボウ」シリーズに傾倒して、学生寮のある愛知の大学に進学した。
旧陸軍の兵舎をそのまま使った寮で、寮食堂の造作が「のらくろ」にでてくる酒保と全く同じで感動した。
食堂のテーブルには銃の手入れに使う為の窪みがあったんだぞ、1980年代の話でもちろん今はもうない。
554 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 16:54:23.76 ID:6Rxp8zqW0
野次さんがひとこと↓
昆虫記と航海記は自分のバイブルでありました
ご冥福をお祈りいたします
557 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 17:08:35.05 ID:R1Eqj7TDO
558 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 17:11:58.69 ID:EwgHjFLk0
>>359 北杜夫は芥川賞を受賞する前に三島の小説の日本語表現を
とらえてアレは違うと手紙に書いたんだそうだ。
で、三島は完全無視。
その後、芥川賞を受賞すると今度は三島のほうから
「三島です、初めまして。」と、その件を忘れたかのように
接近してきたんだそうだ。
そういう微妙なやりとりの歴史があるんだよ。
また、小説家なんてどいつもコイツも奇人変人なので、
一般人の基準で物事を判断しないように。
赤貧洗うが如き遠藤周作は絵に描いた梅干しを眺めてどんぶり飯を食べた、
という話を本気にしていた厨房の頃。
560 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 17:17:22.25 ID:UB8iIAVxO
意外とクプクプ読まれてて驚いたw
俺も小学生の頃にクプクプ読んだ。
キザミタバコとコーヒーで生きてる船長とか好きだったw
そういやあんな変な児童文学って他にないよなぁ。
言葉遊びっつーか、日本語は言葉の選び方ひとつですげーユーモラスになるって気づいたよ。
561 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 17:26:01.54 ID:EwgHjFLk0
北杜夫の本はさんざん読みあさったものだが、実際の本人はどういう人かって
いまいち謎だったよな。
遠藤周作みたいにクイズ番組に出てくる訳じゃないし。
で、あるとき「徹子の部屋」に出ていた北杜夫を見た。
徹子の部屋にも自分から出たいと騒いで出演したんだそうで、
異様なハイ状態。
どんな内容だったか全然覚えていないが、徹子はもてあまして、
困惑気味だったことだけはよく覚えている。
躁鬱病だって自分で言っていたが、あんな変人だと本当にビックリ。
562 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 17:27:27.27 ID:akop109CO
あと残るは阿川弘之だけか
これは超ショック
小中学生の頃の愛読書はこの人の本ばっかだったよ
ご冥福を
阿川も相当あちこち傷んでるらしいしな。阿川の娘の話によると。
エッセイにたびたび出てくる、(軽井沢の別荘)に憧れたのを覚えている。
本人も認めた大失言
「男よりも背が高い女はゴリラと変わらん」
には大笑いしたなぁ
567 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 17:32:54.48 ID:3iM28eX5O
父っちゃんは大変人に出てくるインスタントラーメン!!どっかで開発してくれないだろうか………
何故か読もうと思わなかった作家だな
食わず嫌いなんだろうが
薄馬鹿下郎
「ぼくのおじさん」とか好きだったな。
あの迷惑なおじさんは、作者本人がモデルみたいだけどw
うちの身内にも双極性障害っぽいのがいるので、不思議に身近に感じてた。
亡くなったのか…
晩年の孫溺愛っぷりときたらなかったな。
変なとこで送っちまった
昆虫記の中のこの一節が妙に記憶にのこってる
>>569
ブレイモノ!とかすごい記憶に残ってる
航海記と周遊券とさびしい姫君が今本棚にある
子供の頃これ読んで佐藤愛子さんのエッセイに飛んだ
青春記のヒルさん、医局記のM教授、人物を著述する文章にユーモアと愛情があったな…
「呼ばれる」って感覚わかるかな。
本屋さんで背表紙をじぃーと見てまわっていると、呼ばれるんだ。本に。
買って帰っても、つまんない、わからないこと多々。
でもしばらくして、ふと、本棚から呼ばれることがあるんだ。
そんな時に開くと、すーっと読めてしまう、理解してしまう。
良質な文章であることは確かだから、代表作といえるもの、1つでも
読んでみては?
10年、20年後に良くなるかもね
>>568
よむなら青春記だね。
>>575 ベストセラー出してた時期の内藤陳さんなども、ときどきそれを言ってましたね
あれは不思議だ
578 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 17:50:04.26 ID:EwgHjFLk0
>>564 最近、佐和子は父親の話が出ると、露骨にイヤがるよね。
認知症かなんかで家族が大変なことになっていそう。
580 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 17:54:18.93 ID:8vWR6lfu0
教科書の父上であられる斎藤茂吉の顔写真に落書きして、どうもすみませんでした。
ご冥福をお祈りします。
581 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 17:55:19.23 ID:sZkJBCAGQ
『黄色い船』と『岩尾根にて』が好きだな。
スレタイを見てピクリン酸
目の下からアセチレン
ショックで泣いた
献花行きたいけど葬式やらんのよね……
583 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 17:58:09.90 ID:fdkNLimT0
斎藤茂吉さんの息子さんと初めて知った お父さんは歌人?詩人?で精神科医だったね
>>558 三島由紀夫が楡家を読んで北さんに送ったファンレターは面白いな
萌えオタの元祖みたいな人だ
585 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 18:02:55.99 ID:akop109CO
死去のニュースを聞いて涙した小説家は北杜夫が初めて
アニメ関係なら島田満さんが亡くなったら多分泣く
586 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 18:06:15.12 ID:mPAt+Pn80
この人のおかげで高校時代自殺せずにすんだ
ご冥福をお祈りします
587 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 18:07:09.30 ID:Wgp+pMiw0
「父っちゃんは大変人」笑い転げたなあ。
あのラーメン喰ってみたかった。
589 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 18:11:36.28 ID:akop109CO
>>587 北杜夫は同人誌出身だったのか。俺の大先輩だ
>>545 今、出張先の松本であちこち本屋ハシゴしてるが、文庫本の楡家の人々ばっかり置いてる。
それは持ってるから他の本が買いたいのに。
591 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 18:13:03.66 ID:LFOL7pq/0
モタ先生のご兄弟?
パパがあれだとやはり子供もすごくなるもんなのかな?
娘のエッセイで、小学校から帰ったら玄関に「この家の主人 発狂中」と
書いた紙が貼られてたと言うエピソードを強烈に覚えてる。
母親が「パパがおかしくなったから、おばあちゃまの家に行きますよ」と
荷作りしてたとか。
野球中継で突然キレたとか、家族は大変だったろうね。
594 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 18:16:36.29 ID:UB8iIAVxO
>>581 俺は「谿間にて」(漢字違うかも)が好きだ。
虫取り人が台湾で幻のアゲハ蝶を追う話。
クプクプは衝撃だったなぁ
原作者が自分の作品の中の話に出てるんだものw
そしてNHK人形劇のクプクプは最高だった
北杜夫先生の人形のみすぼらしさも最高だったw
再放送しないかなー
>>587 最後に映像でみたのは十年前でその当時でも老けにと驚いた
もんだが、最晩年はさらに老けてるな。当たり前か。
彼の随筆の中に出てくる星新一や宮脇俊三、遠藤周作ら作家友達が次々に亡くなっていくなあと思っていたら
とうとう本人も亡くなってしまったか・・・悲しいな。
関係ないけど阿川弘之って死んでいるのかと思ったら、まだ存命なんだな。しかも北杜夫よりも年上だったとは。
>>597 阿川さんももう何年も書いてない
文藝春秋のエッセイも後期は再録が多かったし
最終回は弱音吐いてたなあ
今回のコメントはないかもなあ
599 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 18:29:35.68 ID:KDo6dQkR0
手塚治虫が死んだとき以来の衝撃。
もう俺の人生、どんな有名人が死んでも
これ以上のショックはないだろな。
601 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 18:31:18.25 ID:YHBQPJMx0
知性・ユーモア・品格を兼ね備えた人だった 合掌
斎藤茂吉の息子ってはじめて知ったぞ
俵万智がご近所で、親交があったみたいだね。
604 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 18:34:31.38 ID:PM7LuGHy0
船乗りクプクブの冒険
ドクトルマンボウ航海記
が10代の頃の愛読書でした。
変わり者でも生きていく希望が沸いてきました。
おおらかな60年代の香りが好きでした、
605 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 18:34:57.90 ID:V9BC0JpZO
『青きたおやかな峰』は、青きたおやかの峰、或いは、青いたおやかな峰にすべきだろう。三島由紀夫がケチつけてた。
606 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 18:35:27.92 ID:EwgHjFLk0
>>603 作家としてはファンであっても、本人とつきあうのは
勘弁してほしい奇人変人だな。
とうに死んでると思ってたよ
徹子の部屋に出演してたが
あれはひどかった
>>606 寧ろ楽しそうだから親交が欲しいけどな俺は
親戚になるのは嫌だけど
星さんとロシアに行った話が、星さんの文庫にも書いてあって、
変人同士仲が大変よろしいなぁ、と思った
610 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 18:38:11.05 ID:BcayLFR3O
青春記は傑作でした!
