女児の体触り執行猶予中の元教諭採用 宮崎、事実知り契約解除へ
宮崎県綾町が、わいせつ事件で有罪判決を受けて執行猶予中の50代男性元教諭と、
4月から1年間の期間契約職員とする雇用契約を結び、男性を役場の事務職員に採用していたことが
23日、同町への取材で分かった。
同町は採用時に事情を知らず、「執行猶予中の人が公の場で働くことに問題がある」として、
9月1日付での契約解除を決めた。男性は昨年11月、勤務先の小学校で女児の体を触ったとして
強制わいせつ容疑で逮捕され、同月に懲戒免職処分となった。
今年2月に宮崎地裁で懲役2年、執行猶予4年の有罪判決を受けた。
綾町によると、男性は採用時に提出した履歴書に免職の事実を記載せず、
町は8月中旬、外部からの指摘で執行猶予中であることを知った。
男性は免職を記載しなかった理由を「就職先が見つからずに困っていた」と話したという。
産経新聞 2011.8.23 12:08
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110823/crm11082312090012-n1.htm