【国際】日韓EPA、李政権下で妥結を…前原氏が要請 慰安婦問題については「何らか考える余地がないか議論したい」

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★日韓EPA、李政権下で妥結を…前原氏が要請

韓国を訪問中の民主党の前原政調会長は10日、韓国の金星煥(キムソンファン)外交通商相と
ソウルのホテルで会談し、中断している日韓経済連携協定(EPA)の交渉について
「李明博(イミョンバク)政権の間に早期妥結を望みたい」と述べ、来年12月の次期大統領選までに
結論を急ぐよう求めた。

これに対し、金氏は「米国との(FTA)交渉が一段落するので、他国との交渉に実務的な余裕ができる。
議論を進めていきたい」と応じ、前向きな姿勢を示した。

一方、金氏は、いわゆる従軍慰安婦問題について、「新たに(韓国の)憲法裁判所の判断が下された中で、
日本としての対応を求めたい」と述べ、元慰安婦の賠償請求権問題を改めて提起した。前原氏は
「政府の考え方は不変だ」として請求権問題は解決済みとの立場を強調した上で、「人道的な観点から
何らか考える余地がないか議論したい」と語った。

前原氏は会談後の記者会見で、政府の賠償に代わる具体策について「たとえばアジア女性基金の
ようなものだ」と述べ、元慰安婦に「償い金」支給などの事業を行った財団法人・女性のための
アジア平和国民基金(2007年解散)を例に挙げた。

▽ソース:読売新聞 2011年10月10日16時20分
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111010-OYT1T00343.htm

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