>>517 先輩であったが同級生になり、卒業する頃には後輩になっていたという
612 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 18:39:40.55 ID:9jt7fUSoO
初めて読んだ文庫本がどくとるマンボウだったなー。
安らかに眠ってください
613 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 18:40:35.28 ID:oom2pSOD0
>>558 まあ、確かにそうで
「白きたおやかな峰」は
「白きたおやかなる峰」もしくは
「白いたおやかな峰」が正しそうなのだが
小宮豊隆と立石寺の油蝉論争をして、実際に採集に行って
油蝉が発生していることを証明してから、芭蕉の悪口を
述べ立てて引き下がったちゅう茂吉の息子だから
引き下ら無かったにちがいない
まあ、ヲタだよな
昆虫記、航海記、青春記、何回も読んだよ
似れけもいいけど、
一番好きなのは処女作の「幽霊」
この人の短編?か何かで、主人公が森の中で虹のそれぞれの色を
象徴する人たちと出会ってジュース作ったりしてもらう話があった
母親曰く、主人公は知的障害者でその視点で書いたものだって言ってたけど
なんだったかなあ
文章で書く絵本という感じで好きだった
青山脳病院の北さんと
共産党幹部を父に持つ米原万理さん
なんか嫉妬しちゃうぐらいにおもしろい舞台に(失礼かな?)
生まれた人たちよだなぁと
もういないんだねぇ(遠い目
617 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 18:50:45.05 ID:rHGWGopl0
「少年」の透明さが好きだ。
旧制松本中学時代を舞台にしていて、こんな小説も書けるんだと驚いた。
15歳の夏休みが終わる頃の出会いだった。
確か新潮社の発行で、ハードカバーでビニルカバー付の装幀。
今も実家の書庫にあるはずなんだが…
>>611 北さんの文学における最初の師匠的存在だったけど、名が売れるのは北さんのが先で
辻さんのデビューを後押ししたんだよな
北さんとの交流がなければ背教者ユリアヌスとかの名作も世にでなかったかもしれない
619 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 18:55:50.03 ID:dP1L+KHY0
三島は北杜夫の少年少女の描写がほんとに好きだったみたいだ。
楡家の子供たちの夏休みの描写を絶賛している。
621 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 18:58:48.02 ID:D1gLFarCO
(・o・)「楡家の人々」はトーマス・マンの真似です
ご冥福をお祈りいたします
>621
そんなの読者は全員知っているよ!オマージュって言えよ!
いいじゃん
本人トマス・マンにむちゃくちゃ傾倒していたことを
自伝にも書いてるし。
トマトソースって看板を見てドキッとしたって書いてたなw
北があまりトマスマントます万と増す万と騒ぐので
自分も魔の山とトニオ読んでみたよ
中学生には長すぎた
>>281 星新一はむしろキチガイ仲間。
躁状態の北杜夫が、「我が躁病に敵無し」って豪語してたら、酔っ払った星新一に、口喧嘩で散々にやりこめられた。周りで見てた人の感想が、「北さんは口の端から泡を吹いてたけど、星さんは、口の両端から泡を吹いてた。」
んで、星新一は、マブゼ共和国の文化勲章もらう前に、北杜夫に「くれないと酒乱になるぞ」って手紙送ってる。
この人の魅力は晩年でしょ。
病高じて書く書く詐欺をくりかえし、
各出版社に借金の山。
借りた金はといえば、天啓にもとづく株式投資。
とうぜん全ては紙と化し、
奥以下家人はその後始末に翻弄され、
本人は遅れてきたダダイスト気取りで大満悦。
ご冥福を。
629 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 19:20:08.84 ID:WSNI+lRc0
>>48 おまいは宇多丸か?
キラキラでぬこの悪口言うんじゃねーよ禿!
マブゼ共和国の文化勲章は「文華勲章」。本家よか字面良いよねw
631 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 19:32:27.26 ID:a9DgIel20
>>617 うすいほんだった。薄いグレーの表紙ではなかったかなあ。私も持っている。
どこかにある。
632 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 19:33:01.85 ID:EwgHjFLk0
作家が尊重されていたいい時代にいきていたね。今は、芥川賞取っても相手にされないからね。
633 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 19:33:59.35 ID:B5WKuCsr0
私が読書にはじめて興味を持ったきっかけ。
小学生の時わくわくした「船乗りクプクプの冒険」もう一度読んでみようと思った。
634 :
zash:2011/10/26(水) 19:34:00.98 ID:rn7Ni2NQ0
>>605 青×
白○
三島は、『白きたおやかな峰』について、題名について苦言しただけでなく、
だけでなく作品としても高く評価しなかったんじゃなかったかな?
北杜夫自身がモデルの医師や登山家たちについておもしろく書けてはいるが、
山それ自体を十分に書けていないと評していたように記憶してるが・・・
その一方で『楡家の人々』を絶賛したのもまた三島なわけだが
635 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 19:35:48.30 ID:sZiNPD9q0
青春記は執筆中に鬱期に移行しちゃったらしく
後半は文章が支離滅裂だったな〜
鬱病の存在をマンボウ氏で知ったような。
637 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 19:50:03.31 ID:sOtaqbYp0
北杜夫はぼくの人生の師である。
北杜夫がいなかったら、ぼくのような人間はとっくに自殺していたかも
しれない。
生きる力を与えてくれた北さん、いままでありがとうございました。
安らかにお眠り下さい。
>>634 三島は非常に面白いが純文学ではなく登山のスペクタクルに頼った娯楽小説であると評した
でもその文を公表するのをためらって北さんに直接送り、もっとオブラートにくるんだ論評を公表した
もっとも、北さんが三島からこんなん貰ったとばらしてしまうわけだが
晩年の濫造作品によく出版社がつきあったなと思う
>>64 寿命はかなりの確率で遺伝する。父母や祖父母と比べないと何の意味もないよ
>>639 大日本帝国スーパーマンとかの小品は結構いいと思うけどな
ジバコの復活も80年代じゃなかったかな
この頃は借金の他に眠剤の中毒もひどかったらしいが
90年代になると医局記とか神々の消えた土地とか発表して見事に復活してると思う
茂吉の伝記も完成品させたし
>>635 アフォリズムを殴り書きしたノートを丸写ししたとか称する文章は躁病的な印象を受けたけどなw
高校の時にいくつか読んだ。
この人は精神科医だったんだよね。
644 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 20:35:45.58 ID:3mbaInIW0
デュランは雪だらけだ!
どくとるマンボウ航海記、どくとるマンボウ青春記、幽霊、楡家の人びと、白きたおやかな峰...
中〜高校生の頃に読みまくったな。
ご冥福をお祈りいたします
「ぼくのおじさん」の、三角ウイスキーとか甘辛チョコレートとか懐かしい。
日本人が海外旅行を楽しみ始めた頃だけど、まだまだ一般人には憧れの贅沢だった。
1ドルが360円だったんだよなー。
「ぼくが医者をやめた理由」の、永井明もマンボウ航海にあこがれて船医になったんだよな。
貪るように氏の作品を読みふけったのは、今ではいい思い出。
若かったあの頃は、「幽霊」や「木霊」が好きだったなあ。
楽しく読ませてもらって、本当に感謝。ご冥福をお祈りします。
ほとんどは読んだけど、晩年に執筆されたいくつかのエッセイは読んでないのがあるな。
まずはそれらを読んで、さびしい王様シリーズでも読み返してみるか・・・
90年代半ばにカラコルムを再訪した様子がドキュメンタリー番組になってた。
北さんが当時のコックのメルバーンと再会して、抱き合って涙を流すシーンは泣けた。
このスレみてて思う。
文学って死んでないんだなって
どくとるマンボウ航海記、どくとるマンボウ青春記が大好きで、中学生のときに同じような文体で作文を書いていたのは黒歴史。
652 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 20:52:58.24 ID:SzA3lwp/0
父の書棚から見つけた船乗りクプクプの冒険がさいしょの出会いで
以後厨房時代はどくとるマンボウシリーズ読んでました。
ユーモアとやさしさのある文章に辛かった時助けられていたような。
ご冥福をお祈りいたします。
5年生の時、どくとるマンボウ途中下車を読んだ。
本って面白いなと心から思わせてくれた。
読書好きになったきっかけを与えてくださいました。
ありがとうございました。
合掌
>>639 躁期は執筆ペースこそ早いが中身が悪くなるって本人も言ってたな
クプクプ読んでドクトルはまってたけど、娘かなんかが書いた躁鬱の日常見て、早く死ねと思った。
こういう人に限って長生きしちゃうんだよね
今朝、テレビのニュース見てびっくりした。
「青春期」と「幽霊」が好きだけど、「楡家の人々」が一番好き。
仕事がすごく辛い頃で、読み終わっちゃうのが惜しくて昼休みだけって決めて読んでた。
自分にとっては宝物みたいな小説のひとつ。
うちの近くに住んいると聞いて、何となく嬉しく思ってました。
ご冥福をお祈りします。
航海記から入って、数々のマンボウものや、楡家の人々のような長編からクプクプ...
