【東京】世田谷のラジウム 昭和27年の建築時から放置か★4

このエントリーをはてなブックマークに追加
2名無しさん@12周年
O・ヘンロ作『賢者の贈り物』

クリスマスの迫る中、失業中の直人には金がなかった。だが彼の金時計にはプラチナの鎖が似合いそうだった。
その夜、直人はこっそりと信子の長い髪を切り、それを換金して素晴らしい鎖を購入した。
しかし直人の大切な金時計は知らぬ間に伸子に売り払われ、彼女の髪のための美しい飾り櫛に化けていたのだった。
二人は顔を見合わせ、笑い合った。次に涙を見せ泣いた。そしていつ果てるとも知れぬ罵り合いをはじめた。彼らこそ本当の賢者なのです。