★中国、空母もパクリ!技術盗用にロシア激怒
試験航行に入った中国初の空母。ウクライナ製「ワリャク」の船体を基礎に自主開発
を加えたものだが、ロシア製やオランダ製などとそっくりの装備が目立つ。日本の新幹
線技術などを導入した高速鉄道の開発と同じ「各国技術の寄せ集め」との指摘も出ている。
甲板中央の艦橋最上部には広域を監視できる対空捜索レーダーが煙突のように突き
出ているが、「ロシアのFREGATレーダーの明らかなコピー」(軍事評論家、多田
智彦氏)。船の後部に30ミリ機関砲を備えていることが判明したが、中国メディアは
「オリジナルはオランダの設計」と伝えている。
左舷にはミサイル発射機が設置されているのが見えたが、これも「米国とドイツの共
同開発の近距離ミサイル発射機に似ている」(同氏)。同じ左舷には、艦載機の着陸誘
導に不可欠の「光学着艦誘導装置」が設置されていることが確認できたが、米空母ジョ
ージ・ワシントンなどの装置と似ているという。
空母の要となる艦載機は国産の戦闘機「殲15」で、現在遼寧省瀋陽市で開発中だ
が、この戦闘機はロシア製「スホイ33」とうり二つだ。
空母開発で中国は高速鉄道と同様に、外国の技術をベースに国産化を進めてきた。
しかしスホイ33など「あからさまな技術盗用にロシアは激怒し、中国に何度も抗議し
た」(軍事評論家、平可夫氏)という。
平氏は「高速鉄道と同様に他国の技術をコピーした上、かなり急いで改修したので、
ワリャクは今後いろいろなトラブルが起きる可能性がある」と懸念する。
■ソース(夕刊フジ・共同)
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20110811/frn1108111250000-n1.htm ※写真 パクリだらけ!?と指摘される中国空母「ワリャク」(共同)
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/images/20110811/frn1108111250000-p1.jpg