中学・高校時代は北氏の著作を読み漁ったが、一番好きだったのは「幽霊」だったな
大学生のころ、人生に悩んで信州に一人旅をしたんだよね
松本、穂高、上高地を回って、人生を見つめなおしたんだけど
旅から帰ってから、写真を添付して北さんに手紙を送ったら
後日、お礼のハガキが届いてびっくりした
でも、署名がどう見ても「杜北夫」としか読めなくて、やっぱり変人だと思った
その節は、人生に迷ったぼくを助けてくれてありがとうございました 合掌
また貴重な阪神ファンが・・・
ご冥福をお祈りいたします
もっぱらエッセイしか読んだことなかったが、小説も読んでみっかな
660 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 21:07:57.53 ID:P1HuDgwc0
「高みの見物」で阪神ファンのおばあさんが、(王退治のおまじないで)入れ歯を
外してテレビを見ていた中、平然と王が4打席連続本塁打を打ったという記述が今と
なっては歴史的。
小学生の頃から一番好きな作家だけど蒼き空の下までであえて読まないようにしたままだわ
本を通して先生の青春時代から晩年までをずっと見てるような感覚で、なんか切ない
662 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 21:12:09.54 ID:D7owHhN10
北先生の躁欝って、病への偏見をなくすための
一生をかけた大芝居だと思ってた。
北先生、宮脇先生と天上で思う存分酌み交わしてください。
阿川先生、あわてて追いかけないでください。
本屋でマンボウ最後の大バクチをゲット。
今日はこれを読みながら帰るか。
なんとことだ(つД`)
国語の教科書に昆虫記が載っていて、あまりの面白さで
普段はマンガしか読まないのに先生が薦めてくれた夜と霧で爆沈した。
その後は数々の作品を読んでファンになりました。
ご冥福をお祈り致します。
遺産の1割くれるんなら
ご冥福をお祈りします
十数年前、新宿のセンタービルで北杜夫氏と思しき老紳士に
「このビルに紳士服を扱っている店はありませんか?」と尋ねられたのを思い出す。
ええええええ?まさかマンボウ先生?と頭が真っ白になり、「…い、いや、分かりません…」
と答えると「そうですか。どうもありがとう」と去っていった。
でも、あくまでも「思しき」なんだよな。
あの時なんで「北杜夫先生ですか?」と聞けなかったんだ。俺のバカバカバカ。
この年代の作家が去っていってしまう感が寂しい
>>666 株で一度破産してるから、あまり持ってないはずだよ。
670 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 21:20:14.65 ID:D1gLFarCO
(^。^) 「ドクトルMAN棒 マン遊記」ってエロ漫画があったな
エッセイも純文学の作品も大好きでした。
なんか自分の精神的なバックボーンには
北さんの本が強く影響しています。
本当に悲しいです。
さようなら、バイバイよ。
672 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 21:24:12.36 ID:LJEiC26w0
『楡家の人々 』
初めて読んだ時の衝撃は凄かったなぁ
文章が視覚化されてまるで映画を
見てるような感覚があった。
「楡家の人びと」は分厚いけど、読み応えあるから読んどけ。
オマエラ、京極とか分厚いラノベとか平気で読んでいるワケだろ?
だったら、読めないハズないと思うけどな。
「鬱勃たるパトス」とか「アタオコロイノナ」とか「タイガースは何故田宮を手放した」とか断片的に蘇ってくることがある
675 :
zash:2011/10/26(水) 21:31:16.66 ID:rn7Ni2NQ0
>>674 「ああ、グリュック、グリュック、グリュック……」とか、ゾンネンパルタイなども
676 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 21:33:54.54 ID:DW8sp0TqO
放射性物質の影響だろ
>>32 スーパーマリオのプクプクの元ネタってもしかしてこれだったりするんだろうか。
678 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 21:35:40.02 ID:GqPPhT5E0
>>651 北杜夫さんも学生時代にモロ草野心平さん風の詩を書いていたし
太宰っぽい手紙も書いてた
まあ学校に出す作文じゃないだろうけどw
679 :
艮陵平成7年卒:2011/10/26(水) 21:38:51.53 ID:SSA3zfXE0
謹んで御冥福をお祈り申し上げます。
『青春記』が大好きで、高校生の時何度も読み返したなあ。
昔の学生の雰囲気に憧れてね。
おもしろい本をありがとうございました。
NHKのニュースでずいぶん長く扱ったね
旧制高校時代の試験の答案も紹介されていたw
今にして思えば他愛も無いことで「人生に行き詰った」気がしていた大学時代、
北さんの「或る青春の日記」と東海林さだおの「ショージ君の青春記」にすごく
救われた気がした。
自虐ネタ満載の
船乗りクプクプって廃刊になっちゃった?
急に読みたくなった
>>667 まるで昭和の片思いする女子高生ですねw
ご冥福をお祈り申し上げます
さびしい。本当にさびしい。
安岡さんに遠藤さんに吉行さん
あの頃の作家さん達がいなくなっていく
北さんに一回だけ拙い文章でファンレター書いたことがあるけど、
直筆で返信の手紙を貰った事があった。あの時は本当に嬉しかったよ。
楡家の人びと、青春記、さびしい王様シリーズ、怪盗ジバコ、どれも大好きでした。
689 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 21:51:29.88 ID:/4q3tMxp0
昔、佐藤愛子さんの別荘で北杜夫さんが宴会してた
>>651 答案もマネして「問題を見てピクリン酸、脇の下にはアセチレン、どうかスコンク、クレゾール 」じゃないだろうな?
>>667 俺は母校が同じだったが、今にして思えば古い本の貸出しカードを良く調べておくんだったと後悔している。
ムダに保存状態が良いから今も貸出し記録が残ってるかもしれん。
絶版みたいだからネタバレしちゃうけどwクプクプは元の日本人の少年には戻れないんだよな。
そうした宿命感というか厳しさが、ありきたりのジュブナイル物とは一線を画していたような記憶がある。
昨日、wikiを見てまだご存命なんだと思ったばっかりなのに...。
ご冥福をお祈りいたします。
>>605 >青きたおやかの峰
「白き」という文語表現と、
「たおやかな」という口語表現が
混じるのはおかしいという指摘だったから
「白きたおやかなる峰」もしくは「白くたおやかな峰」にすべきという指摘だったような。
語感の関係で意図的に選んだから、
そのままのタイトルでいったとエッセイにあったはず。
694 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 21:58:12.73 ID:RraXekwl0
なかんずく
>>494 万峯楼の若旦那が北杜夫で、町田の大家が遠藤周作。上野毛の隠居が吉行淳之介。
このあたりの世代は阿川さん以外みんないなくなっちゃったと思ったけど、
三浦朱門・曽根綾子夫妻や佐藤愛子、瀬戸内寂聴はご健在だな。
大ヒットして作家の地位を確実にした「ドクトルマンボウ航海記」、
船医なのに「精神科医」の北杜夫がで採用されてたところから可笑しかった。
697 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 22:06:43.40 ID:RraXekwl0
ガスピストルは大タコに取られず国内に持ち込んだが、
警察に押収された。
多分20年くらい前にテレビに出演されて(多分躁の時だった)
「あぁもう長くないかもTT」と思った覚えがあったけど
長生きされたんですね
本の中の先生にほのかな恋心すら持ちました
心からご冥福をお祈りします
先生どうもありがとう
700 :
(・o・) モタさんガンバ:2011/10/26(水) 22:13:31.86 ID:D1gLFarCO
(・o・) モタさんが落胆して欲しくないな
おおば比呂志のサイン本見てつくづく思う
ドクトルまんぼう青春記は面白かった
旧制高校にひどく憧れて入った大学寮は、サヨクと貧乏人ばかりでウルサイだけの動物園だった。
704 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 22:19:09.16 ID:RraXekwl0
実は、東大医専中退
週刊新潮で連載している娘さんのエッセイでも
ほとんど言及されなくなっていたんで、
もうダメなのかもなーとは思ってた。
愛している!
助けてくれ
707 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 22:22:41.43 ID:+nDm8zX80
>>665 >国語の教科書に昆虫記が載っていて、あまりの面白さで
高校の現国?だったら蝉の章じゃないかな?
茂吉の蝉論争の話。
708 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 22:22:43.36 ID:vhBTdm1F0
幽霊は面白い、中二病ラノベより遥かに面白いよ
特に学生が読むと面白いと思う
709 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 22:24:29.77 ID:RraXekwl0
昆虫記、与那国島につく直前で終わった肩透かしに驚いた。
710 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 22:25:10.61 ID:3iM28eX5O
>>692 BOOK・OFFに105円で売ってた。
711 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 22:26:43.69 ID:RraXekwl0
憂行
712 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 22:27:23.50 ID:Y3BcZvKT0
地球でもっとも心優しき男ここに眠る
ケープケネディで和装コスプレして色々暴れた話が好き。
さびしい王様を小さい頃読みました
ご冥福をお祈りします。・゚・(ノД`)・゚・。
716 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 22:30:52.07 ID:RraXekwl0
押入れに ひそむわが子ぞ 父われの
悪しきところのみ 受けつぎけらし
717 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 22:33:42.12 ID:A33FZfI30
やっぱりみんなマンボウとかクプクプなんだな
自分は寂しいシリーズは読んだ記憶があるんだけど、他は定かじゃないなあ
岩波の「図書」にずっと父親のこと書いてたね
ご冥福をお祈り致します
718 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 22:33:54.76 ID:QzFuGH390
719 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 22:36:43.69 ID:+nDm8zX80
一色次郎「東京空襲」に青山脳病院の焼け跡で見つけた
>>711の書き置きが載ってるのね。
「斎藤無事我名に恥じず 憂行」
茂吉の葬式には、生前から「自分が茂吉の妻だ」と言う妄想を持って散々押しかけてきたり
していた精神病患者の女性が来て、おとなしく焼香して帰って行ったと書いてあったが、若き
日の北さんに強姦されたと言う妄想で警察沙汰まで引き起こした精神病の少女は今どうして
いるんだろうか・・・?
