【政治】「拉致解決する気全くなかった」 朝鮮学校無償化の審査再開、家族会落胆 専門家は「北朝鮮に対する下心の表れではないか」

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1ゴッドファッカーφ ★
菅直人首相が、唐突に朝鮮学校への高校無償化適用の審査再開を指示したことに対し、反対してきた
拉致被害者の家族らは「拉致問題を解決する気がなかった表れだ」と反発と失望を深めている。
「北朝鮮に対する下心の表れではないか」。専門家からは去りゆく首相に対し、そんな声も上がった。

「私たちが訴えていることを分かっていながら、菅首相はそういうことをする方なんだと感じました」

首相の審査再開指示について横田めぐみさん=拉致当時(13)=の母、早紀江さん(75)はこう言って
落胆した。

朝鮮学校では、教科書で拉致問題への取り組みを「反朝鮮人騒動」などと教えており、拉致被害者の
家族会は、朝鮮学校に無償化を適用すれば、「拉致問題について誤ったメッセージを送ることになる」と
教育内容を問わないままの適用に反対してきた。

首相はこうした家族の懸念に全く答えず、むしろ無視したといえる。

田口八重子さん=同(22)=の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(73)は「新しい首相に判断を委ねれば
いいことで、辞めるときにやるべきことではない」と批判。「北朝鮮に制裁している中で国費で朝鮮学校を
支援することになれば、日本は折れてきたと北朝鮮に受け止められかねない。菅首相は拉致問題を
解決する気が全くなかったと思わざるをえない」と憂慮を示した。

家族会は29日、審査再開に抗議する声明を出し、拉致問題を理由に手続きを再停止するよう求めた。

>>2-10につづく)


▼MSN産経ニュース [2011.8.29 23:18]
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110829/edc11082923200004-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110829/edc11082923200004-n2.htm
▽写真=民主党両院議員総会で、代表選立候補者の演説を聞く菅首相(手前)=29日午前、東京都内のホテル
http://sankei.jp.msn.com/images/news/110829/edc11082923200004-p1.jpg