★経験と知識豊かな人 苫小牧で鳩山前首相 次の党代表で認識示す
民主党の鳩山由紀夫前首相は19日、苫小牧市内で苫小牧民報社の取材に答え、次の
党代表について「度量と度胸があり、党内をまとめられる人材が必要だ」などと述べ、
若手ではなく一定の経験が必要との認識を示した。
鳩山前首相は震災や、衆参で与野党の数が逆転しているねじれへの対応が重要なこと
から「肝が据わった、野党とも協力ができる度量のある人が求められる」と指摘した。
その上で、具体的な名前の言及は避けながら「国難を乗り切るにはそれなりの知識
や経験、精神的な強さが必要では」と述べ、若手より経験豊富なベテランから選ぶべき
との認識を示した。
ただ、復興財源は「安易に増税と結論付けるべきではない。財務省や役人主導ではな
く、政治家主導が求められる」と強調。代表選に名乗りを上げている野田財務相が提唱
する大連立は「野党と何らかの協力は必要だが、(大連立は)民主主義の否定につなが
り兼ねない。基本的に取るべきでない」と真っ向から否定した。
鳩山グループとして「来週中に考え方をまとめ方向性を出す」と述べ、週明けから代
表選に向けた会合を活発化させる考えを示唆した。
■ソース(苫小牧民報社)
http://www.tomamin.co.jp/2011t/t11082004.html