東日本大震災の津波でなぎ倒された岩手県陸前高田市の景勝地「高田松原」のマツの木を、千葉県の
成田山新勝寺で「護摩木」と共に焼いて供養することが報道されると、「核廃棄物を持ち込むことは
許さん!」などといった苦情が寺に押し寄せた。高田市のマツを管理するボランティア団体にも抗議が
来ている。
陸前高田市やボランティア団体からは、市への非難や風評被害が広がるばかりで、「もうそっとして
ほしい」といった悲鳴が挙がっている。
■「皮は薪にはしないのに」と地元は憮然
市やボランティア団体は、マツを巡る騒動でバッシングに晒されていることに頭を抱えている。今回の
騒動のあらましはこんな具合だ。
陸前高田市のマツを管理するボランティア団体によれば、2011年6月に大分県の芸術家から、京都
「大文字」で使うマツの木切れが欲しいといわれ、市と協議して提供を決めた。木切れに被災者の願い
事を書いて欲しいという申し出については、市民は復興で忙しい中、疑問もあったが、震災で亡くなった
縁者を思い、また自分達への心遣いに感謝して応じることになった。「生まれ変わったらまたあなたと
再会したい」などと書かれたものが400本近く集まった。
しかし、京都では放射能を心配する府民からの反発が出て、大文字保存会は2011年8月6日、高田市の
マツは使わないと発表した。
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>>2-10につづく)
▼J-CASTニュース [2011/8/15 19:33]
http://www.j-cast.com/2011/08/15104496.html?p=all ※関連スレ
【社会】「放射性物質の心配はない」 被災松、成田山新勝寺へ 9月の「おたき上げ」で護摩木と一緒にたかれる事に★3
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1313337499/