【政治】 「子ども手当」の方針変更、子育て計画に支障をきたす家庭は多い 支給条件の複雑化によって不公平感も

このエントリーをはてなブックマークに追加
1うしうしタイフーンφ ★

★廃止される「子ども手当」は、結局何だったのか? 泥縄政策に翻弄された子育て家庭の“悲喜こもごも”

 実際に子ども手当の方針が変わると、子育て計画に支障をきたす家庭は多い。

「うちには、小学生の子どもが2人いるため、これまで合計2万6000円をもらっていました。だけど10月以降は、
2人で2万円に減額されてしまうのですね……。子ども手当を子育て資金の足しにしようと当て込んでいましたが、
私が残業を増やすしかないんでしょうね。大した金額ではないけど、この不況では6000円だって惜しいですよ」(30代男性)。

 度重なる支給額の変更により、家計の見通しを立てづらくなったという声も。
「頻繁に支給額や支給条件が変わって、何がなんだかわからない。
うちには小学生の男の子が1人いますが、最初の公約では2万6000円と言われていたのに、実際に支給されたのはその半額の1万3000円。
この時点で月謝2万2000円の英会話教室に通わせる計画が頓挫しました。それが今度は、さらに3000円減るということですよね。
だけど、来年第2子が生まれる予定なので、新たに1万5000円もらえることになる。2人合わせて2万5000円になるから、
上の子を英会話に通わせることはできるのか・・・・・・。それはいいにしても、何だかパズルみたいですね(苦笑)」(30代女性)

●方針変更で家計の見通しが立たない 支給条件の複雑化によって不公平感も

 さらに、子ども手当が人間関係の火種になるケースもある。
これまでも、子ども手当の多寡がママ友同士のライバル意識を煽ったという話はちらほら聞こえてきたが、
支給条件がより複雑になることにより、この傾向に拍車がかかるかもしれない。

「職場では、仕事より育児を優先する子だくさんの同僚を指して、
『あの人と給料が同じばかりか、子ども手当まで私より多いなんて許せない』と、ふざけ半分で悪口を言う人もいます。
子ども手当の本来の目的を考えると、そんな議論をしていてはいけないと思うんですけどね……」(30代女性)

(以下略)

ダイヤモンド・オンラインから抜粋 http://diamond.jp/articles/-/13565?page=3