【社会】ケースワーカーにGPS携帯電話…暴力・脅迫相次ぎ 堺市

このエントリーをはてなブックマークに追加
1依頼26@初恋φ ★
★ケースワーカーにGPS携帯…暴力・脅迫相次ぎ

堺市は10月から、生活保護業務に従事するケースワーカーを対象に、緊急時に居場所確認が
できる全地球測位システム(GPS)を備えた携帯電話を約70台配備する方針を決めた。
市が22日の市議会決算審査特別委員会で明らかにした。

受給者宅を訪問した職員が殴られるなどトラブルが相次ぎ、職員の安全強化策として踏み切る。
政令市での導入は初めて。

市によると、トラブルは7〜8月に3件あった。男性受給者宅を訪問した女性職員は、
突然、玄関に鍵を掛けられ、体を触られそうになったため、自力で外へ脱出したという。
ほかに、男性職員が別の受給者に刃物で脅されたり、顔を殴られたりし、警察に届け出たという。

携帯電話はボタン一つで各区の保健福祉総合センターに発信し、同時に職員の居場所を自動的に
メールで知らせる。センター職員が現場に駆けつけ、場合によっては警察に通報する。

同市のケースワーカーは計161人。市生活援護管理課は「通常は1人で家庭訪問しており、
女性の割合も大きい。トラブルで訪問をためらうことがあってはいけない」としている。

●ソース:読売新聞 2011年9月23日13時48分
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110923-OYT1T00302.htm