721 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 22:38:02.73 ID:RraXekwl0
ダンスホール事件
722 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 22:38:27.33 ID:X8JEWphW0
>>707 「岩にしみ入る蝉の声」の蝉が何蝉か?って誰かと論争したやつか
あれ好きだ
723 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 22:38:39.95 ID:RraXekwl0
一時期は、父より母が有名だったな。
724 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 22:38:50.15 ID:UtM6VRsD0
同じ医師免許もちなんだが、どうして俺は北杜夫先生のような人生を歩めなかったのだろうか・・・
奴隷人生から足抜けできない・・・
ご冥福をお祈りいたします。。。
725 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 22:39:38.30 ID:+nDm8zX80
>>707 自己訂正。
高校じゃない、中学だ。その授業の教師は中学の先生だった。
726 :
PC初心者君:2011/10/26(水) 22:39:47.47 ID:lidtOacF0
マンボウは砕け過ぎてあまり好きな作品ではなかった
楡家が一番いい
あのそこはかとないユーモアには得難いものがあった
昭和舎OB?
2chらしくないな。
朝鮮人らしい「ざまぁ、くたばりやがったクソ爺イ」の大合唱が無いなんて2chじゃないなここ
>>707 確か、中学だったと思う。
ウスバカゲロウとかの話だった。
いままさに怪盗ジバコ読み直してた・・・
ご冥福をお祈りします
731 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 22:42:16.32 ID:RraXekwl0
ちょうど、「マンボウ家の思い出旅行」を読んでたんだけど、
同じエピソードが何度も出てくるんだよな。
連載中、前回に何書いたか覚えられなくなってたんだろうな。
732 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 22:42:21.39 ID:0FL9md5f0
おたたのたー たったのたー
733 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 22:43:05.46 ID:RraXekwl0
まったく なんにも ひとかけらだに 覚えていない
734 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 22:43:31.90 ID:+nDm8zX80
>>726 >あのそこはかとないユーモアには得難いものがあった
徹吉が缶詰収集に凝り出す描写は傑作だ。
>>718 こまくさに左翼なんて高等な思想は存在しないかと。
736 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 22:46:20.67 ID:KQHqRn930
737 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 22:46:59.64 ID:RraXekwl0
IPPATU YARUKA は、
最初読んだときは意味が分からなかったな。
738 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 22:48:39.46 ID:0RFbJCLP0
ここに書き込んでるのは40代50代かな。今の若者には誰って感じ?
中学生になったらどくとるマンボウに狐狸庵に星新一読むのが定番だった…
そこから楡家とか沈黙とかトーマス・マンとか辻邦生とか、あの頃が一番のめりこんで本を読んでたな。
阿川弘之氏がガックリこないか心配。
739 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 22:48:42.26 ID:KQHqRn930
どくとるはドクター
北杜夫は仙台のフォーリーブス
まめちんこなw
740 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 22:49:34.05 ID:QzFuGH390
「或る青春の日記」
泣きました
読んだことは覚えてるが内容をまったく覚えてないのよね。マンボーシリーズ。結局ふいんきだけ楽しんだ感じ。
742 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 22:52:56.98 ID:wT58zEDW0
『ぼくのおじさん』に思い出がある。小学校4年の時、担任の先生が
朝や帰りのHRや授業で余った時間を利用して少しずつ読み聞かせを
してくれた。三角ウィスキーや鳥印フーセンガムの懸賞に応募しようと
買いまくるところとかおもしろかったな。
鬱期に紙袋を被ってテレビ出演されたという話は伝説でしょうか
>>738 北杜夫もスーちゃんも死んだしな
寂しいよ
745 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 22:56:13.85 ID:r0Vnx1Qh0
独島はまんぼ
746 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 22:56:31.71 ID:wF66cQJM0
「マンボウ最後の大バクチ」の中の、
「軽井沢茫々」が何とも寂寥感を誘う文章で、
北先生は人生たたむモードに入っちゃったかなと
少し思っていました。…
青春記で旧制高校時代の逸話や説教ストームの話あたりを読んでて、
大学生活についてなんかぼんやりとしたあこがれを持ったんだけど、
現代の大学ではああいう熱狂は全然なかったね。
本当に旧制高校の一時期にだけ存在した幻想境だったのかなってちょっと羨ましく思った。
748 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 22:58:24.28 ID:cRqfmioZ0
晩年は日がな一日窓際の椅子に座って庭を眺めていたとか。
病気重かった割には長生きしたね。
それって幸せなのかどうなのかよくわからんけど。
家族はお疲れさまでした、だね。
詩人の資質を持った小説家だった。
合掌
この人は天才。
異論は認めない。
ご冥福をお祈りいたします
751 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 23:01:54.25 ID:RraXekwl0
「航海記と楡家を書いたところで死んでいたら(ry」
752 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 23:02:12.55 ID:LaaCS+Kj0
「航海記」の航海に出るまでの人を馬鹿にしたようなふざけた文章が秀逸
753 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 23:02:23.76 ID:GqPPhT5E0
ドデヤ
754 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 23:02:37.45 ID:RraXekwl0
「幽霊と楡家を書いたところで死んでいたら(ry」
755 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 23:03:48.97 ID:7A3CVqTz0
「どくとるマンボウ航海記」面白かったです
「幽霊」好きでした
ご冥福をお祈りします
756 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 23:04:04.80 ID:v7osUroc0
「一発やるか?」(「航海記」)
ご冥福をお祈り致します。
え、死んだの?
っつうかまだ生きてたの?
758 :
♪さびしい乞食より:2011/10/26(水) 23:05:58.89 ID:D1gLFarCO
♪ライト レフト の ジェントルメン プリ-ズ ギブ ミ- サムマネ-
人柄が忍ばれるスレだな
760 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 23:08:05.85 ID:oviyR60n0
>>738 中学を卒業後引っ越すのでそれまで集めていた切手を友達の中学生の弟にあげたら
お礼にくれたのが「どくとるマンボウ航海記」でそれが北杜夫との出会いだった
『月と10セント』も好きだなあ・・・
つい先日まで元気で、
体調を崩して数日で逝去
羨ましい死に方だ
私もこのように死にたい
中学生の頃に「木霊」、「幽霊」という順で読んだのが、きっかけだった。
マセた中学生だった。
おとなになって読むと、いろいろ切ない。
764 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 23:12:18.67 ID:GqPPhT5E0
いいですか、完全に直訳しますからね
暗室 → 陰鬱なる部屋
遠藤周作との対談では「君は長生きしないだろう」と予言されて
「ぼくは不摂生しているから、そうかもしれませんね」と言っていた北杜夫。
結局、狐狸庵先生よりもずっと長生きだったな。
766 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 23:12:49.98 ID:/gxo1pXdO
横浜市歌の作詞したのは意外と知られてない。
わ〜が日の本はし〜まぐによお〜♪
767 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 23:13:20.25 ID:RraXekwl0
長生きは、母方のDNA?
>>729 薄馬鹿下郎だと思っていたら薄羽蜉蝣だった、
ってやつ?
769 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 23:14:14.32 ID:+nDm8zX80
亡くなったかぁ。南無。
最初が北杜夫だった。で、遠藤周作, それに佐藤愛子, 阿川弘之。
星新一に小松左京、少し下って筒井康隆。宮脇俊三なんて名前も思い出すな。
で、なぜか澁澤龍彦, 生田工作とか辻惟雄に走ってったんだ、段々と、確か。
何だか凄く恥ずかしい流れだなー。それでも、懐かし。南無南無。
まじかいな
夏に少し話したときは結構元気そうだったんだけど
寂しくなる
高校生のころ猛烈に好きだったな。対談、エッセイ、小説すべて読んだのはもちろん、自転車の宣伝ポスターまで自転車屋に頼みこんでもらってきた。今となっては世間からも俺からも半ば忘れられた作家だが、やはり悲しい。自分の過去が死んでしまったかのよう。
大往生といっていいな。
774 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 23:21:54.70 ID:36zKVwsX0
自分30代だけど、20代以下の人とかもう読んでないのかな?
775 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 23:23:15.90 ID:RraXekwl0
作者と一緒に
読者も年をとる。
776 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 23:25:47.45 ID:+nDm8zX80
>>774 >自分30代だけど、20代以下の人とかもう読んでないのかな?
文庫が手に入らないからね。
俺は45のおっさんだけど、ガキの頃はどんな書店にも新潮の青い表紙が棚1段の半分くらい並んでた。
>>711 インフルエンザのワクチンを打って体調を崩されたそうだ。
778 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 23:27:56.26 ID:gqY4gPwJ0
昼くらいにケータイのニュース項目で訃報見て欝になってたところ。
もう日付代わりそうだというのに、まだスレ1しかいってないのか。
もう余り知られてない作家になってたのかな。
南の海に憧れていた私には、その憧れのまま旅してくれたような南太平洋ひるね旅が好き。
好きすぎて読み返すのが怖いほど。。
この人の文学のおかげで、短歌や詩にも興味がでて、古典も読めるようになり、いくら感謝してもしきれない。
ご冥福をお祈り致します。
780 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 23:29:40.70 ID:F3Cv48JU0
お父さんの斉藤茂吉って、大金持ちの超一流文学者っての異色だと思う。
昔の文学者って石川啄木とか樋口一葉とかなんだか貧しいイメージが強いから。
あと、茂吉はほんとのアーティストっていうか、近代日本のスーパースターで、
あの世で紫式部とか藤原定家とか松尾芭蕉とタメ口きけるくらいの大物だよね。
「白きたおやかな峰」が実質的に最後の仕事
782 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 23:31:21.62 ID:WmsuxFG60
たくさんあると言う意味の「ゴマンとある」
というのはこの人がはやらせんたんだっけ?
