【政治】バチ当たり!“KY菅”被爆地で延命パフォーマンスで自画自賛

このエントリーをはてなブックマークに追加
1春デブリφ ★
★バチ当たり!“KY菅”被爆地で延命パフォーマンス

 菅直人首相は6日午前、広島市で開かれた「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(平和
記念式典)のあいさつで、「原発への依存度を引き下げ、『原発に依存しない社会』を
目指していく」と、事実上の「脱原発」宣言。「全力を挙げて取り組む」と二度繰り返
し、政権続行への執着をうかがわせた。犠牲者を追悼する式典で、異例ともいえる政治
パフォーマンスが展開された。

 被爆から66年の「原爆の日」。菅首相は黒いスーツ姿で参列した。
 広島市の松井一実市長が平和宣言で「エネルギー政策の早急な見直し」を求めると、
菅首相もこの流れに続いた。
 あいさつのうち、約3分2は原爆犠牲者の悼み、核兵器の廃絶を訴えるという例年ど
おりの内容だったが、途中で、東京電力福島第1原発事故に触れると、内容は大きく変
わった。
 放射性物質が東日本の広範囲に拡散され、汚染米や汚染牛が大問題となっているの
に、菅首相は「政府は、事故の早期収束と健康被害の防止に向け、あらゆる方策を講じ
てまいりました。事態は着実に安定してきています」などと自画自賛。

 今後のエネルギー政策について、「原子力の『安全神話』を深く反省する。原発への
依存度を引き下げ、『原発に依存しない社会』を目指していく。今回の事故を、人類に
とっての新たな教訓と受け止め、世界の人々や将来の世代に伝えていく」などと語った
のだ。
 そのうえで、原発事故収束や核兵器廃絶、世界恒久平和のために、「全力を挙げて取
り組む」と繰り返した。民主党内で「8月退陣」論が高まっているが、それを吹き飛ば
すような勢いだった。菅首相の式典参列は昨年に続いて2度目。9日の長崎原爆犠牲者
慰霊平和祈念式典にも出席する。
 式典には、過去最多だった昨年の74カ国を下回る66カ国の代表が出席。昨年参列
した国連の潘基文事務総長と米国のルース駐日大使は欠席し、それぞれ代理の出席者が
参列した。
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110806/plt1108061527001-n1.htm