【社会】 「韓国が米国に接近し過ぎたことが、中国人の不満の原因だ」 〜中国人の韓国に対する好感度が年々低下、韓国“深刻な問題だ”

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1有明省吾 ◆BAKA1DJoEI @有明省吾ρ ★

韓国紙・中央日報によると、多くの中国人が朝鮮半島の情勢に注目していると同時に、
韓国に対する好感度が年々低下していることが分かった。環球時報(電子版)が報じた。

韓国東アジア研究院(EAI)と高麗(こうらい)大学アジア問題研究所(ARI)が実施した「中国人の周辺国家に対する好感度調査」の結果、
中国人の韓国に対するイメージは徐々に悪化していることが明らかになった。
100点を満点とした調査で、韓国の得点は53点となり、45.1点のインドや39・8点のベトナムよりは高かったものの、60.8点のロシア、
54.5点の米国、54.3点の北朝鮮を下回った。得点が最低だった国は日本で、わずか35.6点だった。

このほか、中国人の韓国人に対する好感度も、59.1点で北朝鮮人に対する61.7点を下回った。
同様の調査による中国人の韓国に対する好感度は、2006年、08年にはそれぞれ73点、64.5点だった。

東アジア研究院は、中国は韓国の政治・経済に大きな影響を与える存在であり、韓国に対するイメージ悪化は深刻な問題だと主張し、
「ここ数年、韓国が米国に接近し過ぎたことが、中国人の不満の原因だ。中国人は『韓国はもっと中国を尊重すべきだ』と考えている」と指摘した。

一方で36.7%の中国人が朝鮮半島の統一を支持し、「支持しないが、反対もしない」と回答した中国人は50.5%に達した。
南北の衝突が発生した際に「北朝鮮を支持する」と回答したのは29.4%、「韓国を支持する」はわずか2%だった。
また、「米国の朝鮮半島問題への介入」には、62.1%が「猛烈に反対」している。

「米韓の同盟関係」に対しては、54.1%が「消極的姿勢」を、20・3%が「積極的姿勢」を示している。
高麗大学の李正南教授は「天安(てんあん)号事件と延坪島事件の発生後、米国の軍艦が黄海海域に侵入したことで、
中国人は米韓同盟に対し消極的な態度を示している」と説明している。(編集担当:及川源十郎)

サーチナ  【社会ニュース】 2011/09/28(水) 16:51
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0928&f=national_0928_229.shtml