楡藍子の運命に泣いたのが懐かしい
784 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 23:32:15.67 ID:HFEgIVzY0
第三の新人世代か。結局戦争なんだろうな。思春期に戦争を味わった人はやっぱどこか外れてるしそれが魅力だった
戦後世代の無頼を気取ってる奴のみみっちいことと言ったら目を背けたくなるレベルだ
785 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 23:32:45.74 ID:mWpqao6I0
>>780 その金のある家へ幼い頃養子に入ってたんじゃなかったっけ。
何か確執があった方が、創作を始めやすいという例なのかな。
「輝ける碧き」は傑作の予感があったけど、息切れして二部で終ったんだっけ。
787 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 23:34:06.94 ID:F3Cv48JU0
おれはほんとに北杜夫の影響を受けたよ。
高校の時、おれは勉強ができなかった。
テスト前夜というのに勉強が手に付かず、悶々として「どくとるマンボウ青春期」
を読んでしまうんだな。
一夜明けて、結局ゼロ勉状態でテストを受けることになる。
北さんのマネをして、ふざけた答案をずいぶん書いたよ。
国語の教師は笑って少し点数くれたけど、体育(筆記)はダメだったな。
「バカヤロウ!」とか書かれてた。
788 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 23:34:21.78 ID:+nDm8zX80
Wikipediaの作品リストを見ると、
北杜夫の仕事は結局1960年代だけだった。
その後は文学者の年金生活みたいなもんだ。
>>780 茂吉さんは義父が残した借金のために実はかなり苦労してたようです。
楡家や北先生のエッセイでもうかがえるけど、
脳病院がまる焼けになってしかも保険に全く入ってなかった時は絶望してたようですね。
ちなみに妻である茂吉夫人は「全部焼けてせいせいした!」って言って、
その台詞が北先生を仰天させたとか。
センター試験の初年度が『幽霊』からの出題だった。
高校時代に『幽霊』『木霊』と読んでいたから、いきなり問題冊子を開くと思い入れのある文章が目に飛び込んできてびっくりしたのを覚えている。
その後大学に入ってから北さんが熱愛したという『トニオクレーゲル』ほかいくつかのマンの作品を読んだ。
楡家はまだ読んでいないから読んでみたい。
792 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 23:40:37.81 ID:L+YPa9/M0
この人の本は「楡家の人々」を高校時代に読んだな。
どくとるまんぼうシリーズを当時読んどきたかった。
母親がこの人の本少々持ってて、この人の人柄が気に入っていたらしく、
この人に似てる人をよく引き合いに出した。
793 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 23:41:12.76 ID:B1g1d3qi0
優しい女房は殺人鬼
大日本帝国スーパーマン
好きでした
794 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 23:42:45.31 ID:hQJHnckuO
>778
芸スポでは2までいってるよ
795 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 23:44:42.43 ID:+nDm8zX80
北杜夫の影響でトーマスマンも手に取ったが、ドイツ教養主義は退屈だったなぁ。
ブッデンブロークスは通したがそれだけ。魔の山は上巻だけ。
トニオ・クレーゲルは短いから勢いで読めたが、読み返していない。
結局、ソルジェニーツィンらロシア文学にはまってドイツ文学とは縁が切れた。
796 :
(^_^;)ト-マス・マンなら:2011/10/26(水) 23:44:57.10 ID:D1gLFarCO
マーラーをモデルにした「ベニスに死す」
シェーンベルクをモデルにした「ファウスト博士」
(^_^;)ナルホド
797 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 23:47:41.38 ID:GqPPhT5E0
トニオ・クレーガーと書いてあるとちょっと違うなって思う
798 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 23:47:56.90 ID:9bMIEJaQO
突然気が付いたけど、この院長が、ぼくのおじさんに出てきたガキんちょなのか?
http://www.saitohp.jp/about/index.html 私が小さい頃は、父が「今、鬱病で原稿が書けないんです」と言っても、編集者の方々は誰もそんな病気を知らなかった。
一体、いつの間にこんなに鬱病が増えたのか?
従兄の章二に、K男の診察のお礼かたがた、鬱病について聞いてみる。
「鬱病を一言で説明するのは難しいですが、失恋やリストラ、事件、事故、環境や対人ストレスなどによって落ち込んだり、
体調を崩すのは、すべて『鬱状態』。そこから程度や持続が強くて専門の治療を受けなければならぬレベルまで達したもの
を『鬱病』と考えるのと分かり易いです。そうした本格的な感情障害で治療を要するものの中では、『鬱状態』のみを呈する
場合を『鬱病』、『躁状態』も伴うものを『躁鬱病』、最近では双極性障害と言いますが、伯父上のはこれです」
父のかつてのドタバタぶりを思い出して、思わず笑ってしまった。でも、章二は真面目にこう続けた。
「この十年間、日本では毎年三万人以上の方が自殺する状況が続いています。中高年の男性に多く、健康への不安も要
因のひとつですが、もっとも関係しているのが日本の経済状態です。これが多くの職場で鬱病や自殺が問題になっている所
以なのだけれど、『ゆとりを持って』と一言で言っても、現実には『頑張らざるを得ない状況』から簡単には方向転換できない
から事態は深刻です。由香は『我が国において、鬱病・躁鬱病をもっともよく観察した人』の一人ですから、その体験は貴重
ですよ」
輝ける碧き空の下で、絶版なのか
>>763 自分もドクトルマンボウは読まずその2冊だけ読んでる。
あの主人公が本人に重なる。高校か、中学で読んだけど
描写はかわいらしいよね。
802 :
名無しさん@12周年:2011/10/26(水) 23:55:24.69 ID:F0TGPg1Q0
青春期は十回以上読んだと思う
木霊はけっこうエロい
心理描写がエロい
遥かな国遠い国 へと旅立たれたのか。
806 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 00:08:29.34 ID:vfrWRMRX0
精神科医だったお兄さんの茂太さんの本は我が家の常備薬みたいな存在だけど、
この人もユーモアで多くの人を助けてきたんだね。
高校時代に楡家読んだきり。
遅ればせながらこの人のユーモア溢れる世界を読んでみようと思う。
いつか、と思ってたけど、やはり生きているうちに読んでおくべきだったな。
807 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 00:10:45.83 ID:73y5rbrk0
なだいなだというふざけたペンネームを持つ先輩
808 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 00:11:54.40 ID:73y5rbrk0
た・・・楡家
医局時代の同僚か誰かに、「最近、躁鬱病って診断をすると『ああ、作家の北杜夫さんと
同じ病気ですね』って言ってほっとした顔をする人が多い」って言われたのを「精神科医
としての私の最大の功績だと思う」って書いてた記憶が。
乗り物マニアだった兄の茂太さんは一時自分の病院の庭に東急電車の廃車体を置いて
施設の一部として使ってたけど、いくら病院施設にするとは言え電車1両丸ごと買っちゃう
あたりの行動に「ああ、北さんの身内なんだなぁ」って印象を受ける。
810 :
798:2011/10/27(木) 00:14:47.09 ID:vkrydrVmO
>>804 ありがとう、知らなかったよ
うわあ…
テレビでは、予防接種のこと、全然言わないね
811 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 00:14:54.16 ID:PVUvsR3w0
812 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 00:15:07.25 ID:AK+yCbEi0
引き込まれるように昆虫記と航海記から読み始めたけれど,天賦の才っていのは,こういう人の事か,とも思った.夢のようなひと時にひたらせてくれた,とても得がたい人だったと思う.どうか,安らかに.
813 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 00:18:27.50 ID:ZY4H/WKZ0
10冊以上読んだのに、なぜか最初に思い出す題名は「へその無い本」
814 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 00:20:10.04 ID:73y5rbrk0
北氏が亡くなったという報道が
事実かどうかを知るには、どうすればいいですか?
815 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 00:20:29.33 ID:k30sNNHe0
>>813 私もたくさん読んだけど、いちばん思い出すのは「さびしい乞食」
北杜夫ってこんなに有名人なんですね
知らなかった
817 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 00:22:38.81 ID:vfrWRMRX0
数年前お兄さんである茂太さんが亡くなられて寂しかったけど、
この人が生きているということがなんとなく慰めになっていた。
ご冥福を心からお祈りします。
818 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 00:23:15.87 ID:UyV6YgPHO
図書館で偶然見つけてファンになりました。
ご冥福をお祈りします。
819 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 00:23:17.99 ID:PVUvsR3w0
>>814 NHKとテレビ朝日の報道を録画したからうちに見においで
820 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 00:23:55.34 ID:Lw0HdtGT0
絶版になってるとは知らなかった
引っ越したときに手放して買い直したくなってる本もあるから
復活してほしいなあ
821 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 00:23:56.79 ID:73y5rbrk0
録画されたNHKとテレビ朝日の報道が事実かどうか知るには
どうすればいいですか?
822 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 00:25:13.94 ID:fP6+a1OuP
事実だ受け入れろ
>>817 >この人が生きているということがなんと>なく慰めになっていた。
ホントにそう‼ 悲しい…。
>>821 お前さんが信じた時が、その報道が事実になるんだよ。
お前さんが信じなければ、マンボウ先生はまだ生きてるのさ。
825 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 00:26:52.58 ID:73y5rbrk0
作家の寿命(作品のほうね)って
案外短いのね。
826 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 00:28:18.58 ID:KYzuoYxqO
◆ゾンネン・パルタイ◆
〜青春期〜
( ̄∀ ̄)(ρ_;)
(T_T)(ToT)(T_T)
思春期の感性が瑞々しい時期にこの人の青春期を読めて良かった。
ムツゴロウの青春期も好きだけどさ。
828 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 00:30:26.84 ID:R19NzTed0
>>815 王様のほうしか思い出せない。乞食の方は結局読まなかったのかな。
もう自分でも覚えてないや。
また読み返してみよっと。
記念真紀子
あの文章センスはどこから来たんだろう?
