★男性暴行し着火、少年ら3人実刑 名古屋地裁判決
・名古屋市中川区の路上で今年4月、20代の男性に集団暴行を加え、全身にシンナーを
かけてライターで火をつけて大やけどを負わせたとして、傷害の罪に問われた塗装業
中川康弘被告(28)ら3人の判決が20日、名古屋地裁であった。
神原浩裁判官は「被害者は一命をとりとめたが、現在も自立歩行が著しく困難な状態。
生じた結果は死と同じぐらい重大だ」と指摘。中川被告に懲役3年4月(求刑懲役4年)、
塗装業安井広文被告(28)に懲役2年6月(求刑懲役4年)を言い渡した。塗装作業員の
少年(19)は懲役2年6月〜3年4月(求刑懲役3〜4年)の不定期刑とした。
判決によると、事件前、自分の車が何者かに何度も落書きされるなどの嫌がらせを受けた
安井被告は仲間と共謀。4月15日未明、男性に制裁を加えて嫌がらせをしたことを
白状させようと、安井被告が暴行を加え、中川被告が全身にシンナーをかけ、少年が
背中付近でライターを着火するなどし、男性に重いやけどを負わせた。
事件では、ほかに3人が逮捕されたが、略式起訴や不起訴となった。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011102090202222.html ※元ニュース
・名古屋市中川区戸田3のハンバーガー店駐車場で、近くの住民から「若者が何かに火を
付けている」と110番があった。現場に到着した中川署員が、若い男性が火だるまに
なっているのを発見。男性は意識があったが、全身やけどで病院に運ばれた。
近くにいた男性によると、午前零時すぎ、駐車場で若い人数人がけんかをするような怒鳴り合う
声が聞こえた。その後、髪に火がついた若い男性が、全裸で近くの店の入り口の扉をどんどん
たたいているのを見て通報した。「頭に炎が見えた。体が真っ黒になっていて燃えていたのでは
ないか」と話した。
近所に住む男性は「少年が5、6人いて1人を取り囲んで殴って液体を掛けていた。殴られた人は
走って逃げたが、追いつかれ火を付けられた」と話した。現場は、名古屋市西端の県道沿いの住宅街。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011041590024808.html