【調査】 「自分はリア充じゃない」と思う大学生は26%、その理由は「スイーツ女性と話したことない」「アニメ、ゲームが趣味だから」

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1☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★
・いわゆる「リア充」の定義はどう考えるべきなのか?それに関して、学生に「あなたはリア充か?
 その理由は?」というアンケートを取ったところ(2010年春)、世間の定義とはちょっと違う捉え方も
 出てきた。

 まず一般的なリア充の定義である「つながりのリア充」。これは「彼氏彼女、仲間がたくさんいる」
 「サークル、バイト、インターン、研究会、グルワ、お泊まり会、旅行などやることがたくさんある」
 「他人から見て輝いている」などの理由を挙げた層で、全体の47%。

 もうひとつは、「ひとりで落ち着いて本を読んだり、好きな音楽を聴いたり、散歩したり、時には
 一人旅にでる(…からリア充)」という「やすらぎのリア充」で25%。これはリアルの中で自分の
 心が充実していればリア充と言えるのではないか、という考え方である。

 ちなみに「非リア」と回答したのは26%で、その理由は「スイーツ(お菓子をスイーツと呼ぶような
 女性を意味するネットスラング)女性とは話したことがない」「アニメ、ゲーム好きのオタク
 趣味がある」等だった。

 学生たちの半数近くはリアルのつながりを大切に考えていることが分かった。では、
 そんなつながりが期待できる場所とはどこか? を探るべく、次に「好きな場所とその理由」を聞いてみた。
 結果は、1位「自分の部屋」51%、2位「図書館やサークル部屋のある学校」16%、3位「カフェやレストラン」6%。
 理由としてあげられたのは「平穏である」とか「プライバシーが守れる」19%、「活気がある」11%、「仲間がいる」
 10%などだった。意外にもこの自宅への愛着は「やすらぎ」よりも「つながり」のリア充に多い。安心して
 帰れることのできる自宅があるからこそ、外で人とつながれるのだと言う。

 ネット世界が偶然のつながりを求めてますます広がっていくのに対し、リアル世界では仲間内の
 つながりに閉じてしまい、安心できる場所も少ない……。ネットが世界を大きく包み込むことによって、
 リアル世界はどんどん縮んでしまっているのではないかとさえ思えてくる。
 (小川克彦・慶應義塾大学環境情報学部教授 )(抜粋)
 http://japan.cnet.com/news/society/35007262/