ボンボンだったから?疎開したから?
少したったら読み返してみるよ、遠藤周作さんと星新一さんは今読んでるところ
俺の中の代表作は「白きたおやかな峰」だけど
今だ最後が理解できてない、なんで微妙な描写を文で表現できるのか
大人になった今、わかるんだろうか?
ご冥福をお祈りいたします。
王様の方は、カタカナの長文を読むのに苦労したのと、
乞食のほうは、ライトレフトのジェントルマン、
プリーズギブミーサムマネー、だっけか。
832 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 00:33:15.84 ID:KYzuoYxqO
カントよりも、哲学的な旧制高校に憧れたな!!
中学生の頃にクプクプ読んでから十数年、この人の本は二十冊以上読んだけど
ご存命中にもうちょっとエッセイ含めて読んでおきたかったな。
小説しか知らない作家の死とはまた違う重みを感じる。
834 :
(。´ω`。):2011/10/27(木) 00:36:58.97 ID:auA+cgj80
おーれはマブゼだマブゼだぞーぅ♪
御冥福をお祈りします(。´人`。)ナムナム…
子供にクプクプを注文した
自分が読んだクプクプは多分実家だから
今の子はどう感じるんだろう
北杜夫さんの文章は良いね。
すごく好きだ。
837 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 00:43:12.27 ID:R19NzTed0
>>831 王様の方は、乳母の呼び出しベルのボタンのような乳首だっけ。
そこらで、もしかしたら読むのやめたかもしれない。
838 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 00:46:08.10 ID:TdprBtHo0
御冥福をお祈りします。
839 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 00:47:19.30 ID:OQLobzvvO
どくとるマンボウとかいう題名がむかつく
まったく読みたいと思えない
アメリカ人のヒッピーだかが石油風呂につかって、
錯乱状態で革命を叫んだら革命が起こっちゃって、
腹黒大臣が潜水艦を砂漠に出せないかって言うんだけど、
操船技術が向上しちゃって、海しか航行できなくなってたりとか。
あと、スイスの口座からお金を引き出したくても、
王様のサインが必要、とかだったかな。
841 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 00:51:37.06 ID:FmrMRTSJ0
父っちゃんは大変人」は最高傑作。
遠藤周作と並んで、大好きな作家です。
天国でまた航海してください!
あ、でも、躁病はダメですよw
俺が初めて読んだ小説は、親父の本棚から拝借した星新一と北杜夫だったな。
当時小学生だったが、青春記の性に関する記述にハァハァした。
半分以上理解できていなかったが。
ご冥福をお祈りします。
あちらでもトマトソースの看板を見つけてビクッてしてるのかな。
しかし、これほど神妙なお前らを初めて見たわ
>>842 本当に「愛された作家」だったんだと思う。
844 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 00:57:41.34 ID:L7RbE2Cv0
航海記は、小学高学年〜中学時代に夢中になって読んだなぁ。
内容は殆ど覚えてないけど、とにかく面白かったことだけは覚えてる。
また読んでみるか。
追悼キャンペーンとかで儲けようとする出版社に金出したくないので、図書館で借りて。
昨日の朝、顔を洗いながら
「そういえばドクトルマンボウ航海記を読んだ頃のように
本を読みながら笑いが止まらなくなるようなことってすっかりなくなったな」
「俺もすでにえらい年になったな」と漠然と考えていた。
ネタみたいな話だが虫の知らせみたいなものってあるんだな。
846 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 01:04:11.26 ID:L7RbE2Cv0
孫ニモ負ケズのハードカバー表紙が好きだった
躁期のインタビューで六甲おろしを独唱してインタビュアーがげんなりしていたのが大笑いだった
849 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 01:13:07.01 ID:QMAu5G5X0
母・輝子さんが元気に南極まで行ったのがついこの間のことだと思ってたのに
時の経つのは早いわ
全くの他人どころか会ったこともないのに
知り合いのおじさんが亡くなった様な寂しさ
ご冥福をお祈りいたします
さびしい王様シリーズが懐かしいな。
電文のやり取りは鬱陶しかったけどw
ご冥福をお祈りいたします
北杜夫の文体はクセになる。
思い当たって、氏の作品を読み漁ってた
高校時代の日記を読み返してみたら、
案の定、マンボウ風になっとった。
>>844 むしろ本再販してくれるなら追悼キャンペーンでも何でもやって欲しい
854 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 01:25:02.65 ID:73y5rbrk0
マーケットプレイスで手に入るでしょ
855 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 01:25:10.95 ID:nbDbi8Vc0
>>852 そんな北氏も、若い頃
日記を太宰治風に書いてた事があって、当時影響受けてたらしい。
「おっと、うかつにも赤面してしまい恥辱にまみれて、冷や汗三斗・・・・」とか、自分の日記によく書いてたって。
しかし太宰のどうにも甘えた人間性や文が鼻につくようになって、太宰を卒業。
太宰が入水自殺で心中して亡くなった時には、「太宰が死んで嬉しい」と日記に書いたらしい。
856 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 01:26:16.47 ID:wjdTvq7P0
斎藤茂吉の血縁というだけ、碌なもんじゃない。
857 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 01:28:45.88 ID:ex1gBqWv0
ほう
あの爺さん死んだのか
弔電の一つも送ってやらなきゃならんな
>>165 ペンネームをトーマス・マンの Tonio Kröger の Tonio から
とって「杜仁夫」にしようとしたが、それでは余りに不自然だと
思い、真ん中の「仁」を抜いた。
859 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 01:30:43.61 ID:8KGDIjxRO
どくマン面白かったなぁ…。
青春や、青春。
北さん、ありがとね。
合掌。
860 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 01:34:02.61 ID:wjdTvq7P0
斎藤茂吉の血縁というだけ、碌なもんじゃない。
861 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 01:35:20.91 ID:OsTSCBUL0
>>753 あーそれ思い出した!
ドデヤが出るぞぉ〜
862 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 01:36:24.90 ID:JxQ0GTt00
知らないよ・・・
863 :
zash:2011/10/27(木) 01:38:07.92 ID:lnE0em5x0
北さんを激しく怒らせた小樽の寿司屋は今どうしているのだろうか
>>855 太宰の作品は暗いとか言われるけど、
「人間失格」にしても、今でいう"自虐ネタ"っぽく見えるんだよなぁ。
その辺、なんとなく北杜夫と似ているような気もする。
だいぶ前から認知症だと聞いた。大好きな作家だったが
その頃から俺のなかではもう死んだ人になってた。
でもやはり訃報を聞くと胸が痛む。ご冥福を。
866 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 01:42:15.71 ID:JplvAL870
小樽の名指しで批判されたお寿司屋さんは、その後廃業しちゃったんだなw
窓ガラス割られたり可哀想w
867 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 01:43:29.67 ID:nMeKYe6i0
この半年、トーマス・マンをあれこれを読み漁っている関係から、
又、北さんのお名前を懐かしく思い出し、
新潮文庫の新しい『楡家の人びと』(全3巻)を買っておこうと考えていた矢先だった。
中学生の頃からお世話になりました。どうも有り難うございました。
まだ生きてたんだ。
さびしい王様とかは大昔に読んだなあ。
懐かしい。また読み返してみるかな。
そういや中学の時、国語の先生に、
斎藤茂吉って、どういう人か知ってるか、
って聞かれたんで、北杜夫さんのお父さんだ、
って言ったら、信じてくれなかった。
これで高度成長期の作家はほとんど没したな
え。
872 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 01:49:59.08 ID:vfrWRMRX0
>>865 少なくとも平成20年は認知症じゃないよ
インタビュー受けてたから
873 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 01:50:52.41 ID:T+s8+8350
小学生の頃、船乗りクプクプの冒険は読んだ記憶があるわ
874 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 01:53:09.21 ID:cWSxiQTg0
ご冥福をお祈りします。
自分も高校時代に氏の文庫本を貪り読んだ口ですわ。
で、センター試験で「幽霊」が出てリアルで驚いた一人。
875 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 01:55:38.88 ID:wsLrYtIx0
最初に読んだ本は「ぼくのおじさん」でした
面白くて一気に読み終わってしまった。
ご冥福をお祈りします。
>>850 ああ、まさにそれだ・・・
激辛カレーを作ったはいいが、あまりの辛さに誰も食べられず、
もったいないから、肉だけを水で濯ぎながら食べた…って、楡家の一節だったっけ?
辛いカレーを食べる度に思い出す。
昭和が遠くなって行くなぁ、あと筒井が逝くとマジヤバイ。
>>876 筒井が逝くと、文芸部門の「西野カナ」化が一気に進みそうで怖いわ。
>>869 > そういや中学の時、国語の先生に、
> 斎藤茂吉って、どういう人か知ってるか、
> って聞かれたんで、北杜夫さんのお父さんだ、
> って言ったら、信じてくれなかった。
んなアホな
>>877 こう書くと叩かれそうだけど清水義範のユーモアセンスの中に北杜夫を見いだすことがある。
>>845 だな。最近は笑いすぎて横腹が痛くなるような事ってなくなったなあ。
これはオレが歳をとったのか、それとも世の中がそうなったのか?
