【東日本大震災】“津波てんでんこ”めぐり論戦 「自分だけ助かれば良いということでは決してない」 釜石市議会特別委

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104名無しさん@12周年
「原発てんでんこ」 池田香代子
ttp://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51829488.html
福島の原発近くには、東電社員の奥さんと地元の奥さんの交流グループがあるそうです。
あるいは、あったそうです。
東電の肝いりでつくられたもので、地元の人びとに原発への理解を深めてもらうのが
目的だそうです。テレビのインタビューに答えていたのは、そうしたグループの地元側の
リーダーでした。ご自宅の茶の間とおぼしい畳の間で、その方は声を絞り出すようにして
訴えておられました。およそこんなお話でした。
「地震の翌日(もしかしたら翌々日)、大混乱の中で、東電の奥さんたちは無事かしらと、
電話をかけてみた。そうしたら、一人残らず遠くに逃げていた。
わたしたちにはなにも言わずに。
わたしは、原発のためにいっしょけんめい協力してきたつもり。東電の奥さんたちとは
なかよくおつきあいしてきた。友だちだと思っていた。なのになぜ知らせてくれなかった、
なぜ自分たちだけ逃げた...理解できない」

かつて東電に勤めていた蓮池透さんは、家族連れで福島の原発に勤務していたことが
おありですが、地元とのつきあいはうわべのものでしかなかった、とご著書に書いて
います(『私が愛した東京電力』かもがわ出版)。
そういうことだったのか、とインタビューに答えておられた方とともに、わたしは深くうなだ
れるしかありません。