>>438 名古屋大学大学院環境学研究科 古本宗充氏
2004年に、スマトラ・アンダマン超巨大地震が発生した事で、
通説の変更が余儀なくされ、すべてのプレート境界地域で超巨大地震の
可能性を検討する必要が生じたと考えられる。
つまりどの沈み込み帯でも同様の超巨大地震が発生するのであるが、
その間隔が非常に長いために
これまで気づかれていなかった可能性が出てきた。
日本付近で言えば
西南日本から琉球にかけての地域はもちろん,
東北日本弧や、
千島弧,
場合によっては、伊豆〜小笠原弧ですら
超巨大地震発生の対象とするべきであると考える.
----------------------------
宗充, 古本「東海から琉球にかけての超巨大地震の可能性 (PDF)」 、
『地震予知連絡会会報』第78巻、地震予知連絡会、
2007年8月、602-605、ISSN 02888408、2011年3月19日閲覧。
南西諸島の沈み込みに伴い巨大地震が発生するのか? −海底地殻変動観測からの検証 Is the Ryukyu Subduction Zone in Japan coupled or decoupled? -The necessity of seafloor crustal deformation observation (PDF)
第173回地震予知連絡会(2007年5月14日)
議事概要. 地震予知連絡会 (2007年5月14日). 2011年4月1日閲覧。
宗充, 古本 (2007年5月14日). 東海から琉球にかけての超巨大地震の可能性 (PDF). 地震予知連絡会. 2011年4月1日閲覧。
古本, 宗充 『日本をゆるがす超巨大地震』
水谷仁、ニュートンプレス、2007年12月。ISBN 978-4-315-51808-5。2011年4月1日閲覧。
(Newton別冊 連動して発生する巨大地震)
古本, 宗充「M9─超巨大地震:日本の西半分が震源域に!?」、『Newton』第27巻第10号、ニュートンプレス、2007年8月、ISSN 0286-0651、2011年4月2日閲覧。