昔は北杜夫や畑正憲を読んで笑い転げたし
テレビはドリフやクレージーキャッツやってたし、
ラジオはオールナイトニッポンとかセイヤングとかがあった。
無印と芸スポとここ読んで色んな思い出が蘇ってきて笑い転げてたよ。
特に松本高校時代の試験ネタとか。で、その後ざざーっと涙が。
>>880 最後に腹が抱えて笑い転げたのは、
何年か前の笑ってはいけない病院24時で、CTの中がオバチャン強制口づけの時だったな。
北杜夫のユーモアは人を傷付ける笑いじゃなくて、暖かくする優しい笑いだった。
883 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 02:28:15.61 ID:f5KZJr5G0
世界一無礼な寿司屋を指摘されてた小樽の店も2007年に閉店したしな。
思い残すことはあるまい。
>869
中学の先生は結構レベル低いからな・・・・
>>881 松本の旧制高校記念館行ってみ。
北杜夫の落書きとか写真が展示されてるから。
どくとるマンボウ読んだ人は、
なんとかいうドイツの児童小説を読むといい、ああ、元ネタはこれかあ。っておもうところがあった。
池上さんがテレビで子供の頃読んだと紹介していた。
著者ヘルナー?なんか違うな・・・
ええと、そのドイツの作家は、金があれば探検して探検小説を書くのに
って編集者に言ったら、ドイツの子供たちがドイツで冒険する話をかいたらだうかというので書いた。
とかかいてあった、
どくとるまんぼうは金が無いならそれを理由に国内で子供たちが冒険した話が書けるのに、
金があるので海外に冒険にいけてしまうとか、
かいってあった。と記憶する。
アフリカだったかのパイプが欲しかった話が頭に焼き付いている。
子供の頃からしばらくは、知っている有名人はしなないが、
おっさんになると、知っている有名人がどんどん死ぬようになる。
これでも医療とか衛生とか栄養のおかげでそういうのが少ないというのだから
昔の人はそりゃ大変な世界にいたんだね。
山口瞳や山田風太郎が死んだ時と同じ衝撃だ。
昭和がどんどん去っていくよ・・・
自分の人格形成に結構な影響を与えられた人だ
892 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 03:08:05.79 ID:JWv9hLRd0
こんな時刻にケコーンすんなよw
894 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 03:30:25.34 ID:S0B+R4Hp0
>>849 「わがまま勝手に生きさせていただいて」って輝子が亡くなった際にテレビで
コメントしていたのも昨日のようだ。
昨日は奥さんがまったく同じようなコメントをしていたね。
窓際OLってエッセーを書いてる一人娘を初めて見たが、
もう49歳なんだってな。
895 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 03:57:44.23 ID:rXBoggrz0
昆虫少年だった俺は中学1年の春に昆虫記を読んでファンになった。それまで昆虫記といえばファーブルしか知らなかった。
こんな面白い本を書く人がいるんだと驚いて、北さんの作品を読み漁った。
どくとるマンボウシリーズから始まり、楡家の人々や夜と霧の隅でとか、純文学も好きになった。
中でも「幽霊」は一番のお気に入りで、単行本がボロボロになるまで何度も読み返した。
通学するバスの中で、喫茶店で…etc.
遠藤氏や辻氏他を知ったのも北さんのおかげ。彼の本に出会わなければ、文学好きの読書家にはなっていなかったと思う。
ありがとう、さよなら、バイバイよ…。
896 :
忍法帖【Lv=40,xxxPT】 :2011/10/27(木) 04:00:48.36 ID:Z3kE9Wi70
おいらはマンボウ、気楽なマンボウ、、の人か
ご冥福をお祈りします。
897 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 04:08:37.64 ID:Wb4Oivm9O
ああ…寂しいな
これからは娘さんのエッセイでクスリと笑わせてもらいますね 輝子さんと仲良くね
自分を本の虫にした原因となった人だ。
活字の面白さを教えてくれた人。
ご冥福をお祈りいたします。
まだ84だったのか。
この30年、これといった仕事はしていなかったから、もっと年寄りかと思っていた。
>>876 > 激辛カレーを作ったはいいが、あまりの辛さに誰も食べられず、
米国おじさんだな
>>884 > 中学の先生は結構レベル低いからな・・・・
俺の通ってた中学では」世界で最初に戦車を作ったのはドイツだ」
と言った社会科の教師がいたわ
妙に感傷的な文章の懐古爺はキモイな
二度と戻らないあの時代…だの
放射能とキムチに汚染された現代の日本だって
どんどん過ぎ去ってって戻らないのは同じなんだぞ
よく長生きできたもんだと感心する。
斎藤茂太の医院に行って自分で抗鬱剤と眠剤を調合してそれをビールで飲んで
二日くらい意識不明&心神喪失で何とか助かったなんて事もあった。
昭和の小説家は実力があるというかやっぱり凄いわ
それに比べたら今の小説家の貧困なこと、出版不況なんて当たり前だ。
読者に人気があるから本を出そうじゃなくて、こいつを何とか売り出そうとして
本を出してるんだから。
904 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 07:19:45.24 ID:8CD5lW7TO
旧制高校なんて、全国で2000人も合格しないんだから、
エリート中のエリート
東北大学医学部だってそうだ
905 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 07:27:35.28 ID:VnKANX8gO
「料理バンザイ」に出演しで「骨髄トースト」なる料理を披露してたな。
牛の骨から骨髄を取り出す方法を説明してた。
もちろん恐牛病が話題になるずっと前のことです。
906 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 07:31:37.80 ID:RD0Psd3O0
>>905 なんかこわひ。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。
鬱病だけじゃなく晩年は色々と病気してたみたいだからの遠因になってなかったんなら良いんだが。
907 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 07:37:21.57 ID:DCSA56aT0
あらあらまあまあ
ご冥福をお祈りいたします
残念だ
早く死にたい痛くなく。
と書いていらした記憶がある。
長生きの方だったし、痛くはなかったらいいなぁ。
911 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 07:43:21.04 ID:oNm87v+/0
人生、最初に買ったハードカバー・・・・・合掌
912 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 07:48:30.38 ID:vkrydrVmO
>>904 ウチの舅が、東大医専卒なんだが(北さんより二歳上)
医専もエリートなのかね?
位置づけがよくわからん。
北さんは医専中退だよな?
(-人-)
914 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 07:50:56.19 ID:rFWHtzpf0
>>901 斎藤宗吉の名前を出しても親子関係を信じてくれず、中学の国語教師に怒られた思い出
失礼だけど、まだ生きていた事実に驚いた。
>>912 北さんは東北大学医学部
医専は出身は阪大の手塚治虫とか有名
手塚治虫も北さんと仲良かったな
東映のシンドバッドの冒険を一緒に作ったんだっけ
917 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 07:57:41.37 ID:q0qeluQ3O
亡くなってすぐ600キロもあるマンボウがあがったよね
918 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 07:59:20.91 ID:oNm87v+/0
>>440 図書館へ逝けば只だよん
故人の性格だと買われるより只読みの方を喜ぶか、もね
919 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 07:59:54.01 ID:ex1gBqWv0
楡家の人々は面白かった
920 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 08:00:14.04 ID:BUbBUCRTO
>912
医専は町医者養成が主でエリートではない
研究・行政のルートに乗れない
戦時中は医者不足を埋めるためあちこちに出来た
921 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 08:01:43.71 ID:vkrydrVmO
>>916 いや、北さんも、
医専中退→麻布→旧制松本→東北大医
だったはず。
医専って、中学より前に入るトコなのか?
って疑問が未だに拭えないんだよな…
夜と霧の隅では良かったなぁ、遠藤周作、新田次郎、星新一に続いて北杜夫までもかぁ。
923 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 08:03:52.77 ID:6PCKCeoMO
上野毛の隠居も町田の大家さんも松原万峯楼の若旦那も逝っちまって、とうとう
美しが丘の提督一人だけになっちまったか…
924 :
912:2011/10/27(木) 08:04:57.46 ID:vkrydrVmO
>>920 ありがとう
だよなー。
なのに舅の一族はみんな、
舅を、東大医学部卒だと思い込んでるからこわいわ。
学歴詐称もいいとこ。
925 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 08:08:25.05 ID:BUbBUCRTO
>921
麻布四修→医専中退→麻布復学→麻布卒業→旧制松本高校→東北帝大医学部
だよ
926 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 08:17:34.74 ID:bxjFFqVO0
楡家の龍子、聖子、桃子の三姉妹は印象的だった。
ぼくのおじさんの、無駄飯食らい、役たたず、去勢をはるねらーみたいな
キャラが面白かったわ。
927 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 08:45:38.63 ID:QMAu5G5X0
>>916 >東映のシンドバッドの冒険を一緒に作ったんだっけ
知らなかった 子供向けだけどそこはかとなく色っぽさのある映画だったな
928 :
【13.1m】 【中部電 88.1 %】 :2011/10/27(木) 09:13:21.46 ID:2pjE4irq0
>>912 旧制高校はエリート中のエリートだが、
医専や陸士、海兵もエリート中のエリートだった。
もちろん旧制高校→帝大医学部>医専だったけどね。
929 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 09:25:01.69 ID:UMEk+25X0
>>927 一緒に作ったというよりはアイデア提供しただけ
そのアイデアもマスコットの鯨を作れというもの
1シーンだけ何の脈絡も無くでてくるよ
初期の短編に田舎の海辺の町で映画館に入るというのがあった。
何故かそれが印象に残ってる。
まじめなのかふざけてるのかわからないのが、いいところだったな。
航海記の前書きだか後書きだかに
「書いても書かなくても大して変わりはないが、
どちらかというと書かないほうが、いくらかましなことだけ書いた」
見たいな文章があって、なぜかとても印象に残っている。
933 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 10:16:42.65 ID:QMAu5G5X0
>>929 鯨かあ
うーーん 思い出せないけどありがとう
子供のころ読んだ本のカバーに「著者近影」みたいな写真が載っていたせいで
北壮夫と言えば40〜50代くらいの中年男性の姿が刷り込まれたままだ。
>>926 おお。確かにねらーのようだ。自分を含めてw
だから何となく惹かれたのかな。
>>650 私もいまの文学作品には興味がわかない。
北さんの作品は私の青春に大きな影響を与えてくれた。
私と同じ年代の方がこのスレに大勢いることが伺えて、
私と同じように青春時代に読み漁ったんだな、好きだったんだなとうれしく思った。
北の海、千代の富士は認められるけれど
朝青龍は意味不明という感情と同じような気持ちになった。
936 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 11:23:02.33 ID:RD0Psd3O0
比較的最近の「母の影」はとても美しい小品だった。
>912
麻布中学四修で東大臨時医専行ったけど、中退して麻布中学へ復学して翌年松本高校合格。
本人の意思もあったけど、どうも茂吉も、旧制高校から大学へ行かせたかったみたいだね。
兄の茂太が医専卒だから。
昔ってアレかね?
