★女子学生遺族の請求棄却 岐阜地裁「暴言の証拠ない」 教授暴言でうつ病自殺訴訟
・東海学院大学(岐阜県各務原市)の女子学生=当時(34)=が教授の暴言で休学し、
2009年1月に自殺したのは大学側が適切な措置を取らなかったのが原因として、
遺族が教授と大学を運営する学校法人神谷学園に約6650万円の賠償を求めた
訴訟の判決で、岐阜地裁(鈴木正弘裁判長)は31日、原告側の請求を棄却した。
判決理由で鈴木裁判長は「教授に暴言があったと認めるに足る証拠はない」と述べた。
訴状によると、女性は08年5月、教授の講義を受けた後に「君は爆弾だよ」などと言われ、
うつ病になり休学した。大学は発言が人権侵害に当たると認め、教授に謝罪させたが、
復学のための環境などを整えず、女性は病状が悪化し、09年1月に自殺したとしている。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110831/trl11083113550005-n1.htm