★潘国連総長が韓国で冷遇?「歓迎したのは日本人観光客だけ」=韓国
・韓国と国際連合(UN)の緊密な連携を模索するため、9日に訪韓した潘基文(パン・ギムン)
国連事務総長が、韓国の金浦(キンポ)空港で「世界の大統領」としての待遇を
受けられなかったと、韓国メディアが10日に報じた。
韓国メディアによると、潘総長が9日金浦空港に着いた際、出迎えたのはソン・ヨンギル
仁川市長やミン・ドンソク外交通商部次官・キム・ポンヒョン調整官だけで、まともな
歓迎式典はもちろん、歓迎する韓国人もいなかった。ただ、その時、金浦空港にいた
日本人観光客らが潘総長に向けて、熱い拍手を送ったという。
韓国メディアは、空港で日本人観光客らが潘総長を熱く歓迎する反応から、「“世界の大統領”で
あることを実感できる場面だった」としながら、「しかしわが政府の出迎えは疎かった」と指摘。
また「世界どこへ行っても国家元首級以上の優遇を受ける潘総長が、韓国では冷遇された」とし、
「日本人観光客らの拍手がなかったら、もっと寂しくなるところだった」と伝えた。
ソン・ヨンギル仁川市長は、仁川市庁のホームページを通じ、総理や長官でもなく次官が
代わりに出迎えに出ていたことについて不満を吐露。「潘総長の価値は計算できない。
我が国外交の大きな資産で、我が国の子供たちにとっても未来である。こういう潘総長が
故国を訪問したのに、空港には花束1束さえ持ち出した人がいなかった」とつづった。
一方、潘総長は9日から14日までの滞在期間中に、李明博大統領をはじめとする政界や
韓国の国連機関、メディアなどの関係者らと会談する予定だ。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0811&f=national_0811_038.shtml