医専合格していた人は、戦後には無試験でどこかの医学部に入学できたとかあったのかね?
昔の旧制高校の寮生活って面白そうだな。
>938
GHQ指示で医学教育を大学に一元化することになり、A級B級判定がなされて、
A級の場合はそのまま医大に昇格した。
B級の場合は過渡的な措置として旧制高校に改組(戦後特設高校)して、在学生は
大学受験をすることになった。
941 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 12:35:19.63 ID:WLj/HP7l0
(-人-)
>>929 手塚が、医者の北さんに商人のシンドバッドの話を作らせるのはおかしい
みたいな文章残してるな。
943 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 12:39:06.48 ID:59DaZcd5O
悲しいな
944 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 12:48:42.32 ID:JIlSdQBz0
日本一無礼な寿司屋=俺のことを知らなかった寿司屋なんだがな
実際、昔気質の職人で愛想はよくなかったが無礼ではなかったんだよな
あの記事でショーウインドウ割られたり落書きされたりしたが
しかし、ニュー速にしては本当にいいスレに育ったな。
次建てる?
946 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 12:52:33.29 ID:xbm+grfh0
高齢化してるからなw
今年は好きな大衆作家の死去が続いたな…
俺も年を食う訳だわ
949 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 14:14:37.85 ID:yaikKs1L0
シャハジ ポンポン ハバザヒブ アル アッシド ジョン ストンコロリン 26世
合ってるかな?
北杜夫ってまだ死んでなかったの?
さっき昼ごはん食べて、今は昼ねしてるけど
>>950
952 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 14:53:15.99 ID:GlLfMa5l0
ご冥福をお祈りします
そうか、亡くなられたか
すごく読みやすくて他のも読んでみたいなぁ…って矢先だったな。
おやすみなさい。
>>945 いつもの+には人間味のある暖かいレスなんざねえからなw
俺等も北さんを追憶しながら早く人間に戻った方がいい
955 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 16:26:32.82 ID:quSJwi1F0
>>937 中学4年で旧制高校を受けて落ちる。
おやじの茂吉にこのままでは学問もしないうちに兵隊に取られると脅され、
泣く泣く医専へ入学。
ところが徴兵の年齢を茂吉が間違えていたようで、
「どうだ、もう一度やってみるか?」と、中学5年への復学をさせたんだってな。
この人今デビューしたら立派なラノベ作家だったろうな
957 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 17:35:49.54 ID:8vr513Br0
合掌
北杜夫と遠藤周作と吉行淳之介の本だけ読んでいた時期があった。
それにしても吉行あぐりさんが存命なのは凄いと思う。
959 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 18:04:32.98 ID:vPBIW6cXO
しかし、大食漢だが規則正しい生活の三浦朱門と見るからに頑強な阿川が残ったのは、なんか納得。
960 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 19:02:36.84 ID:8vr513Br0
長寿だったなあ〜
>>468 それ言ったら吉里吉里人のアレはどうなのよ
ってひさしさんは評価してたわなあ
962 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 19:11:35.68 ID:f7IrpDCE0
航海記は子供の頃テレビで見てたなぁ。
先生の秘密を狙って誘拐しては逃げられる
スカービー海賊団の悪人トリオが好きだった。
ご冥福をお祈りします。
>>912 旧制松本高校の受験に落ちて医専に行ったけど、茂吉が「お前の歳を勘違いしてた。来年また受けろ」って言われて中退して、翌年松本高校再受験、合格って流れらしい。
あの時代は中学卒業一年前(四修)でも旧制高校受験ができたそうだ。
「友情」という短編が凄く好きだ
この人キチガイを描かせたら超一流だよな
>>959 遠藤さんは、病気に苦しんで
「三浦や阿川はピンピンしてんのになんで俺だけこんな目に会うんだ!」
って言うのを聞いて三浦さんは見舞いをやめたんですね。
由香さんのエッセーに近況を知るのが楽しみだったのに
今週は何もない・・いかに急な話だったかは来週を待て、か
倉橋由美子さんのくだりは好き
>>956 楡家読んだ人の手紙に「漢字が難しいです」というのがあって
漢字を読めないなんて恥だとエッセーにあった。
同じことを書いていたのは筒井さんだった
弟さんのスレで悪いが、
アニキの茂太先生の本はいいね!鬱が落ち着いたわ!会えてよかった本だ!
969 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 19:56:13.35 ID:8vr513Br0
ご冥福をお祈りします。
どくとるまんぼう漂流記おもしろかったです
合掌
971 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 20:13:54.18 ID:8vr513Br0
惜しい人を亡くしてしまった…合掌
972 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 20:14:08.45 ID:PVUvsR3w0
>>962 それひょっとしたら航海記じゃなくてクプクプ・・・
>>967 んで、
「『欧』外漱石くらい読めるように」
ってじぶんでオチ付けてなかったか。
風間杜夫のコメントは出てないのか あの人北杜夫と風間完のファンだったんだよね
976 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 20:29:50.21 ID:73y5rbrk0
>>733 やっぱりやってたと、後から書いてたな。
”提督”からは何かコメント出てた?
978 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 20:35:48.62 ID:GJ+/8W2/0
平凡な毎日のちょっとしたドタバタ物って感じで読みやすかったな。 合掌
ご冥福をお祈りします。
船乗りクプクプ、さびしい王様 いまでも読み返す時がある。
作家目指してた頃、
幽霊の持つ独特の描写をなんとか模写したくて
ひらすら真似してました。
今編集者になれたのはあなたのおかげです。
どうぞ安らかにお眠りください。
981 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 20:47:55.90 ID:/1XnGS0C0
中学の時文庫本持って自宅に遊びにいったら、気軽にサインしてくれて驚いた。
このスレも、芸スポ板に立ってるスレも
本当の通夜のような雰囲気が漂っていて感じがいいね
悪く言う人がほとんどでてこないのは2ちゃんの奇跡なのか
北杜夫って人物のなせる技なのか
おそらく後者でしょう
今夢中になって青春記再読中。
984 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 20:57:30.81 ID:XVMpwKMz0
厨房、工房の頃にこの人の影響受けた人は多いだろうねえ
俺もドクトルマンボウだの船乗りクプクプだの、散々読んだわw
斎藤茂吉は雲の上の人だけど、この人は何か親近感あったなあ
イデオロギー臭があまり無かったのも良かったね
あの世で飄々とした仏様になってくださいな
さよなら
985 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 20:57:35.29 ID:yrT5c3p4O
昆虫記から入ったなぁ…
南米でモルフォ蝶を採集する描写、秀逸だったなぁ…
安らかに。
お悔やみ申し上げます。
>>982 日本人率が異常に高いスレなんじゃない?
44だが、何故か避けてきてしまった。ほとぼり冷めたら何か手にとってみよう。
989 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 20:59:54.85 ID:OOnjWyfpO
楽しい読み物をありがとうございました
ご冥福をお祈りします
990 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 21:01:12.23 ID:GJ+/8W2/0
>>982 ちゃんと2ちゃんねらーも、わきまえてるんだよ。 分かっていて暴れてるんだから。
991 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 21:05:49.38 ID:uZB9bA/Q0
躁鬱のせいだけど、幅広い作風の人だったなあ。残念だorz
ちゃんとお悔やみ言ってなかった気がする。
先生、さよなら、バイバイよ。
ダストのオデンを思い出した
994 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 21:12:28.09 ID:PVUvsR3w0
>>964 自分はそれ好きじゃないけど
どうしようもなく印象に残って忘れられない
他にもヒキニートの家に昆虫が大発生する話しとか
好きなものはもちろん好きでないものも強く印象に残っている
本を読む楽しさを教えてくれてありがとうございました
さよならバイバイよ
彼のエッセイには、とても元気づけられた。
何度もどくとるマンボウシリーズは読み返した。とうとうお亡くなりになられましたか。
どうもありがとうございました。
996 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 21:18:35.57 ID:A0XX2Bpc0
中学のとき友人らに青春記読ませたら
最初は詰まらんと言ってたけど暫くすると
すごく面白いと言って読んでたな。
998 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 21:22:52.46 ID:rFWHtzpf0
999 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 21:23:48.56 ID:lDfyTlsi0
森繁・・・・。
1000 :
名無しさん@12周年:2011/10/27(木) 21:23:51.99 ID:73y5rbrk0
さよなら バイバイよ
1001 :
1001:
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。