霧社事件とは
日本側は大砲や機関銃、航空機、毒ガス弾(ルイサイト)などの近代兵器を用いて暴動部族を制圧した。
味方蕃の戦闘員たちに対しては敵蕃の首級と引き換えに懸賞金が支給された。
この措置は日本統治下で禁止されていた首狩りを許可するものであり、懸賞金の対象は蜂起勢の壮丁のみならず、女性、子供まで含まれていた。
この措置は同族間での凄惨な殺し合いを助長したとされる。
戦闘の中で、700人ほどの暴徒が死亡もしくは自殺、500人ほどが投降した。
特にモーナのマヘボ社では壮丁の妻が戦闘のなかで全員自殺する事態となった。
一方、鎮圧側の戦死者は日本軍兵士22人、警察官6人、味方蕃21人であった。
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/霧社事件