【ジャーナリズム】失言を警戒?野田首相がだんまり、記者団の「ぶら下がり取材」に応じず…説明責任を果たしていない

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野田佳彦首相が記者団の「ぶら下がり取材」に1度も応じていない。記者会見も
2日の就任時に1回しただけで、東日本大震災から半年の節目や鉢呂吉雄前経済産業相の
辞任の際にも会見は開いていない。失言を警戒しているようだが、説明責任を
果たしていないとの批判が出そうだ。

 野田首相は就任会見で、ぶら下がり取材を求められたのに対し「検討する」と
答えていたが、応じる気配はない。官邸を出入りする際に、遠くから記者団が
大きな声で質問を発する「声掛け」も無視されることがほとんど。数少ない例外は、
鉢呂氏辞任の翌11日に立ち止まって「福島県民の心を傷つけた」と頭を下げた時だ。

 藤村修官房長官は「政権発足間もない時期で、情報発信はスローペースかも
しれない」と釈明した。ただ、一方で首相は12日からブログ「官邸かわら版」
を開設し、所信表明演説を終えた感想などを掲載している。

 公明党の漆原良夫国対委員長は「政権が何を考え、どうしようとしているのか
首相は国民に知らせる責務があるのに、ぶら下がりも会見もしないで逃げ回っている」
と批判した。

ソース:http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/09/19/kiji/K20110919001651850.html